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ルールのJK “親子どんぶり”
2016-11-13 13:10:00
テーマ: ルール
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ルールのJKです。


プロでもボーンヘッドをやらかします。

ということは、高校生なら……。

もっと起こる確率は高いですよね。

自分たちはやらないためにも、しっかりと確認してください。


2010年4月30日の阪神対巨人戦で

巨人の坂本勇人選手がボーンヘッドをやってしまいました。

そのプレーについて、スポーツニッポンの記事から紹介します。

ミスを犯した方が負ける。

勝負の世界では必然の格言だが、接戦ではさらに大きな意味を持つ。

敵地に乗り込んでの首位攻防戦第1ラウンドは、

信じられない走塁ミスで、

つかみかけた試合の流れを逸したまま今季2度目のサヨナラ負け。


原監督は「私が教えていなかったということ。私が悪かった」と唇をかんだ。

問題のシーンは3回。

坂本の適時二塁打で1点を勝ち越し、

なおも1死一、二塁から脇谷とチーム今季初の重盗に成功した直後だった。


小笠原の二ゴロで三本間に挟まれた三塁走者の坂本は三塁へ戻ったが、

既に二塁走者・脇谷が三塁に到達しており、

2人の走者が同じ塁に。脇谷は阪神の捕手・城島にタッチされて2死。

ところが、占有権のある坂本も塁を離れてしまった。


「“坂本、離れろ”と思っていたら離れた」と、

してやったりの城島にこちらもタッチされてアウト。

攻撃が終了し、あっけに取られたままベンチに戻った。

その直後の回に先発の西村健が逆転を許した。

坂本は1点リードの初回2死二塁でも、

新井の内野安打を一塁に悪送球し、タイムリーエラーで同点とされた。

緒方三塁コーチは「ルールを知らなかったとは思ってない。

エラーを引きずっていたのかな」とかばったが、

坂本は「2度としないように頑張ります」と反省するしかなかった。

▽野球規則七・○三(a) 

2走者が同時に一つの塁を占有することは許されない。

ボールインプレーの際、2走者が同一の塁に触れているときは、

その塁を占有する権利は前位の走者に与えられているから、

後位の走者はその塁に触れていても触球されればアウトとなる。

==========

小学生で教わるルールです。

それをプロの選手がやってしまう。情けないし、残念ですよね。


焦ったり、テンパったりしても、こんなことはやりません。

なぜなら、ベースについていればいいんですから。


結局、試合は3対4で負け。

こういうミスで失った走者は響きます。

おそらく罰金でしょう。

挟まれたのは仕方がありません。

でも、最悪のダブルプレーは避けなければいけない。

それすらもできなかったんですから。

逆にいえば、守備側はとりあえず2人にタッチすればいい。

占有権のある前の走者を先にタッチすれば、なおさらいいですよね。

先にタッチされたことで、アウトと思うJK不足の選手がいるかもしれませんから。



そんなルール知ってるよ! 

と思っても、いざスクイズを外されたりしたら、テンパります。


普段はルールの勉強なんてしないでしょうから、

こういう機会にもう一度確認(K)しておいてください。

ボーンヘッドは相手に流れがいってしまいますからね。

サードコーチャーも、信頼できない走者のときは、

「離れるな!!」と言ってあげてください!

<知っていると思っても、ルールはしっかり確認する=“親子どんぶり”は前の走者に占有権がある>

<ボーンヘッドは相手に流れを渡してしまう>

ちなみに、ボーンヘッドの意味は「おろか者」「まぬけ」です。

「まぬけ」と言われないためにも、しっかりルールを確認(K)していきましょう!


PS

2016年夏の甲子園、明徳義塾対境の試合でも同じプレーがありました。

「わかっているだろう」は禁物。

わかっていても確認、確認です!


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