実践!死なない程度の社長術
第9章 値段は、あなたがつけろ!
【販売価格はあなたが決めろ】
◯あなたは高くて当たり前
あなたは、他社よりも価値のある・いいものを顧客に届けたいと思っている。
だが、『安かろう悪かろう』という同業他社に価格競争をさせられているのではないか?
それでは消費者が良い商品を手に入れられない。
価格の業界水準というものもあるだろう。
それでもあなたが『良いもの』の提供するためには一つの条件がある。
あなたが潰れないこと。
あなたは他社よりも多くの時間とエネルギーとお金を掛ける。
そうやっていいモノを生み出しているのだから、あなたの商品(サービス)は他社より高くて当たり前だ。
その分、価格を上げないとあなたは自滅する。
◯値段が高い理由を示せ
人の気持ちなんて分からない。あなたの気持ちなんてお客さんには分からない。
だからあなたの商品が高い理由がわからない。
その理由を示そう。
ポップでHPで、チラシ・ポスターでハッキリ示そう。
有機野菜・本場で・希少品・これだけの工程を・これだけのチェックを
あるいは間接的に示そう。
メニューに金ぱくを貼ろう。
リムジンで迎えよう。
懇切丁寧にしよう。
あなたの仕事へのプライドを載せるのだ。
◯価格が決められている場合
書籍・生命保険など『販売価格』が決められているものを扱うご商売もある。
これら、同一の価格でないと売れないという事情もあるのだが。
利益を増やそうとすれば『多く』を売ることになる。
そんな時には、特定のお客さんに特に厚く接する必要がある。
そのことによって、粗利益の中の営業費を圧縮するのだ.
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