個人指導
第11章 親友が落とした爆弾
友「昨日彼氏に変なこと頼まれたんだけど〜〜」
◇「え、なになに??」
授業の休憩時間、こんな時でもJKの恋バナは止まらない。
友「なんか…顔に出していい?って言われた…」
友「げっ!何それ!!」
◇「!!!」
それは…
〇〇がクリスマスに悟空さんにされたやつ!!
それって…
そんなにメジャーなプレイなの?!
◇「え、え、それで…どうしたの?」
友「どうしてもしたいって言うから…いいよって…」
友「えー!させたの?!どうだった??」
友「なんか…別になんとも。生暖かい感じ。」
◇「……そうなんだ。」
友「でも彼氏は超満足そうだった。」
友「ちょっときもいね。」
友「うん。あんなの喜ぶのドM女だけだと思う。」
◇「……」
私…割とドMだけど……
そんな願望は特にないかも…
でも。
ちょっと興味はある。
臣「はい、筆記用具以外しまってー」
友「登坂先生とかめっちゃ好きそうじゃない?w」
友「わかる!w なんかSなプレイ好きそうだし!///」
◇「……//」
先生はちょっとS寄りだけど別に変なことはしないし、すっごく優しいもんっ//
臣「ほら、早くしまえっつーの。何話してんだよ。」
友「先生が変態かもって…」
臣「はぁ?!」
◇「……」
先生。
この子たち今、先生が顔射好きそうって言ってました。
(心の中で密告)
臣「俺が変態だろうがなんでもいいけど、早く教科書しまえ。」
友「あはははっ!変態でもいいんだw」
臣「おう。ど変態だ、俺は。」
友「あははは〜〜w」
◇「……」
ど変態なの?
初耳なんだけど…
………
友「はぁ〜〜テストも終わったし!冬期講習も終わりだ〜!」
友「あとは冬休みを満喫しよーっと♡」
◇「だねっ♡」
勉強はいっぱいしたし、学校が始まるまでもうあとちょっと。
しかも…
うちの親、今日から3日間海外旅行に行ってるから…
その間、私は先生の家にお泊まりしちゃうんだもんっ♡
楽しみすぎる〜〜〜♡
まだ明るいから一緒に車で帰ると誰かに見られちゃうかもってことで…
私は電車で先生の家に向かう。
俺の方が遅くなるからって、渡された家の鍵。
先生がいないのに一人で入るのは初めてだから…
少しドキドキ///
__ガチャッ
◇「……//」
やっぱり、先生の匂いがする。
それだけで幸せ。
◇「はぁ…♡」
先生早く帰ってこないかな〜〜♡
◇「……」
この間は…この大きなソファーで…
先生と……
◇「////」
あの日は朝までいっぱいエッチしちゃった///
今日も…するよね?
いっぱい…したいなぁ///
あ、そうだ!
先生ってば私がいない時、AVとか見てるのかな?
友達が彼氏のベッドの下から見つけたとか言ってたし…
探してやるーーっ!!
臣「ただいまーーー」
◇「!!!」
もう帰ってきちゃった!!
……ガチャ。
臣「何してんの。」
◇「え、何も……」
臣「なんで立ってんの?」
◇「お、落ち着かなくて…」
臣「何それ。変な奴w」
◇「////」
先生が笑いながら頭を撫でてくれた。
臣「晩飯にはまだ早いし…どーするー?」
◇「え?」
どさっとソファーに座り込む先生。
◇「……♡♡」
ぴた♡
臣「なんかくっついてきた…」
◇「晩御飯までイチャイチャする♡」
臣「イチャイチャって?」
◇「……///」
エッチ、したいなぁ…///
臣「あ、そーいや…俺が変態ってなに?」
◇「はっ」
臣「またお前が流してる変な噂?w」
◇「違うよっ!w」
臣「え、ちげーの?じゃあ何?なんで俺変態なの?!」
◇「……」
先生ってば…
どうでもいいみたいに言ってたくせに気にしてる。
可愛い。
◇「今日、エッチの話してて…」
臣「好きだねーーー」
◇「JKだもんっ!」
臣「はいはいw で?」
◇「先生が…Sっぽいから…顔射好きそうってみんな言ってた。」
臣「はぁ?!!」
◇「ぷっw」
臣「俺そんな趣味ねーわ!w」
◇「あはははっw」
