< 2024年7月 > | ||||||
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日本時間の 7/14、トランプがペンシルベニア州で演説中に銃撃される事件が起きた。容疑者は20歳の若者トーマス・マシュー・クルックスで、銃撃直後にシークレットサービスによって射殺された。トランプは無事で暗殺は失敗。事件は謎が多く不審な点だらけであり、現時点で真相は明らかになっていない。なぜ、あんな至近距離の位置にライフルを所持した容疑者が近づくことができ、狙撃ポイントとして絶好の建物の屋根に上ることができたのか。上空にドローンを飛ばして監視しているはずなのに、捕捉してアラームを発信できなったのか。報道によると、銃撃の2分前にシークレットサービスは容疑者を発見しながら何も対応せず放置していて、7/22 の議会公聴会でもチートルが厳しく追及されていた。杜撰というレベルを通り越して、何か異常な気配を感じる。チートルの隠蔽に徹する態度も不自然だ。
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バックナンバー 2024年07月分 会員登録する7/7 に東京都知事選の結果が出て2週間近く経ったが、3位落選した蓮舫に対して右翼からバッシングの嵐が執拗に続いている。その苛烈な誹謗中傷に便乗して、掉さすように、朝日新聞が蓮舫叩きの攻撃を繰り返し、今週(7/14-20)のネット空間の最大の事件と話題となった。7/9 に朝日が載せた鈴木涼美の寄稿は、悪意に満ちた下品な嫌がらせの内容で、X上では女性を中心に大きな反発が広がった。続けて、7/15 に政治部記者の今野忍が、蓮舫に対してX(引用ポスト)で直接に難癖をつける暴言の挙に出たが、その不遜で悪質な挑発行為への批判が爆発的に広がり、朝日新聞への抗議が殺到する。購読をやめるという声が続出し、翌 7/16、今野忍はその場凌ぎの釈明を上げてXの更新中断に入った。一方、蓮舫は 7/16 に弁護士と相談、朝日に対して質問状を発すると宣告する。
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バックナンバー 2024年07月分 会員登録する7/4 に行われた英国の総選挙で労働党が大勝し、14年ぶりの政権交代を実現した。また、その3日後の 7/7 に行われたフランス国民議会選挙の2回目投票で、事前の予想を覆し、メランション率いる左派連合(新人民戦線)が第一党に躍り出た。大番狂わせの快挙を果たした。日本のマスコミ報道やネット記事では、この二つの選挙結果について正しく意義を認める議論はなく、(現在の支配的思想である)右翼ネオリベの視角からの矮小化とミスリードの言説ばかりが溢れている。専門家を名乗る者たちによる佞悪な洗脳工作ばかりでうんざりする。まず、英国の総選挙から見ていこう。最も注目するべきは、首相就任後に官邸前で行った最初の演説で「労働者階級の出身であることを政権運営に生かす」と述べた点である。世界が注目する第一声で、きわめて印象的で象徴的な言葉を残した。
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バックナンバー 2024年07月分 会員登録する7/7、 東京都知事選の投開票があり、小池百合子が圧勝、石丸伸二が次点、蓮舫が惨敗という結果に終わった。悄然とさせられるが、蓮舫陣営の敗因分析を中心に論評したい。蓮舫が出馬宣言したのは 5/27 で、公示日 6/20 の3週間前である。 当日、都議会で小池百合子の演説があり、知事選への立候補を表明するのではないかと噂されていて、蓮舫がタイミングをぶつける策に出たのだった。怯んだ小池百合子は回避して待機作戦に後退し、一時は立候補を断念するのではないかという憶測まで立っていた。この時点で勝負は五分五分であり、むしろ 4/27 の3補選に勝利した野党陣営に弾みがついて優勢の感があった。国会では自民党裏金問題への追及が続き、マスコミも岸田政権叩きで連日報道を埋めていて、誰もが都知事選は3補選の民意が継続して反映されると考えていた。
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バックナンバー 2024年07月分 会員登録する先月、遠藤誉が「Nature の研究ランキング『トップ10』を中国がほぼ独占」と題した記事を書いた。Nature 誌を発行する英国の出版社が、科学技術研究における各国の大学・研究機関の実力をランキングしていて、その最新版の報告書の紹介である。Nature Index と呼ばれる世界トップクラスの研究成果のデータベースがあり、2023年に発表・収録された7万5000本の論文の貢献度を基準指標を元に測定し、著者の研究拠点を番付したものである。冒頭にトップ10の表を掲げていて、中国の大学・研究機関が7つも入っている。第1位は中国科学院。昨年に続き、米ハーバード大学を抑えて首位を維持した。この事実は日本のマスコミでは報道されていない。
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