狂いそうな嫉妬
第7章 【臣】前半
ピンポーン。
あいつ…
鍵忘れたのか?
俺が中からドアを開けると
そこには隆二にべったりしなだれかかる彼女の姿。
臣)お前…何してんの?
❀)うぅ…ん、隆二くぅん///
隆)ちょ、もう家着いたって//
❀)やぁだぁ//
俺の声なんか聞こえないみたいに
隆二に抱きついてる。
隆)ちょっと、離れなよもう。
❀)やぁ…ん///
臣)…。
隆)なんか…下で会ったんだけど
すげぇ飲み過ぎてるみたい。
臣)だな…。
隆)はい、これ頼まれてたデータ。
臣)ありがと。
隆)じゃ、俺行くわ。
❀)あ…やだぁっ//
隆)早く酔い冷ましなよw
臣に殺されるよ?
❀)えっ…
バタン。
臣)お帰り。
❀)…ただいまぁ…//
臣)何やってんの?お前。
❀)え?
臣)隆二にあんなべったり…
❀)あはは♡やぁだ〜
やきもちぃ?
臣)…。
❀)だって飲み過ぎちゃったんだもぉん…
臣)…。
❀)そんな怖い顔しないでよ♡
ね?//
俺の狂いそうな嫉妬になんて
まるで気付いてない。
お前はそうやって…
他の男に平気で触るんだ。
ダンッ!
❀)やだ…//なに?
彼女を玄関の壁に追いつめる。
臣)お前俺のことナメてんの?
❀)えっ…
なんのこと?//
臣)ふざけんなよ…
❀)んっ!んんっ!////
何も喋れないくらいに唇を塞ぐと同時に
太ももを乱暴に撫で上げ
スカートを腰まで上げる。
❀)や、やっ、なに?!//
臣)うるせぇ!
下着を勢い良くずらすと
そこはもう糸をひいていた。
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