臣「何笑ってんだよ、こんにゃろw」
◇「やーん、いたいーーw」
とか言いながら、こんな風にじゃれ合うの、大好き♡♡
◇「先生、したことないの?」
臣「は?顔射!!??」
◇「うん。」
臣「ねぇっつーの!w」
◇「ふーーん……」
臣「……お前、まさか、されたいの?」
◇「!!!」
ドキッッ
臣「お前ちょっとMっ気あるもんねーー」
◇「!!!」
ドキッッ
臣「でも俺、そんな趣味ねーから。ごめんな。」
◇「えーーー」
臣「えーーーって!w やっぱりされてーのかよ!」
◇「……私もそんな趣味ないけど…どんな感じなのかなって…」
臣「はいはい。なんでも興味あるお年頃ってやつねーー」
◇「うん♡」
臣「……やんねーぞ。」
◇「えーーー」
臣「あほ。」
◇「……」
先生のけちーーー
◇「悟空さんはやったのにーー?」
臣「お前、変態だって騒いでたじゃんw」
◇「最初聞いた時はびっくりしたけど…意外にみんなしてるのかなって…」
臣「してねーから!!w」
◇「えーーー」
臣「あいつも事故だって言ってたし。」
◇「事故って…どういう事故で顔にかかるんだろ?」
臣「……確かに。」
◇「今度悟空さんに聞いてみよう。」
臣「やめなさい。」
ティロリロリロ♪
臣「あ、噂をすれば悟空だわ。」
◇「えっ!!」
臣「はい、もしもし?ああ、うん。家だけど。あ、マジで?…あ〜〜今◇いる。…うん。酒だけ置いてって。え?いや、お前はいらないって。は??あ、おい、ちょっ…」
◇「……」
悟空さん…どうしたの?
臣「今から来るって。」
◇「えっ!!」
臣「美味い酒、手に入ったからって。」
◇「……私、邪魔?」
臣「邪魔なのはあいつ。」
ギュッ……
◇「////」
先生にギュッてされたーー!!!
わーーーん♡♡
先生も私とラブラブしたかったってこと?
だから悟空さんが邪魔ってこと?
やーーーん////
◇「……あ、そっか。」
臣「んー?」
◇「悟空さん、〇〇が帰省してるから暇なんだ。」
臣「あ、そういえばそんなこと言ってたっけ。」
__ピンポーン。
臣「もう来た。」
先生が玄関まで迎えに行くと、大きなお酒を二本持った悟空さんが、ニコニコ顔で登場した。
あ。
首には…〇〇が一生懸命編んでた、黒いマフラー。
隆「◇ちゃん来てたんだねーー邪魔してごめんね♡」
◇「ほんとですよぅっ!」
隆「素直だね…」
◇「先生とエッチしたかったのに!」
臣「やめなさい。」
それにそのお酒、私飲めないしーー
隆「◇ちゃんいるって聞いたからケーキも買ってきたよ♡」
◇「きゃーーー♡♡」
悟空さんってばなんて気の利く人なの?
さすが〇〇の彼氏〜〜♡
……って、まだ彼氏じゃないんだっけ。
隆「お腹すいたなーー」
臣「何それ。」
隆「なんか作ってよ。」
臣「はぁ?!」
隆「俺、◇ちゃんとケーキ食べてるから♡」
臣「……はぁ。まぁいいや、どーせ作る予定だったし。」
◇「先生っ!私手伝うよ!」
臣「いや、いーよ。このおっさんの相手してやって。」
◇「……はーい。」
隆「こら、◇ちゃん。そこは「おっさんじゃないよ」でしょ!」
◇「……」
隆「何その、おっさんのくせに、みたいな目。」
◇「そんなこと思ってないです!w」
隆「いいよいいよ!どうせ俺はおっさんだもん!」
◇「……」
悟空さん、もう酔ってるのかな?
◇「わぁ!これ美味しそう!♡」
隆「じゃあこっち、◇ちゃんねーー」
結局、先生がキッチンで晩御飯を作ってくれて…
私は悟空さんとソファーでケーキを食べてる。
隆「◇ちゃん…本当に臣ん家に入り浸ってるんだね…」
◇「えっ!」
隆「いいなぁ……」
◇「……」
やっぱり悟空さん…
◇「〇〇に会いたいんですか?」
隆「会いたいよっっ!!」
◇「……」
食い気味に返事された。
◇「〇〇のこと、好きなんですか?」
隆「大好き…///」
◇「えっ…」
隆「好きすぎて死んじゃいそう///」
◇「…っ」
え、え、やっぱり!!!!!
