先週のダービーは
ダノンキングリー自信の◎、
皐月賞で僅差の3着に好走した時点で◎は決めていた。
血統的に
皐月賞からの上積みが大きかった上に、
外厩の観点からも「ダービーでこそ」の馬。
今回は◎を打たない理由がなかったのである。
(詳細はこちら→
皐月賞以上の走りは確実と明記したダノンキングリー)
一方で
2番人気ヴェロックスは、
皐月賞よりパフォーマンスを落とすと明記。
連対までは来れない確信はあったので迷わず無印、
少なくとも
ダノンキングリーに先着することは考えづらい状況。
新聞では
上から下まで重い印がビッシリと並んでいたが、
血統をかじっていれば積極的に狙うことはない大人気馬。
結果はダノンキングリーに
2馬身半も突き放されての3着、
分析通りに完敗したのである。
サートゥルナーリアは自滅したが、
ヴェロックスは
ちゃんと走っても厳しいことは明らかだった。
以下は自身のメルマガからの抜粋文、
これを読んでヴェロックスの馬連(馬単)を買う人間はいないだろう。
皐月賞(2着)よりパフォーマンスを落とすということは、
頑張って3着が精一杯なのだから。
今後の馬券検討に役立つ内容でもあるのでお見逃しなく。
(新種牡馬ジャスタウェイに関するデータは必見)
3強の一角ヴェロックスは無印、
能力上位は百も承知だが適性面で疑問。
まだ1世代のみなので言い切ることはできないが、
ジャスタウェイ産駒は総じて小回り向き。
父ハーツクライとは異なった傾向、
器用に立ち回れる産駒が目立つことに気が付いている方も多いはず。
ワイルドアゲイン(ジャスタウェイの母父)の影響が出ているとすれば、
小回り向きだというのはあながち間違っていないだろう。
ジャスタウェイ産駒はこれまで芝のOP、重賞で11連対しているが、
内7連対が「直線の短いコース」
直線の長いコースでも4連対しているが、
その内の2連対は「単勝1倍台」で2着。
中京2歳Sのエイシンゾーン(2番人気2着)は7頭立てだった上に、
勝ち馬に3馬身ちぎられている。
直線の長いコースのOP、重賞において、
ジャスタウェイ産駒は高いパフォーマンスを見せていない。
産駒初の重賞好走は函館2歳Sのラブミーファイン。
(7番人気ながらハナ差2着。言うまでもなく函館の直線は短い)
特に「小回り2000M」に強く、
アドマイヤジャスタはホープフルSでサートゥルナーリアの2着。
ヴェロックスは京都や阪神の内回り2000M(若駒Sと若葉S)で連勝し、
中山内回り2000Mの皐月賞でサートゥルナーリアの2着。
つまり現3歳世代の「小回り2000MのG1」2鞍は、
(ホープフルSと皐月賞)
共にジャスタウェイ産駒が連対しているのだ。
(サートゥルナーリアがいなければ2鞍共に勝っていたか)
ヴェロックスはジャスタウェイ産駒らしい戦歴、
パフォーマンスの上げ下げが血統通り。
キャリア6戦をデビューから順に振り返ってみると、
新馬は小回りの小倉で8馬身差の大楽勝。
2戦目は阪神外回りの野路菊Sで単勝1.4倍に支持されるも2着、
3戦目も直線の長い東京の東スポ杯で4着止まり。
僅差の4着とはいえ能力的に勝たなければならない相手。
(上位3頭はニシノデイジー、アガラス、ヴァンドギャルド)
4、5戦目は京都や阪神の内回り2000M(若駒Sと若葉S)で圧勝、
6戦目は中山内回り2000M(皐月賞)でサートゥルナーリアに迫った。
直線の短いコースでのパフォーマンスは圧巻だが、
直線の長いコースでは一息。
確かに野路菊Sや東スポ杯時とは馬が変わっているが、
それを差し引いても明らかに小回り向き。
人気薄ならまだしも大人気馬が「東京不向きの疑い」がある以上、
積極的に買うわけにはいかないだろう。
文字通り「ハイリスクローリターン」
それならば消える方に懸けた方が得策。
その(消える)根拠がある上に、
ライバル2頭はパフォーマンスを上げてくる可能性が高いのだから。
ジャスタウェイ産駒の成績をOP、重賞に限定せず、
純粋に東京芝と中山芝で比較しても、
好走率、回収率共に中山芝が東京芝を上回っている。
(3着内率は倍近い水準)
特に指標として最も有効な複勝回収率は、
(数字が安定しやすいので)
中山芝が80%に達している一方で、
東京芝は僅か22%しかない。
ちなみに東京芝は単勝回収率も20%台、
人気を裏切ることも多くなっている。
つまりジャスタウェイ産駒を東京芝で買い続けると、
資金は大幅に減ってしまうということ。
血統通りなら今回のヴェロックスは、
中山の皐月賞よりパフォーマンスを落とすことになる。
年明け後の3戦は全て小回り使用で適性がうやむやになっているが、
血統、馬柱共に「直線の長いコースは良くない」と言っている。
陣営も「小回り向き」だというのはわかっているはず、
だからこそ皐月賞は「メイチ仕上げ」だったのではないか。
デビュー以来最低馬体重で挑んでいた。
(若駒Sとの比較で-12キロ。となると反動の懸念も。しかも年明け4戦目)
以上がメルマガからの抜粋文。
ヴェロックスは分析通りにパフォーマンスを落としたわけだが、
(勝つシーンは一度も作ることができず)
もう1頭のジャスタウェイ産駒アドマイヤジャスタに至ってはシンガリ負け。
(なぜ4番人気だったのかは謎だが)
ヴェロックスは
皐月0.0差→ダービー0.4差、
アドマイヤジャスタは
皐月8着→ダービー18着。
まさにジャスタウェイ産駒らしい流れ、
ヴェロックスもアドマイヤジャスタも
「血統に忠実な馬」
まだ1世代のみのデータなので今後の動向に注視していきたいが、
現時点での
「ジャスタウェイ産駒との付き合い方」は明確。
父ハーツクライの特徴と
一緒くたに考えると痛い目に合う、
それを改めて教えてくれた今年のダービーであった。
先週は目黒記念でも
断然人気ブラストワンピース無印、
メルマガでは
人気を裏切る可能性が高いと明記。
結果は
単勝2.2倍で掲示板にすら載れずに8着、
完全に「お客さん」だったのである。
今週の安田記念にもありがたいことに
危険な人気馬は複数存在、
新聞で印がビッシリと並ぶだろうが喜んで消させていただく。
ブラストワンピースのように
人気を吸うだけ吸ってとんでくれるはず、
少なくとも人気以上に走ることはないだろう。
どの大人気馬が
「お客さん」なのか?
詳細は
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