< 2023年5月 > | ||||||
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地方から東京に出て働いている者は多くいる。九州から、四国から、山陰から、離島から。今回の件を知らない者はない。職場の昼飯の時間にこの話題を振られたとき、高知県出身の人間はどういう態度を返せばよいのだろう。「ホント困ったもんですよね」「田舎はああなんですよ」と言い、「実はうちの田舎でも..」と同種の実話を自虐的に披露して薄笑いし、「へェそうなのか、高知はひどいな」という方向に着地させるしかないだろう。「田舎は厳しいよな、住むところじゃないな」という空気に合わせて場を凌ぐしかない。場に同調して漏らした実話は、尾ひれを付けたネタとして夜の新橋の居酒屋で拡散される。実際、カフェ店長の告発マンガが勢いよく拡散されていたとき、何人もの高知県出身者が登場して嘆きの告白を言い、田舎叩きと高知叩きで沸騰するタイムラインを掉さしていた。半泣きで店長に謝罪していた。
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