淫獣番外編
第5章 第5章「ささやかな休息と紫蓮、破茗の能力」
夜8時頃ホテルに到着し、かずみ達は途中のコンビニで購入した弁当を取り出し円卓を囲み食事することにした「ちぇ、コンビニ弁当か、恋上湖で煌どもが暴れなければ、かずみさんの手料理たっぷり食べれたのにさ」龍牙が話しだす
「しょうがないわよ、特務警備隊に席を置いてるいじょう、事件が発生したら駆け付けないといけないし」と龍醒牙と同い年の李麗が話す
と一番無口で瞑羅と同い年の光魔龍崩は「煌を殺すにはどうしたらいいんだろうな、焦げた肉片一つでもあれば再生できるなんてさ」「そうね、小さな骨壺に肉片つめればいいんじゃないかしら」「いい考えかもね、李麗さん」「そろそろ、各自の部屋に戻って、ゆっくりしたら、煌達が暴れ出せば緊急出動しなきゃならないし」とかずみが言う
「そうよ、温泉にでも浸かって少しでも体を休めときなさいよ」メイが言う
各自が部屋に戻り寝付いたころ
かずみがフロントで待機していると本部から緊急メールが配信された
アクサ地区にて煌の仲間が暴れているとの一報だ
かずみは緊急警報をならすと特務警備隊のメンバーと泊まり客まで慌て大広間に集まりだした
かずみが「お客様にまで迷惑おかけしすいません
と謝り特務警備隊以外の人達を部屋に戻るよう
メイがお客様ひとりひとりに頭を下げ各部屋に戻るよう指示をだす
メイの第一特務警備隊がホテルに残り
かずみの第二特務警備隊は『崩』に乗り込みアクサ地区に向かった
アクサ地区に到着すると
煌のほとんどの仲間が倒れいる
「あなたが第二特務警備隊のかずみさんですか」尋ねてくる
「そうですが…あなたは」「アクサ地区を任されている、紫蓮です」40代半ばと思われる長身の女が答える
「私は箱根地区第二特務警備隊を任されているかずみです」
「噂には聞いてるわ、箱根地区のホテルで煌を一瞬で戦闘不能にした人ですね」「えぇ、そうですが煌はどうしたのですが
姿がみえませんが」
「苦戦はしたけどなんとか撃退しわよ」
「有難うございます、お強いんですね」「大したこと、じゃないですわ」
そういうと紫蓮が倒れる
どうやら力を使い切って倒れたようだ
「紫蓮さん、大丈夫ですか」「大丈夫よ、近くに私の仲間の破茗がいると思うからちょっと連れて来て」
13