個人指導
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛
シリーズ:年の差恋

公開開始日:2015/11/12
最終更新日:2022/04/19 21:00

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個人指導 第13章 俺と結婚したいの?
先生のおうち、お泊まり2日目。

悟空さんは朝方ぬぼーっと目を覚まして、タクシーで帰って行った。

私と先生はエッチで疲れて、お昼過ぎまで爆睡。


◇「お腹…すいたぁ……」
臣「…俺も……」
◇「そろそろ起きる…?」
臣「うーん……」
◇「ふふっ…お休みって素敵ーー♡」
臣「ん。最高…w」
◇「♡♡♡」


ベッドの中で先生と思う存分イチャイチャして…

寝たいだけ寝て、お腹が空いて目が覚めるなんて

なんて贅沢なんだろう♡


臣「よし、じゃあなんか作るかーー」
◇「また先生が作ってくれるの?」
臣「あ、なんか食いに行きたい?」
◇「ううんっ、そうじゃないけど…」
臣「じゃあ簡単になんか作るよ。」
◇「……私が作るっ!!」
臣「へ???できんの?!!」
◇「……」


失礼な。

これでも女の子だもんっ!!


美味しいお昼を作って、
「すげーじゃん!今すぐにでも嫁に欲しいわ!」
とか言わせちゃうんだから!///



……………



臣「まだまだ嫁には行けねーな……」
◇「……泣」


テーブルの上には黒く焦げたオムレツ……


張り切って…
自分から作るって言ったのに……


臣「そーんな顔すんな。」
◇「……だって…」
臣「誰でも失敗はする。」
◇「……」


先生って…本当に優しいなぁ……


◇「〇〇だったらきっと美味しいの作れるんだろうなぁ…」


私がぼそっとそう言うと…


臣「ああ、何?あの子、料理も出来んの?」


先生が焦げ焦げオムレツを口に運んでそう言った。


◇「うん。料理も…お菓子作りも…全部上手。」
臣「へ〜〜すげぇな〜〜〜」
◇「…たまにみんなでお弁当作っていって、交換とかするんだけど…」
臣「へぇ!女子っぽいw」
◇「〇〇のお弁当が一番人気。すっごく美味しいの。」
臣「ふーーん…、そりゃぁ隆二が喜んで嫁にもらうわ。」
◇「……」


いいな……

私なんて…


臣「お前も弁当作ったりすんだ?」
◇「えっ…」
臣「その交換会?の時。」
◇「うん。…たまにだけど…」
臣「そん時は失敗しないの?」
◇「うん。お弁当で失敗したことはないよ…」
臣「ふーーん。」


先生が最後の一口をぺろっと食べて、ニヤッと笑った。


臣「じゃあ今度俺にも作れよ。」
◇「えっ…」
臣「美味しい弁当♡」
◇「…っ」


食べて…くれるの…?


◇「もし…っ!上手に…できたらっ…」
臣「……」
◇「……//」
臣「出来たら?」
◇「////」


お嫁さんに…してくれる?

なんて…子供みたいかな///


臣「すげーじゃん。今すぐにでも嫁に欲しいわー」
◇「!!!」
臣「とか、思うかもね?」
◇「…っっ///」


心の中を読まれたみたい。

それはさっき、私が言わせたかった言葉。


◇「ほんと?///」


ガタンッ


◇「ね、ほんと!?」
臣「だーー、まとわりつくなーー」
◇「美味しく出来たらお嫁さんにしてくれるの?///」
臣「……」


先生はお皿をキッチンに片付けて

後ろからまとわりつく私をチラッと見た。


臣「なに。俺と結婚したいの?」
◇「////」


そんな…ストレートに聞かれると…


臣「顔、真っ赤だけど…w」
◇「////」


だって…
だって…


臣「結婚したいんですかー?」


先生が意地悪く、おでこをくっつけてきた。


◇「////」


だって…
昨日悟空さんが…


「バレたら責任取るって!」
「嫁にもらうって言ってたもん!」


……あんなこと言うから…

意識、…しちゃうもん…///


◇「……した…い……///」


おでこがくっついたまま…
先生のシャツの裾を小さく掴んだ。


恥ずかしくて…顔は見れない。


◇「お嫁さんに…なりたい…、///」


勇気を出してそう言うと…

先生は何も答えてくれなくて…


ゆっくり、顔を上げると……


臣「……///」

◇「…っ///」


先生…照れてる?///


どきん…どきん…

また胸がうるさくなっちゃう…///


◇「お嫁さんになりたい…っ///」


そう言って先生に思いきり抱きついた。

ぎゅむぅぅぅっっ


◇「先生が大好きだもんっ…お嫁さんになりたいもんっ…///」
臣「……」


先生の胸に顔をぐりぐり押し付けると

先生の腕が私の背中に回って、優しく抱きしめてくれた。


臣「…料理、…上達したらな。///」
◇「!!!!」


その言葉に、思わず先生の顔を見上げた。


◇「ほんとっ?!///」
臣「…あーー……、考えてやってもいいって話。」


先生は目を逸らしたままそう言った。


◇「////」


すっごく嬉しい!どうしよう!!

