事後公開します。
■調教診断
■[6+/]ブレスジャーニー 3着
栗CWで2頭併せで一杯に追われて先着。重心の低いフットワークで最後までしっかり伸びた。2週連続一杯に追って攻めている。叩いて良化した。
■[6+/]デニムアンドルビー 2着
栗CWで3頭併せで馬なりのまま少し遅れた。軽快なフットワークでラスト11秒台。身のこなしに切れがある。結果は出ないがデキは上向き。
■[6+-]サトノクロニクル 1着
栗CWで2頭併せで馬なりのまま少し遅れた。1週前にCWで追われて直前は余力残し。少し頭が高いが、こういうタイプ。デキ落ちはない。
■有力馬診断
■[6+]デニムアンドルビー 2着(穴馬)1位評価
ジャパンCと宝塚記念で2着がある実力馬。角居調教師は能力を高く評価し、3歳のフローラSから今年のフェブラリーSまで18戦連続でG1、G2しか出走させず、4歳時は名牝ブエナブスタが歩んだのと同じローテーションだった。初めてのG3となった今年の中山牝馬Sは後方からメンバー2位タイの33.7秒で追い込んで0.2秒差の5着。2戦目のG3となった鳴尾記念は後方からメンバー3位タイの33.9秒で伸びて0.4秒差の6着。馬体12キロ増で太め残りだった。今秋はG2を使われ、オールカマーはメンバー2位タイの33.5秒で追い込んで0.5秒差の8着、AR共和国杯は最後方からメンバー2位の35.3秒で追い込んで0.9秒差の8着。位置取りが後ろ過ぎて着順は悪いが、速い上がりを繰り出している。
阪神芝は[2-3-0-3]でローズS1着、宝塚記念&阪神大賞典2着がある。阪神芝2000mの未勝利戦は最後方から徐々に進出して直線に向くとメンバー最速の34.3秒で外から一気に差し切って2馬身差で圧勝。最後の直線でガツンと加速し、他馬が一瞬止まって見えた。これは阪神コースの適性が高いことを示している。宝塚記念では前半5F62.5秒のスローペースで後方2番手からメンバー最速の34.0秒でラブリーデイにクビ差の2着に突っ込んでいる。緩い流れで強烈な末脚を繰り出すタイプ。7歳牝馬で引退は近そうだが、今回は同コースの未勝利戦を勝ったときに騎乗していたCデムーロ騎手を乗せてきた。開幕週で完全前残りにならなければ、強烈な末脚で復活Vがありえる。ラストランVになるかもしれない。
---
調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。
今秋の重賞は3歳馬が大活躍。3歳馬が1、2番人気に支持されている。
3歳馬があっさり古馬の壁を越えてワンツーを決めてもおかしくないが、
2頭とも芝2000mは初めてで小回りコース向きなのかどうか?
有力馬診断には「一発の条件」が揃った2頭を取り上げました。
この2頭で決着したら、時期的にカニを食べに行くか(笑)