レシステンシア、メイケイエール、サリオス全て無印の理由

2022-03-31 19:00:00
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直近３年（１９年４月～２２年３月）のＪＲＡ平地Ｇ１において、
３連単１００万馬券の大波乱となったのは２レース。

それは昨年のエリザベス女王杯と先週の高松宮記念だが、
自分がメルマガで配信した印は以下の通り。

＜エリザベス女王杯＞
◎レイパパレ
○ランブリングアレー
▲ステラリア２着（７番人気）
☆アカイイト１着（１０番人気）

＜高松宮記念＞
◎グレナディアガーズ
○ロータスランド２着（５番人気）
▲ライトオンキュー
☆ナランフレグ１着（８番人気）
△キルロード３着（１７番人気）
△ファストフォース
注クリノガウディー

どちらも上位人気を消しまくった上、
（エリザベスは２、３、４、５番人気無印、高松宮記念は１、２、４番人気無印）

エリザベスは印４頭中２頭のワンツーで馬連５１８倍、
高松宮記念は印上位５頭中３頭で１～３着を独占して３連単２７８万馬券。

どちらも大ホームランを狙った買い目、そして想定通りに荒れてくれたわけだが、
どちらもタテ目で外すという悲しい結果。

馬連勝負としたエリザベスは凡ミス、印４頭まで絞れた上に４頭中３頭が人気薄、
無理をする必要がない状況、どう考えてもＢＯＸ買いが正解だった。

○▲☆の馬連３点は全て万馬券で資金を全く圧迫しないのだから。
（それぞれ１１４倍、３４４倍、５１８倍）

あの４頭に絞れた時点で勝利を確定できたはずだが、
買い目も絞ってしまい一撃炸裂ならず。

６月末まで続く春のＧ１シリーズ、
必殺の人気馬斬りを駆使して今度こそ伝説を作りたい。

高松宮記念のレシステンシア（単勝２．２倍）のように、
堅軸と思われている馬が実は相当に危険という状況は大回収のチャンス。

今春のＧ１戦線も消える人気馬シリーズを堪能していただきたい、
データや印を参考に買い目を決めるなどメルマガの使い方は様々。

というわけで本日のランキング内では、
枠順発表前の大阪杯の大穴候補その２を紹介中。

デビュー以来最も人気薄での出走となりそうなこの馬。
（↓ここをクリック）

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（競馬・データ理論のカテゴリーで１０位付近）

では本日の本題に入る。

自分は全ての勝負レースで厳選した３つの有効データ（Ａ～Ｃ）をお伝えしているが、
先週の高松宮記念はＡ～Ｃをクリアしていた馬が７頭、

７頭の人気は３、５、８、１２、１４、１６、１７番人気、
つまりＡ～Ｃの観点から今年の高松宮記念は波乱必至だったと言える。

何せ単勝２．２倍の圧倒的１番人気に支持されたレシステンシアをはじめ、
２番人気メイケイエール、４番人気サリオスがＡ～Ｃのいずれにも該当せず。

それどころか一桁人気で該当していたのは３頭のみで、
該当馬７頭中４頭が「１２番人気以下」だったのだから。

そしてＣ→Ａ→Ａの順に入線して２７８万馬券、
大波乱となったわけだがデータ的には順当な結果。

馬自身の観点では減点材料がなかったメイケイエールが掲示板を確保した一方で、
馬自身の観点でも危険だったレシステンシア、サリオス。

Ａ～Ｃをクリアできていないことと合わせてダブルパンチの状況、
レシステンシアは断然人気で掲示板にも載れず、サリオスは好枠で１５着に惨敗。

サリオスは誰でも簡単に消せるとして、
（古馬になってからのサリオスは自分のメルマガで常に危険馬に指名されている）

レシステンシアは前走を終えた時点で芝１４００Ｍ以下（４－３－０－０）
こういう戦歴（きれいな馬柱）は新聞で◎が並びやすい。

しかしＡ～Ｃの観点から昨年（２着）以上に走れる根拠に乏しかった上、
血統的に下降線に入っていても不思議ではないとお伝えした。

勝ったら快挙なのに圧倒的１番人気ではハイリスクローリターンすぎる状況、
データを知らないというのは恐ろしいと改めて認識した次第。

以下は自身のメルマガからの抜粋文、
歴史的名馬は別として競走馬は血統に逆らえない。

今後の馬券検討に役立つ内容でもあるのでお見逃しなく。
（ダイワメジャー産駒の古馬との付き合い方は必見）

最後に人気のレシステンシア、サリオスについて、
まずはレシステンシアから。

ダイワメジャー産駒は国内外の芝Ｇ１を９勝しているが、
内８勝は２～３歳時に挙げたもの。

芝Ｇ１の２、３着もほとんどが２～３歳時、
ダイワメジャー産駒は早い時期に滅法強いのだ。

７年前には２歳リーディングを獲得したほど。
（この部門の常勝ディープインパクトを撃破）

代表産駒アドマイヤマーズは３歳時に人気薄で香港マイル優勝。
（日本では単勝１３倍、香港では単勝２７倍の人気薄）

日本の３歳馬が海外Ｇ１を勝ったのはシーザリオ以来史上２頭目、
日本の３歳馬による海外古馬Ｇ１勝利は史上初だった。

香港マイルを３歳馬が勝ったのも史上初、さすがダイワメジャーというほかない。