どうしよう!
今の録音しとけばよかった!!
〇〇に聞かせてあげたい!!///
隆「もうさ、すっげぇ可愛いの、〇〇///」
◇「……はい。」
隆「可愛くて可愛くて…おじさんメロメロなの///」
◇「……」
隆「なんであんなに可愛いと思う?……はぁ///」
◇「……」
やっぱり悟空さん、酔ってる。
隆「ううう〜〜会いたいよ会いたいよ〜ぅ!!」
ばふばふっ!!
隆「〇〇に会いたくて死んじゃうよぅ〜〜!」
臣「だーーっ!うるっせーな!!」
隆「なんだよ!臣に俺の気持ちがわかるかよっ!!」
臣「あー?」
隆「会いたくて会いたくて震える気持ち!」
臣「お前は西野カナかよ…」
隆「西野カナ……〇〇がカラオケで歌ってたなぁ…」
臣「会いたいなら会いに行けよ。」
隆「行ったもん!!」
◇「ええ!!行ったんですか?!」
だって…
〇〇の地元って…すごい遠いよね?!
隆「車ではるばる行ってきたもん…」
◇「すごい…」
隆「会いたかったから…」
◇「〇〇、すごい喜んでたんじゃないですか?」
隆「うん…/// すっごい可愛かった♡♡」
◇「……」
お酒の入ってる悟空さんは…
〇〇への気持ちがだだ漏れすぎて、すごい。
男の人って酔うとこうなっちゃうの?
じゃあ登坂先生も酔っ払ったら…
「◇〜〜!好き!好きすぎて死んじゃう///」
とか、言ってくれたりするのかな?!///
……あ、そーだ!!
◇「悟空さん!!///」
隆「ん?なぁに…?」
私、聞きたいことがあったんだ!!
ちらっ…
先生を見ると、フライパンを振るのに夢中。
よしっ
◇「あの……」
隆「なんで小声なの?」
◇「内緒話です。」
隆「うん。」
◇「顔にかけた時って、どうやったんですか?」
隆「……」
◇「……」
隆「!!!!!」
悟空さんが慌てたように私の肩を掴んだ。
隆「そ、そ、そ、それね!誤解だから!///」
◇「え??」
隆「俺、変態でもないし、そんな趣味もないから!///」
◇「……いや、それはどっちでもいいんです。どうやってやったのか知りたくて…」
隆「……え?」
◇「事故って…どうやったらそうなったんですか?」
隆「……///」
◇「……」
あ、悟空さん、思い出してニヤけてる。
隆「絶対内緒だよぅ?///」
◇「はい。」
酔っ払ってるとお口も軽くなるみたい。
隆「あの日ね、〇〇がすっごくすっごく可愛くてぇ…///」
◇「はい。」
隆「ほんと可愛かったの。」
◇「はい。」
隆「で、確か…えっと…〇〇が可愛くて…」
◇「……」
隆「すっごい可愛かったんだよぅ///」
◇「あの……、さっきから〇〇が可愛いしか言ってません。」
隆「あれっ!///あれれっ!///」
◇「……」
悟空さん…
どんだけ〇〇のこと好きなの…
隆「あ、思い出したぁ〜〜///」
◇「はい!」
隆「あんね、あん時ね、〇〇が…///」
◇「……」
隆「あーんって、したの///」
◇「あーん??」
隆「あーんって、口…開けて…、俺が…その上に…///」
◇「……」
隆「うわっ!恥ずかしい!やっぱりだめっ!///」
◇「……」
悟空さんが今はJKにしか見えない。
隆「こんなこと恥ずかしくて言えないよぉ///」
◇「……」
つまり…
仰向け状態であーん、ってして、そこへ…、ってことだよね?
◇「よしっ!」
今日、先生にしてみよう!!
……
臣「こいつ、完全に潰れたじゃん…」
◇「うん……」
先生お手製のパスタを三人で食べて…
悟空さんのお酒の勢いは止まらず…
今やソファーでスヤスヤ眠る悟空さん。
臣「おい。」
隆「ううう…」
臣「帰れよ。タクシー呼んでやるから。」
隆「…やぁ…だぁ……」
臣「やだじゃねぇよ。帰れ。」
隆「俺がぁ…いなくなったらぁ…イチャつく気だろぉっっ」
臣「当たり前じゃん。」
◇「……///」
当たり前なの?///
臣「だからはよ帰れ。」
隆「ぜってーーやだ。邪魔してやるぅーーー」
臣「……ふーん、じゃあ見てる?」
隆「はぁ…?」
臣「……」
◇「ひょわぁっ//」
先生が急に私を抱き上げて、膝に座らせた。
◇「えっ、えっ…///」
臣「んーーー♡」
◇「?!!///」
チュッ♡
◇「ちょ、先生?!///」
ちゅ、ちゅ、ちゅーした!!!
