このブログをフォロー
いいね5 コメント1

プロフィール
田尻賢誉
田尻賢誉
RSS
RSSフィード RSS
カレンダー
<  2024年11月  >
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
目標と心意気
2017-01-27 07:20:00
テーマ: JK メンタル
いいねする いいね1

この記事は2010年にメルマガで配信したものです。

先日、イチロー選手が高校生だった頃の愛工大名電の監督、中村豪さんに

取材をさせていただく機会がありました。その中から、印象に残った話を紹介します。

中学生のイチロー選手は中村監督にまず、

「僕をプロ野球選手にしてください」

と言ったそうです。

普通、高校野球では甲子園を目指しますが、イチローは違った。

当時11人プロ入りしていた実績から名電を選び、プロになることを目的にしていたのです。

人前では練習をやらなかったそうですが、

みんなが寝ている夜中に起きて、バットスイングをしていた。

名電グランドのそばには墓地があるのですが、そこに幽霊が出るという噂がありました。

何のことはない、幽霊の正体は素振りをするイチローだったのです。

小学校低学年の頃から父と毎日バッティングセンターに通っていたこともあり、

練習するのは当たり前。

他人から見たら努力といえることも、イチロー選手にとっては普通のことでした。

だから、高校3年の夏が終わり、引退したあとも毎日練習に来ていた。

来なかったのは、自動車教習所に行くときだけだったそうです。

名電の先輩の工藤公康選手(現ソフトバンク監督)は引退後ブクブク太ったみたいですが……。

中村さんも「キャンプまで毎日練習したのはイチローぐらい。

名電に来た目的がプロだったから3年間フルにやれたんだろう」と言っていました。

そして、中村さんが力説していたのがこのこと。


「やっぱり心意気でしょう。名電からプロへ行くんだという心意気。

心意気があればそうなるということはないけど、ないとダメ。

小さい頃から目標を定めて、それに向かって毎日積み重ねる。

嫌でもなんでも(目標のためなら)やっちゃわなきゃダメなんだ。

やっぱり、継続は力なりじゃないか」

プロという目標を設定し、

それに向かって毎日妥協せずに取り組んだ結果がイチロー選手を作ったんですね。

だからドラフト4位の高卒ルーキーがプロ1年目の開幕から二軍のレギュラーをとり、

首位打者を獲った。キャンプまでの準備(J)がしっかりできていたからです。

高校3年生で大学やプロで野球をやるみなさん、ぜひイチロー選手のように毎日練習してください! 

現役のみなさんもぜひ目標を定めて毎日積み重ねていってください!

<明確な目標を定め、それに向かって毎日、毎日積み重ねることが大きな成果を生む>

妥協せず、目標に向かって少しずつ前進していきましょう♪

コメント(0)

コメント一覧

コメントがありません。
TOP