JRA 地方競馬 厳選
< 2024年11月 > | ||||||
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サトノクラウン産駒は、道悪をこなす馬が多いです。
まず今週の天気予報を確認すると、土曜の京都は雨予報となっており、道悪での競馬が予想されますが、そうなった時に有利になるのがヴーレヴーではないかと見ています。
馬場状態 | サトノクラウン産駒 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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芝・ 良 | 29- 35- 33-463/560 | 5.2% | 17.3% | 49 | 99 |
芝・稍重 | 6- 3- 5- 78/ 92 | 6.5% | 15.2% | 96 | 49 |
芝・ 重 | 1- 3- 3- 36/ 43 | 2.3% | 16.3% | 10 | 122 |
芝・不良 | 0- 1- 0- 8/ 9 | 0.0% | 11.1% | 0 | 228 |
ヴーレヴーの父サトノクラウンは、現役時代に時計の掛かる馬場での勝負を得意にした馬でしたが、その子供たちの成績を見ても、重馬場~不良馬場など時計の掛かる馬場で、複勝回収率100%を超えていました。
ヴーレヴーはこれまで重馬場、不良馬場で走ったことがありませんが、この馬と同じサトノクラウン産駒で母父マンハッタンカフェという、タスティエーラは重馬場の皐月賞で強い競馬をしており、この馬も道悪をこなせる可能性は高いです。
騎手所属 | 芝の良馬場(過去5年) | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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美浦 | 2667- 2922- 3049-35742/44380 | 6.0% | 19.5% | 68 | 69 |
栗東 | 4403- 4170- 4115-39410/52098 | 8.5% | 24.4% | 73 | 74 |
外国 | 307- 259- 210- 1333/ 2109 | 14.6% | 36.8% | 75 | 81 |
短期免許の外国人騎手は、道悪で成績を上げてきます。
まず芝の良馬場におけるザックリした騎手別のデータを見ると、良馬場でも十分良い成績を残している短期免許の外国人騎手ですが、これが道悪になると明らかに成績を上げてきます。
騎手所属 | 芝の稍重~不良(過去5年) | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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美浦 | 849- 913- 899-11051/13712 | 6.2% | 19.4% | 74 | 74 |
栗東 | 1379- 1342- 1339-12697/16757 | 8.2% | 24.2% | 77 | 75 |
外国 | 81- 53- 62- 347/ 543 | 14.9% | 36.1% | 91 | 78 |
こちらが芝の道悪におけるザックリした騎手別の成績ですが、先程は70%ほどしかなかった単勝回収率が、道悪は90%以上まで跳ね上がっていました。
シュタルケ騎手 | 芝での成績(過去5年) | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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良馬場 | 12- 10- 10- 87/119 | 10.1% | 26.9% | 53 | 71 |
稍重~不良 | 8- 6- 7- 34/ 55 | 14.5% | 38.2% | 209 | 86 |
ヴーレヴーに騎乗するシュタルケ騎手も同じような傾向にある騎手で、良馬場では水準以下となる回収率ですが、稍重以上になると単勝回収率200%を超える激走率の高さです。
シュタルケ騎手はドイツを始めとしたヨーロッパで活躍する騎手です。日本に比べるとタフなヨーロッパの芝で、馬を我慢させる競馬を主戦場としているせいか、日本の道悪で馬を我慢させるような乗り方もお手の物というわけでしょう。
前走騎手 | 着別度数(京都時) | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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継続騎乗 | 5- 4- 4-31/44 | 11.4% | 29.5% | 403 | 158 |
乗り替り | 2- 3- 3-41/49 | 4.1% | 16.3% | 43 | 64 |
