< 2016年12月 > | ||||||
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中学、高校球児・指導者必読!!
ブログ版『タジケンコラム』。
日々の練習や試合、アスリートの言葉などから気づいたこと、
弱者が勝つためのヒントを伝えていきます。
キーワードは
JK=準備・確認、時間と距離、実際に行動する、
情報共有、自分で考える、実行と検証
地道にコツコツ、人生が変わる
TY=とりあえずやる、徹底的にやる、続けてやる
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勝負事にはミスはつきものです。
ミスがない試合はありえない。
エラーもあれば、チャンスに見逃し三振もします。
でも、それは仕方ない。
それよりも、ミスをしたあとにどうするかが問題です。
麻雀で20年間無敗という驚異的な強さを誇った
桜井章一さんの『負けない技術』から紹介します。
「自分の犯したミスによってダメージは大なり小なり、必ず生じる。
それはそれとしてあるがままに受け止め、
『自分だけじゃない。相手も必ずミスをする』というふうに思えばいい。
自分だけがミスをするわけではない。
ミスは相手もするのだから、自分のミスを
なるべく小さくしようと努める気持ちが大切なのだ。
ミスはだれもが犯すもの。だからミスを悔やんだり、
非難したりするのではなく、傷口を広げないようにする。
そうすればひとつのミスにとらわれることもなくなる。
病院で受ける注射にたとえるとわかりやすいかもしれない。
注射を好きな子供はあまりいないから、
たいがいの子供は注射をされたときに大泣きしている。
だが、大人で注射を受けて大泣きしている人はあまり見かけない。
子供たちは注射の痛みより先に、
恐怖感や不安感にとらわれてしまっているから、
痛さが二倍にも三倍にも増してしまうのだ。
逆に大人は、注射の痛さは『だいたいこんなもの』
とわかっている。だから子供ほどに痛さを感じない。
ミスも注射と同じで、対処方法というのがある。
痛みを精神的に抑えるように、
ミスもそれ以上広がらないように精神で抑えていく。
痛いのは当たり前、ミスも当たり前。
それはだれでも同じ。
そう思ってその痛みやミスが、
それ以上大きくならないように気をつければいいのだ。
ミスをしたときに『まずい』と思わず、
ミスをしてしまったおもしろさを
感じられるようになったとき、初めてそのミスが生きてくる。
ミスを『まずい』とだけ思っているうちは、
そのあとにさらに大きなミスをする可能性がある。
『おれ、ミスしちゃった。おもしろいなあ。
おれ、こういうことやっちゃうんだなあ』
というぐらいの余裕を持ってやっていると、
それは後でよい結果をもたらしてくれたりする」
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ミスは誰でもするんです。
だから、そのミスを悔やんだり、非難している場合じゃない。
試合中は特にそうです(練習で反省はしてください)。