臣「いいじゃん。あいつ見てたいんだって。」
◇「や、やぁんっっ///」
臣「いいじゃん、チューくらい。ほら。」
◇「んんっ///」
チュッ、チュッ、、
◇「////」
先生からのチューの嵐に、私パニックです!
臣「何恥ずかしがってんの?w」
◇「だって!!///」
悟空さんいるのに!!
臣「いっつももっと大胆なの誰だよw」
◇「それは…二人だからだもんっ!///」
臣「いいじゃん、ほら…」
◇「あ、…や…っ//」
先生の手がお尻を撫でて、服の隙間から背中に入ってきた。
◇「え、ちょ、先生?!//」
臣「もっと…、」
◇「んっ///」
後頭部をぐいっと引き寄せられて、また唇を塞がれた。
◇「ん……、ん…んっ…、//」
先生の舌が…唇をくすぐって…
割って入ってこようとする///
◇「だ…め…っ//」
臣「いいから舌出せよ。」
◇「////」
なんでそんな…ドキドキさせるの?///
臣「ほら…、」
◇「んんっ///」
く…ちゅっ、…ぴちゃっ……
◇「ふぅ…っ、ぅっん///」
こんなキスしたら、いやらしい音がしちゃう。
恥ずかしいよ…っ!
どうして…
悟空さんが見てるのに…っ
……あ、…でも…、…気持…ちぃ…///
◇「…はぁっ、…///」
臣「顔真っ赤…w」
◇「////」
臣「お前も酒飲んでるみてぇw」
◇「////」
だって…
恐る恐る振り返ると…
◇「…っ」
あれっ
悟空さん、寝てる。
臣「ずっと見られてると思ってた?w」
◇「〜〜〜///」
先生のイジワル///
臣「見られてるって思ってたくせに…俺とこんなキスしちゃったの?」
◇「…っ///」
だって…先生が…
臣「エロいねー?w」
◇「////」
今日の先生、イジワルだ///
臣「何ふくれてんだよw」
◇「先生が…イジワルだから…//」
臣「はぁ?俺は優しいだろーがw」
◇「ぷんっ…」
臣「ふーん?w」
あ、先生の唇の端がニヤッと上がった。
臣「意地悪っつーのは、こーゆーのじゃない?w」
◇「えっ…、きゃっ///」
ドサッッ
◇「?!!///」
ラグマットに押し倒されて…
先生に、見下ろされてる。
臣「声、我慢しろよ?隆二いるんだから。」
◇「えっ…」
……チュッ
◇「え、え、やっ、先生…っ//」
臣「静かにしろって…」
や、待って…、先生の手が…
あっ、やだっ…、どうしよう///
◇「ダメ…だよ…っ//」
臣「大丈夫。ちょっと気持ち良くしてやるだけ。」
◇「や、やだっ、ダメっ///」
臣「俺とイチャつきたかったんでしょ?w」
◇「…っ///」
あ、どうしよう…
先生の手が…パンツの中に…っ
◇「……やぁんっっ!///」
臣「なんちゃってーーw」
◇「えっ…」
………先生が私を抱き起こしてくれて、笑ってる。
臣「さすがにしねーわ!w」
◇「えっ…」
臣「隆二いんのにするわけねーだろw」
◇「////」
……騙された。
臣「それとも、期待した?w」
◇「〜〜〜///」
バシッ!!
◇「イジワルッ!!///」
臣「あはははw」
◇「怒ったんだから!」
臣「ごーめーんーーw」
◇「も〜〜〜///」
ほんとに…
ほんとにエッチなことされちゃうかと思ったんだから!
