< 2016年12月 > | ||||||
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中学、高校球児・指導者必読!!
ブログ版『タジケンコラム』。
日々の練習や試合、アスリートの言葉などから気づいたこと、
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JK=準備・確認、時間と距離、実際に行動する、
情報共有、自分で考える、実行と検証
地道にコツコツ、人生が変わる
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※この記事は2011年にメルマガで配信したものです。
サンスポの記事より紹介します。
阪神の最年長・金本知憲外野手(43)が2日、札幌からチームよりも先の早朝便で帰阪。
甲子園で休日返上練習を敢行した。
もっか2戦連続完封負け、借金今季ワーストの9の状況下で、
3日からの強敵・ソフトバンク戦に向けて必死の姿。
首脳陣も選手も泥沼から抜け出すために、鉄人魂を見習ってほしい。
プロは休むことも練習であり、オフの過ごし方はすべて自己責任だ。
ただ、借金9というデッドラインに立ち、2戦連続20イニング無得点中の今、
そして“不沈艦”ソフトバンクとの対戦を3日に控えた今−。
早帰りして甲子園で汗を流した野手は、最年長の金本1人だけだった。
チームは、いたって“いつも通り”だった。
午前10時半に新千歳空港を飛び立ったチーム便。
真弓監督は関係者に「お先に…」とだけ話し、機上の人に。
関空に到着後、バスで午後2時前に甲子園に戻り、解散した。
一方、その2時間ほど前。
甲子園球場内で素振りをしていたのが、金本だった。
午前8時10分発の便で帰阪。
正午にはTシャツ短パン姿で、マスコットバットを手に、
汗だくで甲子園のクラブハウスに引き上げていく姿が、目撃された。
打率・206、3発と苦しむ主砲。
休日返上練習は珍しくはなく、今季はもちろん、以前からひんぱんに行っている。
43歳でもなお現役で活躍できるのは、この練習量の賜物だ。
しかし、チームがこの苦況下で、バスが甲子園まで戻ってきながら、
貧打の野手陣が誰も、鉄人に追随しない、首脳陣もさせない…。
仙台から札幌に移動した5月30日に全体練習を行ったため、
この日のオフは、予定通りといえばそれまでだ。
常々「選手個々に状態を上げてもらうしかない」と
我慢の采配を続ける真弓監督だけに、
選手を信頼して特別なことはしないのだろうが、
今は何より、劇的に変化が、起爆が必要なときではないか。
オリックスは借金5の5月2日、仙台から移動後、
故障者を除いて強制の休日返上練習を行い、
岡田監督も就任以来初めてユニホームを着て参加した。
巨人も同24日、ソフトバンク戦を前に野手の休日返上練習。
将自らが指導にあたった。
もちろん、選手個々で目的を持ってオフを過ごしているはず。
目に見える場所でやることだけが練習ではない。
ただ、“普段着野球”で負け続けているならば、いつもと違う変化が欲しい。
まして3日は苦手な外国人投手のホールトン、
4日は杉内と交流戦無敗の鷹相手に背水の戦い。
首脳陣が“劇薬的”に休日返上練習で気合を入れたり、
ナインが必死で汗を流したり…。
そんな姿を期待したが、鉄人とともに甲子園で汗を流す選手はいなかった。
前日1日の完封負け後「(戦い方は)きょうは悪くなかった」と話した指揮官だが…。
打てなければ練習する、練習させる。
黙々とバットを振る金本の姿勢を、今こそ見習うべきではないか。
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どれだけ悔しさを持って戦えるか。
これが一番だと思います。