< 2024年11月 > | ||||||
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中学、高校球児・指導者必読!!
ブログ版『タジケンコラム』。
日々の練習や試合、アスリートの言葉などから気づいたこと、
弱者が勝つためのヒントを伝えていきます。
キーワードは
JK=準備・確認、時間と距離、実際に行動する、
情報共有、自分で考える、実行と検証
地道にコツコツ、人生が変わる
TY=とりあえずやる、徹底的にやる、続けてやる
読めば野球がうまくなる、野球偏差値の上がるブログ。
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このブログでは過去に配信した記事を紹介していきます。
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船井幸雄さん、羽生善治さんの『人間力』から羽生さんの話を紹介します。
「将棋だけに限らず、スポーツや仕事のうえでも、
仲間同士の“格付け”のようなものがあります。
自分が仲間からどのように評価されているかは、
誰しもおおよそは知っているでしょう。
あの人であればきちんと仕事をこなしてくれると仲間から信頼されることは、
物事を推し進めるために必要なことでしょう。
信用とは何かというと、その人に対する期待値だと言えます。
この人ならこれだけできるという期待値に応えていくことで、
信用を得ることができ、まらりの人からサポートしてもらえるようになるのです。
将棋など勝負の世界においては、
仲間から『あの人は強い』と認められることによって、
対戦相手にプレッシャーを与えることがあります。
不利な局面では『粘っても無駄だ』とわりと簡単にあきらめてくれたり、
有利なときには『どこかで逆転されるのではないか』と
不安からミスを犯してくれたりすることがあります。
あの人はヘタだと思われている場合は、
その逆で不利な局面でもなかなかあきらめてもらえないし、
有利な局面ではのびのびと指されてしまいます。
勝負においては、
このような暗黙の了解が勝敗の大きなウエイトを占めることになるのです」
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わかりますよねー。
高校野球では、これが顕著に出ていると思います。
強豪校を相手にして、「あいつらはすごい」と思いすぎて自滅する。
たとえば大阪桐蔭だって、強いときと、そうでもないときがあるのに
「桐蔭=強い」と思っているからやられてしまうんですね。
※この記事は2011年にメルマガで配信したものです。
スポーツ報知の記事から紹介します。
今年8月に46歳になる中日・山本昌投手。
長寿の秘けつは「無駄」の積み重ねだという。
プロ28年目。長い野球人生で守り続けている約束事がある。
「野球にウソをつかない。10本走ると決めたらやる。
『疲れたから9本でいいか』『雨だから明日』というウソをつかない。
ボクにはコツコツと継続する才能だけはある」
愚直なスタイルを貫いてきた。
「『無駄』って大事。役に立つのかなと思うことでも手を抜かない。
その『無駄』が、野球選手としての土台の隙間を埋めてきたように思う」
09年は1勝で、昨季は故障で出遅れたが、8月から5勝。
9月4日の巨人戦では45歳で完封と球界最年長記録を樹立した。
“中年の星”の奮闘は世の中を勇気づける。
「ダメなら引退の土俵際だけど、今年の自分が楽しみ。
野球しかやったことがないボクは社会人としては未熟者。
でも、野球を通じ、特に同世代の人に『よくやってるな』
と思ってもらえるのなら幸せ。
そのためにも今年もコツコツと頑張ります」
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甲子園出場もなく、プロ入り時は無名。
そんな山本昌投手がこの年齢まで活躍できている理由が
言葉に表れていますね。
10本走ると決めたら走る。
疲れようが、雨が降ろうがやりきる。
中谷彰宏さんの『20代で出会わなければならない50人』より紹介します。
「今は大きいことを言う人が少なくなりました。
実力が伴わないのに大きいことを言うのも、ひとつの能力です。
それは1人でできることではありません。
いつも大言壮語している友達がまわりにいるのです。
『大きいことを言っているわりには自分には実績が伴っていない』と思うと、
謙虚になれるというメリットもあります。
大きい夢と現実の自分とを比べたときに、
そのギャップは『謙虚』というプラスのかたちで出てくるのです。
志のバーを低くすると、
『自分はもう完成している』と思って、逆に傲慢になります。
小さいことしか言っていない人のほうが傲慢で、
大言壮語している人のほうが謙虚になるのです」
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「大口を叩くな」と言われることがあります。
が、
それは逆だったんですね(言い方にもよると思いますが)。
大きいことを言うぐらいでないと、大きいことはできない。
ちょっとしたことでは、満足しないからです。
元横綱の貴乃花親方のコトバを紹介します。
貴乃花親方は現役時代、
最後の最後まであきらめない相撲が売り物でした。
手をつかず、顔から落ちてケガをしたとか、
足を負傷していながら優勝決定戦で勝ったとか・・・。
小泉首相(当時)の「感動した」はこういう姿勢から来た言葉です。
なぜぎりぎりまであきらめないのか?
「それはただ純粋に『それで終わったら終わりだ』って感覚ですよね。
そこで自分が死んでしまうんだったらそれでいいって、いつも思ってました。
逆に、後のことを考えて
自分の力を出し切らなかったときの怖さのほうが僕にはあって。
そうしたことでの後悔はしたくはないんです」
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もう少しできる・・・
でもまぁいいか。このへんで。ここまで粘ったからいいだろう。
そういう感覚が貴乃花親方には一切ないですよね。