私が妻の異変に気付いたのは、
新居のマンションに引っ越して三カ月が過ぎた頃でした。
私たち夫婦は結婚して二年目で子供はまだいませんでした。
妻は私より五歳年下の二十七歳で、
二人の生活は二年目でも毎日が新鮮に感じられ
楽しく過ごしていたのですが、
だんだん妻の様子が変わり始めたのです。
最初に気づいた妻の異変は服装からでした。
妻は付き合い始めた頃からいつも
どちらかといえば清楚な感じの服を着ることが多く、
色は白で肌の露出が少ないものでした。
スカートよりもチノパンをよく履いていて、
ミニスカートを履いているところを
見たことなどありませんでした。
実際、結婚して一緒に暮らすようになってから分かったのですが
妻はミニスカートは一枚も持っていませんでした。
そんな妻が新居に引越して三カ月が過ぎた頃から
ミニスカートを履くようになったのです。
最初にその姿を見た時には私も驚いたのですが、
妻もおしゃれになってきたのかな
くらいにしか思っていませんでした。
ところが、ミニスカートを何種類も買ったようで、
その丈もだんだん短くなっていったのです。
いくら家の中とはいえ、さすがに股下数センチはどうなの?
と思っていたのですが、
妻はそんな私の様子を気にする素振りを見せることもなく、
平気で私の前でパンチラを繰り返すようになったのです。