またこのレースは継続騎乗馬が非常に良い成績を残している傾向にもあり、有力な騎手が不在の今回において、シュタルケ騎手の継続騎乗というのも心強い材料になるでしょう。
追い切りの内容を見ても、1週前にCW6ハロン79.4秒で自己ベスト更新。最終追い切りも不良馬場を物ともせず坂路で加速ラップを踏んでいました。
前走が一杯に追ってなんとか坂路で失速せずに済んだという感じだったことを考えれば、今回は前走以上があってもいいかもしれません。デビューから使い詰めですが一戦ごとに調教での動きは良くなっています。
不良馬場だった最終追い切りの動きを見ても、道悪を苦にするタイプではないでしょうし、ここはこの馬を本命にしたいと思います。
ディスクリートキャット産駒は、道悪を得意にしています。
まず今週の天気予報を確認すると、土曜の東京は雨予報となっており、道悪での競馬が予想されますが、そうなった時に有利になるのがエイシンワンドではないかと見ています。
馬場状態 | ディスクリートキャット産駒 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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芝・ 良 | 23- 23- 25- 345/ 416 | 5.5% | 17.1% | 62 | 80 |
芝・稍重 | 6- 6- 7- 65/ 84 | 7.1% | 22.6% | 58 | 125 |
芝・ 重 | 4- 3- 4- 26/ 37 | 10.8% | 29.7% | 66 | 118 |
芝・不良 | 1- 1- 1- 6/ 9 | 11.1% | 33.3% | 157 | 148 |
エイシンワンドの父ディスクリートキャットは、芝の道悪で好成績を残している種牡馬で、実際のデータを見ても稍重以上では全て複勝回収率100%以上。不良馬場まで悪化すると単勝回収率も100%を超えてきます。
ディスクリートキャット産駒で重賞を勝ったのは、オオバンブルマイとこの馬ですが、オオバンブルマイは良馬場だったこのレースと道悪のアーリントンカップ。そしてエイシンワンド自身も重馬場の小倉2歳ステークスを勝っています。
エイシンワンドが道悪になって嬉しいタイプなのは間違いないでしょう。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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逃げ | 1- 2- 0- 7/ 10 | 10.0% | 30.0% | 344 | 218 |
先行 | 5- 4- 7- 20/ 36 | 13.9% | 44.4% | 221 | 143 |
中団 | 4- 3- 3- 42/ 52 | 7.7% | 19.2% | 27 | 58 |
後方 | 0- 1- 0- 35/ 36 | 0.0% | 2.8% | 0 | 3 |
京王杯2歳ステークスは、前に行っての粘りこみ勝負になりやすいです。
まずこのレースの脚質別データを見ると一目瞭然。逃げ先行が単勝複勝ともに回収率100%を超えています。複勝率30%以上というのも東京芝としては珍しい傾向です。
このレースは直線の長い東京芝でも、前に行った馬の粘りこみが目立っています。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
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サンデー系 | 4- 7- 3- 48/ 62 | 6.5% | 22.6% | 31 | 66 |
非サンデー | 6- 3- 7- 56/ 72 | 8.3% | 22.2% | 151 | 88 |
そんな前に行っての粘りこみ勝負になりやすい京王杯2歳ステークスにおいて有利になるのが、非サンデー系の馬たちです。
サンデー系、非サンデー系というザックリした種牡馬別データを見ると、複勝率以外は全て非サンデー系の方が上の成績になっていました。
末脚勝負となればスピードに長けるサンデー系の出番ですが、前に行っての粘りこみ勝負では非サンデー系のスタミナパワーが重要になってくるというわけです。
道悪での勝負が予想される今年は、特に非サンデー系のスタミナパワー。前に行っての粘り強さが重要になってくるかなと見ています。
追い切りの内容を見ても、今回の1週前追い切りで坂路50.8秒。これまでの自己ベストを2秒以上更新する素晴らしい動きとなっていました。
この時、併せた古馬2勝クラスの馬が付いていけないといった様子を見せるなど、この時期の2歳とは思えない動きです。
重賞を勝った前走以上の状態なのはもちろん、非凡な素質を秘めているのも間違いないでしょう。
得意の道悪にもなりそうな天気予報ですし、ここはこの馬を本命にしたいと思います。