臣「つーかいい加減起きろ、おいw」
隆「……ぅぅ…」
臣「かーえーれーー」
隆「……ゃだ。」
臣「あ、〇〇ちゃんだ!」
隆「えっ!!」
悟空さんが、ガバッと起き上がった。
◇「……」
悟空さん……
隆「いないじゃん!嘘つきっ!」
臣「お前…すごい反射神経だな。」
隆「うわーーん!会いたいよーーー!!臣のばかーー!!」
臣「うちにいても会えないから帰りなさい。」
隆「やだやだー!邪魔してやるー!」
臣「ほんとに邪魔だから帰れ。」
隆「ひどい!!親友に向かってひどい!!」
臣「……」
隆「お前なんかカッコつけてるくせに、◇ちゃんにメロメロなことバラしてやるっ!」
臣「はぁ!?」
◇「…っ」
え、……何それ……
隆「◇ちゃん、知らないでしょっ!」
◇「え?」
隆「臣ってばね、普段すっげークールぶってるけど、◇ちゃんのこと大好きなんだよ!」
◇「…っ」
隆「この間も、メロメロ〜〜ってのろけてたもん!!」
◇「////」
え、嘘でしょ…?///
先生が??
隆「◇ちゃんのこと可愛くて仕方ないんだよっ!」
臣「ちょ、やめろ!!///」
隆「なんだよこのカッコつけぇ〜!!」
臣「別にカッコつけてねーし!」
隆「◇ちゃんにメロメロって言ってたくせにぃ〜!」
臣「////」
先生が赤くなったのがわかって…
◇「////」
私まで恥ずかしくなった。
どうしよう…
どうしよう…
本当に?
嬉しくて死んじゃいそう///
隆「臣のばーかばーかーー」
臣「はぁ……」
◇「先生……」
臣「酔っ払ってる時のこと、シラフん時に言われるの…キツ…//」
隆「やーいやーい!メロメローー!」
臣「お前は小学生のガキかよ!w」
◇「……///」
先生…
私にメロメロなの?
メロメロなのは私だよ?
隆「しかもねっ、しかもねっ、臣ってばね!」
臣「もうやめろ!///」
隆「生徒なんかに手ぇ出してー!って言ったら、バレたら責任取るって!」
◇「え…っ」
隆「嫁にもらうって言ってたもん!」
◇「!!!」
臣「やめろ!!///」
隆「◇ちゃんのこと大好きで仕方ないくせに…ふんっだ!」
臣「////」
◇「…っ」
嫁に…もらうって……
隆「すぴーーーすぴーーー」
臣「あ、…こいつ…ガチ寝しやがった。」
隆「すぴーーーすぴーーー」
臣「言いたいこと言うだけ言って…ふざけんなし//」
隆「すぴーーーすぴーーー」
◇「……///」
先生が……
私と、目を合わさない。
◇「……ね、先生…」
臣「……なに//」
◇「今の、ほんと…?//」
臣「何が?」
◇「何がって…全部……」
臣「知らね。酔っ払いの言うことだし、忘れろ//」
◇「やだ!忘れないっ!!」
ぎゅぅっっ
後ろから先生に抱きついた。
◇「ね、先生…私にメロメロなの…?」
臣「あーー?//」
◇「…っ」
先生、耳まで赤くなってる。
◇「…もし…バレたら…お嫁さんにしてくれるの?//」
臣「知らね//」
◇「悟空さんにそう言ったの…?//」
臣「覚えてねぇよ!//」
◇「……//」
先生って、嘘が下手くそ。
どうしよう…
キュンキュンして、止まらない///
◇「先生…大好き…///」
臣「あっそ//」
◇「ね、止まんない…どうしよう…」
臣「は?」
先生が振り向いた。
◇「エッチ…したい///」
臣「……何言ってんの??」
◇「今したいの…///」
臣「隆二…いるよ?」
◇「寝てるもん…」
臣「……」
◇「起きないもん、きっと。」
臣「……」
◇「先生のこと、大好きなの。今すっごくエッチしたいの。我慢できないのっ///」
臣「……///」
こんなに好きが溢れて…
今、触りたいの。
先生に触りたいんだもんっ
臣「年中発情娘……」
◇「今すっごく発情してる///」
臣「アホ…//」
そう言って先生は、私をベッドに連れていってくれた。
臣「……起きんなよ。」
リビングにいる悟空さんにそう言って、寝室のドアを閉めた。
◇「////」
ドキドキ…ドキドキ…
臣「何その顔。」
◇「え…?」
臣「なんか…期待に満ちた顔。」
◇「……発情してる顔だもん///」
臣「は?w」
◇「先生に発情してる顔。」
臣「…っ」
◇「先生とエッチしたくてしたくて我慢できないって顔だよっ///」
臣「……///」
29