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北九州記念の穴候補その2は一番下。
(ランキング内で発表中、
血統的に伏兵の立場でこそのあの馬)
昨日の帝王賞はセラフィックコールの単勝1点勝負、
最終的に3.5倍、つまり的中すれば
回収率350%。
結果は見せ場すら作れない内容で完敗、
序盤からひたすら
砂を被り続けて何もできず。
大井の外回りコース、外々をぐるっと回ってきてほしかったが、
内に入れた時点で終了、同馬にとって
最悪のレースになってしまった。
レーン騎乗で勝った19年の
オメガパフュームのような競馬で能力全開、
今年で言えばディクテオンの位置取りでよかった。
キングズソードは同舞台のJBCクラシックでダントツの上がり最速をマークしたが、
今回も
1頭だけ上がり37秒台をマークして快勝。
予想を買っていただいた方、
期待に応えることができず
大変申し訳ない。
以下のデータを
最も重視すべきだったレース、
以下は予想記事からの抜粋文。
かつては高齢馬の優勝が目立っていたレース、
09年~16年の8年間で6歳以上が6勝。
しかし17年以降の近7年は5歳以下が6勝、
近年はフレッシュな若い馬が有利。
梅雨時期に行われるとあってスピード(キレ)が要求されるので納得の傾向、
また1800M以下の実績も重要となっている。
23年1着メイショウハリオ(前走かしわ記念1着)
22年1着メイショウハリオ(前々走マーチS1着)
21年1着テーオーケインズ(前走アンタレスS1着)
20年1着クリソベリル(前々走チャンピオンズC1着)
18年1着ゴールドドリーム(前走かしわ記念1着)
17年1着ケイティブレイブ(3走前フェブラリーS0.5差)
16年1着コパノリッキー(前走かしわ記念1着)
15年1着ホッコータルマエ(4走前チャンピオンズC1着)
14年1着ワンダーアキュート(前々走フェブラリーS0.5差)
13年1着ホッコータルマエ(前走かしわ記念1着)
12年1着ゴルトブリッツ(前走アンタレスS1着)
過去12年の勝ち馬12頭中9頭が、
近走「1800M以下のJRAや交流の重賞勝利実績」を持っていた。
残りの3頭中2頭は同年のフェブラリーSで0.5差以内、
今年の出走馬の中で上記実績を満たしているのは2頭。
セラフィックコール(4走前みやこS1着)
キングズソード(前々走フェブラリーS0.5差)
ウィルソンテソーロも準クリアと言っていい。
(4走前にチャンピオンズC2着)
以上が予想記事からの抜粋文。
4走前がクリア条件の対象となっている2頭より、
直近の経験から
キングズソードが有利な立場。
とは言っても血統面から◎は打てず、重視した血統データが間違い、
エーピーインディ×芝種牡馬が正解だった。
今年を含めて
父エーピーインディ系が4連覇、
一方で砂が入れ替わってからの大井2000MのG1は芝血統がポイント。
今年は
母父キングヘイローがワンスリー、
改めてブルードメアサイアーとしてのキングヘイローの凄さを思い知った次第。
キングズソードは
単勝9.4倍だったフェブラリーSで◎。
(単勝1点勝負で撃沈)
よく5着まで来たなというほど直線でスムーズさを欠いた競馬だった。
(ちなみに
この時の危険馬は2番人気ウィルソンテソーロ)
当時のメルマガでも説明したが
レモンポップと共通点が多い配合、
今月は共にG1を制したということになる。
レモンポップは父
レモンドロップキッド、キングズソードは父
エーピーインディ系だが、
エーピーインディとレモンドロップキッドは
いとこ同士。
さらにキングズソードは母母父
デインヒルだが、
レモンポップは祖母が
デインヒルの全妹。
そしてレモンポップは
バックパサー4×5、
キングズソードは
バックパサー6×6×6×6。
キングズソードはボトムラインを遡ると
アストニシメントに辿り着く日本の名牝系出身。
(明治時代に小岩井農場が輸入した20頭の基礎牝馬の内の1頭)
ダートG1・7勝の
ブルーコンコルドもこの牝系。
(大井2000Mでは東京大賞典1着、帝王賞2着)
ブルーコンコルドは
8歳時にもG1勝ち、
キングズソードも息の長い活躍が期待できる、それは父系からも言えること。
父の代表産駒インカンテーション、キングズガードは
8歳時にも重賞連対。
(後者はキングズソードの全兄、厩舎も同じ)
なおキングズソードは
インカンテーションとも血統構成が似ている、
2頭共に父はシニスターミニスター。
それぞれの母父マキャベリアン、キングヘイローは
母父ヘイローの種牡馬、
さらにそれぞれの母母父ポリッシュプレセデント、デインヒルは
ダンチヒ直仔。
帝王賞は不甲斐ない予想となってしまったが、
今週末の2重賞はビシッと当てて、いい流れで
得意の復路(下半期)に入りたい。
今月のプラスは確定しているが、さらに利益を積み重ねたいところ、
言うまでもなく夏の重賞は
毎週のように一撃のチャンスが訪れる。
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というわけで本日のランキング内では、
枠順発表前の
北九州記念の穴候補その2を紹介中。
斤量と開幕週で舐められた人気になりそうなこの馬。
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