事後公開します。
■調教診断(上位2頭抜粋)
■[7-]ステルヴィオ 2着
南Wで2頭併せで軽く仕掛けられて併入。気合乗りが良く、並んだら抜かせない勝負根性がある。2ヶ月ぶりになるが、デキは高いレベルで安定。
■[6+/]ダノンプレミアム 1着(唯一の/評価)
栗CWで2頭併せで軽く仕掛けられて併入。大きなストライドで首を使ってラスト11秒台。まだ芯が入りが少し甘いが、前走より若干良化。
■有力馬診断
■[6+]ステルヴィオ 2着
東京芝1600mの新馬戦を4番手からメンバー最速の34.2秒で抜け出して1分34秒8で優勝。直線でルメール騎手が鞭を入れるとすぐに反応してスパッと抜け出した。3、4、5着馬はその後未勝利戦を勝ち上がっている。前走コスモス賞は大外から早めに捲り、メンバー2位の35.8秒で差し切って1分51秒3で優勝。雨でかなり重い馬場だったが、大外を回っていい脚を長く使い、地力があることを示した。東京芝1600mの新馬戦を勝ったため、本来なら新潟2歳Sに向かうが、新潟2歳Sは同馬主のフロンティアが制している。札幌に輸送してコスモス賞を使ったが、札幌2歳Sに使う手もあった。札幌2歳Sは同馬主のロックディタウンが制している。社台は素質馬を使い分けているのである。
新馬戦からルメール騎手を乗せているように社台の期待がない訳ではない。父ロードカナロアは社台スタリオンステーションで種牡馬になり、2015年に国内最多種付け頭数267を記録。初年度となる今年は13頭が勝ち上がっているが重賞は未勝利。札幌2歳Sではロックディスタウンがオルフェーヴル産駒初の重賞制覇を飾った。土曜は渋った馬場になりそうだが、前走コスモス賞で重馬場を経験したのは強み。エアレーション作業をしたときは開幕週でも外差しが決まる傾向がある。東京芝1600mで行われた過去8年で1~4枠は[1-1-2-31]。連対馬は5枠より外枠に集中している。想定外の馬場でなければ、外枠は不利ではない。外枠から中団あたりにつければ、直線で抜け出してくる。
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調教診断は7頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。