（この年の香港マイルは単発で予想提供、アドマイヤマーズ◎で回収率７４６％）

一方で４歳以上のダイワメジャー産駒の国内芝Ｇ１成績は（１－３－２－５０）
リーディング上位の常連ダイワメジャーの成績とは思えないほど低調。

３着内率１１％、単勝回収率１３％、複勝回収率３０％、
勝ったのは８年前の高松宮記念のコパノリチャードのみ。

２着も僅か２頭しかいない。
（ダイワマッジョーレ、レシステンシア）

前記アドマイヤマーズも古馬になってからは一度も連対できずに引退。
（マイルＣＳ３着、香港マイル３着は血統的に大健闘）

ダイワメジャーは成長力も兼備している種牡馬だが、
最大の武器は完成度の高さ。

それが生かせなくなる４歳以降は「Ｇ２、Ｇ３級止まり」となることが定番、
Ｇ１で連対まで来ることは滅多にない。

基本的に「ダイワメジャー産駒の古馬」はＧ１以外で買えば良し、
Ｇ１では３着内率１１％、何も考えずに消しても大体正解。

古馬になってからのレシステンシアはＧ２、Ｇ３で（２－０－０－０）
一方でＧ１・４戦は（０－３－０－１）※海外含む

ダイワメジャー産駒らしい戦歴と言えるが、
昨年の高松宮記念２着は人気を下回る着順だったとはいえ立派。

ダイワメジャー産駒の古馬による芝Ｇ１連対は８年ぶりだったのだから。
（４歳春に高松宮記念を勝ったコパノリチャード以来）

秋もスプリンターズＳ２番人気２着、香港スプリント２番人気２着、
これだけＧ１戦線で活躍し続けるダイワメジャー産駒の古馬は初めて。

しかし血統的に伸びしろ疑問、そろそろ下降線に入っても不思議ではない、
５歳を迎えたダイワメジャー産駒がＧ１を勝ったら史上初の快挙。

昨年に比べて相手関係が楽になっているとはいえ、
１番人気（しかも１本被り）で買うのは割に合わない。

好走条件の観点からも昨年以上に走れる根拠に乏しい、
今年はＡ～Ｃのいずれにも該当していない。

昨年は３着内率７９％を誇る「Ｂ」に該当していたので、
ダイワメジャー産駒の古馬ということを承知で印を回している。

続いてサリオスだが、
同馬は「母系にダンチヒとニジンスキーを併せ持つハーツクライ系」

この配合馬は早い時期に完成する傾向で成長力は今一つ、
上記配合で重賞連対した馬は延べ９頭。

そのほとんどが２～３歳時に活躍、
その後は意外なほど（ハーツクライ系とは思えないほど）伸び悩んでいる。

サリオスを除く８頭は以下の面々。
（カッコ内は最後の重賞連対例、現役馬は現時点でのもの）

グラティアス（３歳春の京成杯１着）
ダノンベルーガ（３歳春の共同通信杯１着）
ワーケア（３歳春の弥生賞２着）
ヴェロックス（３歳秋の神戸新聞杯２着）
ワンアンドオンリー（３歳秋の神戸新聞杯１着）
ダノンザキッド（３歳秋のマイルＣＳ３着）
サトノクロニクル（４歳夏の小倉記念２着）
シャドウディーヴァ（５歳秋の府中牝馬Ｓ１着）

成長力を見せているのはシャドウディーヴァぐらい。
（同馬は府中牝馬Ｓで２年連続◎を打っているように晩成牝系出身というのが大きい）

現３歳のダノンベルーガはクラシックを賑わせそうな逸材、
サリオスも配合通りと言える完成度の高さを見せてきた。

３歳秋の毎日王冠まで（４－２－０－０）とパーフェクトな戦歴、
その後は（０－０－１－４）と古馬になってトーンダウン。

昨年は大阪杯も安田記念もマイルＣＳも危険な人気馬に指名したが、
今回も相変わらず人気、好走条件（Ａ～Ｃ）もクリアしていないので無印。

そもそもハーツクライ産駒にスプリント重賞は忙しい、
同産駒は芝１２００Ｍ以下のＯＰ、重賞で（２－２－２－６８）

馬券に絡んだのはツルマルレオン（２回）とペイシャフェリシタ（４回）の２頭のみ、
Ｇ１、Ｇ２では全滅となっている。

以上がメルマガからの抜粋文。

レシステンシアやサリオスが該当した血統データは、
自身のメルマガではお馴染みのデータ。

いかにも軸として信頼できそうなレシステンシアが大人気になるのは仕方ないとして、
（Ｇ１の単勝２倍台前半を完全無印にするのは高度な技術が必要）

サリオスの人気が一向に落ちないのは不思議だが、
相手弱化で人気落ちのタイミングがあれば狙いたい。

自身のメルマガ（１レース１万文字以上）は当該レースだけでなく、
他レースの馬券検討に役立つ、覚えておいて損はないデータが満載なのも特徴。

トレンドの外厩データを含めた人間面のデータなど、
血統（牝系や配合）以外のデータも紹介している。

他人が知らない情報（データ）を知っているというのは大きな強み、
少なくとも他の馬券購入者に比べて優位に戦えるだろう。

分析やデータを参考に買い目を決めるなど、
メルマガの使い方は会員様によって様々である。

消える人気馬を知りたい方も必見、人気馬を沈める恐怖のデータを数多く所有。
（これが目当てでメルマガを購読している方も多い）

さて今週の２重賞で消えるのは果たしてどの人気馬か？
いずれにしても４月も数々の独自データを惜しみなく披露するので乞うご期待。

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