エッチしたい!!////


臣「あーあ、…酒でも飲もっかなーー// あ、そーだ。昨日の残り飲もっと。」
◇「あっ……」


チューしようと思ったのに、先生は私を置いてソファーに行っちゃった。


◇「……お酒ずるい。」
臣「なんだよ、飲みてーの?」
◇「……」


そうじゃなくて。

今、先生が大好き!って、私の中のLOVEがMAXになったから、エッチしたかったのに…

お酒に先生を取られた。


臣「お子様は飲めません〜〜〜」
◇「……」


また子供扱いしてぇ……


臣「この酒ほんと美味ぇんだよな…」


そう言って先生は一人でお酒をぐいぐい飲み始めた。

しょーがない。
エッチは夜までおあずけだ。


◇「ね、先生っ、なんか映画見よー♡」
臣「うん。何がいい?」
◇「えへへ…なんでもいい♡」
臣「選べよ…w」


だって…
先生とベタベタくっついてたいだけだもんっ♡

映画なんてなんでもいいもんっ♡


臣「じゃあこれにしよーぜ。ホラー。」
◇「え…怖いのはちょっと…」
臣「なんでだよ!いいじゃん!w」
◇「……」


ホラー苦手だもん……


臣「よーし、始まるぞーー♪」
◇「……」


怖くて先生にしがみつく。


臣「まだ始まってねーのにもう怖いの…?」
◇「……」
臣「お前、…ただ俺にくっつきてぇだけだろ?」
◇「!!!」


ひどい!違うもんっ!
本当に怖いんだもんっ!!


臣「可愛いやつーー♡」


えっ…


臣「ほら♡」


ギュッ……


◇「////」


な、な、何これっ……

先生が…優しいっっ////


臣「あ、酒なくなった。取ってくる。」
◇「え…っ」


あんなに入ってたのにもうないの?
先生…、飲むの早くない?


キエエエエエエ!!!!


◇「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」

臣「ぶはっっっwwww」

◇「先生っ!!!!早く帰ってきて!!!!!泣」

臣「はいはいw」


いきなり恐ろしいシーンで、涙が出てきた。


臣「何お前…泣いてんの?w」
◇「こわっ、こわっ、こわっか…った…っっ」
臣「よしよし♡」
◇「……泣」


こんな映画…
先生が隣にいても無理。

怖すぎる。

助けて。


キエエエエエエ!!!!


◇「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」

臣「ぶっっwww  あっはははwww」

◇「もう無理っっ!!!泣」

臣「お前…もっと可愛い悲鳴あげれないの?ww」

◇「うううっっ泣」


本当に怖くて泣いてたら、先生が映画を止めて、ぎゅっと抱きしめてくれた。


臣「お子ちゃまーーw」
◇「……っ」


だって…怖いの無理だもん…っ


臣「泣いてやんの…w」
◇「…っ」


先生が涙を拭いてくれて…


臣「……」
◇「……」


視線が交差して、見つめ合う。


あ……、、キス…かな……?


臣「その目で見ないで……」
◇「え……?」


意味がよくわからなくて、先生の目をじっと見つめる。


臣「……だから…///」
◇「……??」

臣「……はぁ、もう///」
◇「…っ」


またギュッと、抱きしめられた。


臣「涙目でじっと見んな///」
◇「えっ…」

臣「すっげぇムラムラしてくるから///」
◇「…っ///」


なんで?

全然わかんない///


臣「あーーーダメだ。」
◇「……っ」


そう言って塞がれた唇は…
触れた瞬間から、なんか気持ち良くて…

お酒の匂いに…少しふわふわする。


◇「ん……、、」


先生に求められるままに、唇を開けば…

すぐにあたたかい舌が差し込まれて…


◇「ん…、……ふ…、っ…//」


絡ませようとしなくても、強引に絡んでくる。

お酒の匂い…すごい……

クラクラ…して…きちゃう…///


……ぴ…、ちゃ…っ


いやらしい音を立てて、離れたかと思えば…、また。


◇「んんっ…///」


食べられちゃいそうな、キス。


……気持ち良くて……、感じ…ちゃう……


◇「……は…ぁっ、///」
臣「……///」


先生は私の頬を包み込みながら…
何度も何度も角度を変えて…


……や…ぁ…、……も…濡れちゃ…う……

気持ちぃ……よ…ぉ……


こんな…お酒混じりの…大人の、キス。

ずるい……、///



臣「……はぁ、すっげ可愛い///」

◇「…っ」


え…?


臣「抱きたい。夜まで待てねぇ。」

◇「え…っ///」

臣「ベッド連れてっていい?」

◇「…っ///」

臣「お前…可愛すぎ…///」

◇「////」


え、え、なんか…先生が……


◇「きゃっ///」


そのままベッドに連れていかれて…


火照った肌に、冷たいシーツが気持ちイイ。


臣「なんかお前…すっげ可愛い///」

◇「……っ」


先生…酔ってる…?///


臣「めちゃくちゃにして…い?」

◇「////」


顔がボンって熱くなった。


臣「もう…めちゃくちゃに感じさせたい///」

◇「////」


どうしよう!!

私、おかしくされちゃう!!///


臣「俺…酔ってんのかな…///」


はい!!!
絶対酔ってると思いマス!!!///


臣「なんか…、止まんね///」

◇「…っ」


先生の目が、熱く…私を射抜く。


臣「なんか…お前がすっげぇ可愛くて…たまんないんだけど///」

◇「////」


そんなこと言われたら…
私がたまんないよ…///


◇「…あ……、ぁっ…、……は…ぁっ//」


酔ってるからなのか…
先生は服を全部脱がせてくれなくて…

私の服を乱して、その隙間から触ったり…キスしたりしてくる。


それが…なんか…すごくエッチ///


臣「ああ…興奮する…止まんね…、マジで///」
◇「////」


さっきから…
先生がすごく興奮してるのが伝わってきて

私まで興奮して…ドキドキしちゃう。


臣「……舐めたい。」


え…っ?


◇「きゃぁっっ///」
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