< 2024年7月 > | ||||||
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7/4 に行われた英国の総選挙で労働党が大勝し、14年ぶりの政権交代を実現した。また、その3日後の 7/7 に行われたフランス国民議会選挙の2回目投票で、事前の予想を覆し、メランション率いる左派連合(新人民戦線)が第一党に躍り出た。大番狂わせの快挙を果たした。日本のマスコミ報道やネット記事では、この二つの選挙結果について正しく意義を認める議論はなく、(現在の支配的思想である)右翼ネオリベの視角からの矮小化とミスリードの言説ばかりが溢れている。専門家を名乗る者たちによる佞悪な洗脳工作ばかりでうんざりする。まず、英国の総選挙から見ていこう。最も注目するべきは、首相就任後に官邸前で行った最初の演説で「労働者階級の出身であることを政権運営に生かす」と述べた点である。世界が注目する第一声で、きわめて印象的で象徴的な言葉を残した。
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