個人指導
第3章 単純な彼女
夏休み。
頭の悪い◇は補習三昧で
塾のテストも赤点で
結局本当に俺の家に来た。
◇)うわーん、先生っ!!
どうして私、こんなにバカなの?
臣)知らねぇよw
◇)もうやだよぉぉ…
臣)ほんっと頭わりぃよなーー
◇)先生までひどいっ!!
臣)はぁ??
だからこうして
勉強教えてやるっつってんだろ!
感謝しろ!
◇)ぶぅ……
臣)っとに…
◇)ねぇ…先生…
臣)んー?
◇)ほんとに…勉強するの?//
臣)は?
隣に目をやると
なんかエロい目で俺を見てる。
今日の格好は
キャミにショーパン。
キャミからは谷間がチラチラ見えてるし
こんだけ露出してうちに来たってことは
完全に誘ってるってわかってる。
でも…俺がいつでも
簡単に手ぇ出すと思うなよ。
臣)勉強以外することねぇだろ。
とっととやれ。
◇)えーー!!!
◇は不満そうに教科書を広げた。
俺は横で本を読みながら
アイスティーを飲む。
◇)先生…
臣)んー?
◇)わかんない…
臣)は!?早速??
◇)うん……
臣)努力しろ!!
◇)ええっ!!!
教えてくれないの?!
臣)もう少し自分で頑張れ。
◇)ええー!!!
しばらく無視して本を読んでると…
◇)先生!!出来たぁ!!!
臣)んー
ノートをのぞいてみると…
臣)お…、ん?
これ…、、はぁ…
◇)え??
臣)間違ってる。
◇)えーーー!!!
出来たと思ったのに!!
臣)なんでここの計算が
こんなぶっ飛んでんだよ…
◇)ううう…っ
ちらっと顔をのぞくと
涙目になってる。
臣)おいっ!泣くなよ!!
◇)だって…頑張ったのに…
臣)しょーがねーだろ、
アホなんだから。
◇)それフォローになってないし!!
臣)あ、ごめん。
◇)ひどいーー!!
うわーん!!!
臣)あ〜〜悪かったって。
頭を撫でると
くるっと俺の方を見た。
◇)せんせ……
臣)なに。
◇)間違えちゃったのね、
集中出来なかったからだと思う…
臣)は?
◇)先生に…ドキドキして…
やっぱり…集中できないの//
臣)はぁ!?
◇)だから…
このドキドキ、おさえてくれたら
もっと勉強できると思うな♡
臣)何それ。
◇)わかる…でしょ…//
とか言って
まただ。
完全に誘惑モード。
臣)ガキが調子乗んな。
◇)えっ!!!
臣)何してほしいわけ?
◇)え…っ///
臣)……
◇)エッチな…こと//
臣)ばーか。
◇)ダメ…なの?//
臣)ガキに興味ねぇんだよ。
◇)そのガキに手ぇ出したの、誰ー!!
臣)……っ
◇)教室で、いっぱいいっぱい
エッチなことしてきたの、誰ー!!
臣)……//
◇)ねぇっ!!//
臣)あーれは…、気の迷い。
◇)ええっ!!!
臣)魔がさした。忘れろ。
◇)ひどーい!!
臣)こーゆーひどい男もいるから
ほんと気をつけろよー?
◇)何それっ!!!!
臣)つーか男はな、
一回ヤったら興味失せんの。
◇)え…っ
臣)お前とヤリたいとか
もう全く思わねぇ。
◇)えっ!!!
臣)早く勉強しろ、ほら。
◇)彼女に…してくれるの
考えてくれるんじゃ…
なかったの?//
臣)考えた。しねぇ。
◇)ひどい!!!
臣)彼女にする約束なんかしてねぇだろ。
◇)考えてくれるって言ったのに!
臣)だから考えた結果、しねぇって!
◇)どうしてーー!!
臣)お前がガキだから。
◇)……っ
あ…
めっちゃふてくされてる。
臣)大体なぁ、お前…
あーんな簡単に俺にヤられちゃって…
それで好きになったとか、単純すぎ!
◇)だって…
臣)なんだよ。
◇)……
臣)どうせSEXが気持ち良かった
だけだろー?
◇)……///
臣)図星。
◇)でも…そのせいで
先生のこと忘れられないんだよ?
臣)……
◇)頭から…離れないの//
臣)……
◇)家にいてもね?学校にいてもね?
ずっと先生のこと考えてるの…
臣)俺のこと考えねぇで
勉強しろ!!w
◇)だって…!!
先生の手…気持ち良かったな…とか
いっぱいいっぱい
ナカ突いてくれて…
いっぱい感じちゃったな…とか
臣)ぶっっww
◇)そんなことばっか…
考えちゃうの…///
臣)お前の頭はエロ一色か!w
◇)ううん…、先生一色だよ……//
そう言って
物欲しそうな目で
俺を見つめてくる。
こいつ…ほんとに頭悪いんだな…
もっと自分大事にしろよ…
◇)今は彼女になれなくても
我慢するから…
臣)……
◇)だから…っ
臣)……
◇)……
臣)抱いて欲しいって?
◇)……///
顔を真っ赤にして頷いた。
臣)俺、お前のこと
なんとも思ってないよ?
◇)うん…
臣)そんな奴に抱かれたいの?
◇)うん。私は好きだもん。
臣)……
◇)大好きだもん//
ほんと…
バカな女…
臣)じゃあ…シてやるから脱げよ。
◇)えっ…///
臣)とっとと脱げ。
◇)……っ///
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