俺の印
第8章 【臣】前半
今日は打ち上げで
メンバーやスタッフさんと散々飲んだ。
家に帰ると彼女が走って迎えにきた。
❀)臣君、おかえりなさいっ♪
臣)ん、ただいまw
❀)いっぱい飲んだの?大丈夫?
臣)全然大丈夫。
❀)ほんと?良かった♪
打ち上げ楽しかったぁ?
臣)うん。めっちゃ。
❀)あははw
俺がソファーに腰をおろすと
彼女は隣にくっついてきた。
❀)写真とかないのー?
見たい♩
臣)あ、結構撮ったよw
すげぇアホな写真とかw
❀)えー!!どれどれ〜?w
俺はiPhoneを出して写真を見せた。
❀)あはははw
この岩ちゃん面白いw
臣)だろー?アホだよなw
❀)隆二くん、こんな変顔するの?w
臣)全然するねーw
❀)きゃははは♪
最初は楽しそうに笑ってたのに…
次第に口数が減っていく彼女。
最後には黙ってしまった。
❀)ありがと…
臣)うん?
❀)…。
臣)…。
❀)あたし…もう寝ようかな…
臣)え?
立ち上がった彼女の腕をつかんだ。
臣)どうした?
❀)どうもしないよ?
こっちを見ずにそう答える彼女。
臣)急に寝るとか言うから…
❀)なんでもない
様子がおかしいことに気付き
立ち上がり彼女の顔を覗き込む。
彼女の目には涙が浮かんでいた。
臣)どうした!?
❀)なんでも…ない…っ
臣)なんでもなくねぇじゃん!
なんで泣いてんの!
❀)泣いて…ないもんっ
そう言いながら
大きな瞳からは涙がこぼれた。
俺は思わず抱きしめた。
臣)どうした?
❀)…っ
臣)…。
❀)臣君が…お仕事忙しいのも…
周りにキレイな人がいっぱいいるのも…
わかってる。
臣)うん。
❀)そんなの仕方ないってわかってる。
臣)うん。
❀)だから…ワガママ言ったり
したくないの。
臣)…。
❀)でも…っ
彼女の肩をそっとつかみ
顔をのぞくと
顔を赤く染め
涙目で俺を見上げた。
❀)やっぱりヤキモチ妬いちゃうんだもんっ
泣きながらそう言った。
写真に女のスタッフさんも
たくさん映っていたからだろうか…
❀)うっ…
臣)…。
❀)ごめんなさい…
…ごめんっ…なさっ…
そんな綺麗な涙を流す彼女の唇を
気付けば俺は塞いでいた。
❀)ふっ…ぅぅっ…んん//
いつもはそんなこと言わないのに…
ずっと我慢してたんだろうか…
その瞳からこぼれる涙が
俺のことが好きで好きで仕方ないって
物語ってる…
そんな彼女が愛しくて…
俺は夢中で彼女の口内を犯した。
❀)んっ…んふぅっ…ぁぁ//
俺がどんなにお前のことを好きか…
教えてやりたい。
❀)臣…く…ん…っ
臣)黙って。
❀)ふぁ…っんっ//
彼女の頭を片手で支えながら
逃げ場をなくし…
❀)んっ…ふ…ぅ…//
激しく舌を絡めていく…
❀)んぅ…、んっ…
その度に甘い吐息が漏れ出す。
キスに酔いしれて
次第に力が抜けていく彼女の身体を抱きかかえ
寝室へと連れて行った。
❀)臣く…ん…
あたしのこと…好き?
臣)バカなこと聞くな。
❀)え…
臣)わかんねぇの?
❀)…っ
臣)だったら教えてやるよ。
❀)え…っ
臣)身体で。
❀)えっ…、あ…っ、あぁっ///
もう止まらない。
俺は彼女の服を強引に脱がし
抱き寄せた。
❀)や、や、臣く…ん///
臣)うるさい。
❀)あ、だって…やぁ///
臣)…
❀)あんっ…、や、あ…
臣)そう。
❀)ん、あ…、あっ
臣)黙って感じてろ。
❀)ふぁ…んっ、あ…
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