〇)ねぇ臣ぃ♡
臣)んーー
〇)ふふー♡
臣)……
俺にもたれながら彼女が甘えてくる。
〇)ねぇねぇ、臣ってば♡
臣)ちょっと待って、
メールの返事かえすから。
〇)……
は?
昨日のポラ…撮り直しかよ…
たりーな…
〇)あ、そーだ!臣~
臣)なに。
ああ、そういやあの件
隆二にメールしなきゃ。
〇)あのねっ、昨日ねっ
臣)……
〇)新しく出来たカフェで…
臣)…ああ、ごめん、何?
〇)…っ
臣)聞いてなかった、何?
〇)……
あ、やべ…
少し怒った?
〇)だから昨日ねっ
ピロン♪
臣)あっ
直人さんから返事が来た。
〇)昨日…カフェで…
臣)今仕事のメール読んでるから待って。
〇)……
臣)……
お、じゃあ明日は昼からでいいんだ。
久々にゆっくり出来るかも。
臣)ああ、ごめん、で、何?
〇)…もういいっ!!
臣)は?
〇)メールしてればいいじゃんっ!
臣)…っ
何キレてんだよ…
こんなことで…
臣)機嫌直せってw
〇)触んないでっ!
バシッ
臣)…っ
〇)もういいっ!
臣)なんだよそれ…
〇)……
臣)んなことでいちいちキレてんなよ。
〇)…っ
臣)疲れてんのに…
そーゆーのマジだりぃ。
〇)…っ
あ…っ
言いすぎた…やべぇ…
〇)何それ…
だるいなら…
あたしといなきゃいいじゃん!!
臣)んなこと言ってねぇだろ。
〇)言ってるよ!!
臣)…っ
〇)あたしがうざいんでしょ?
臣)そうじゃねぇって!!
〇)…っ
なんで…
こんなことでいちいち泣くんだよ…
臣)泣くなって…
〇)もう帰る!
臣)は?!
〇)じゃあね。
臣)ちょ、待てよ!
仕事で疲れてたんだって!
〇)だから!
疲れてるなら
あたしいない方がいいでしょ!
臣)…っ
〇)一人でゆっくり休めばいいよ。
臣)……
〇)疲れてる時に…
煩わせてごめん…、じゃあね…
臣)…っ
〇〇は泣きながらそう言って
俺の家を出ていった。
臣)……
なんでこうなるんだよ。
ずっと忙しくて
あいつにも全然会えなくて
今日やっと久々に会えたのに。
明日だって珍しく昼からになって
今日はゆっくり一緒にいれると思ったのに…
ーだるいなら…
あたしといなきゃいいじゃん!!ー
ーあたしがうざいんでしょ?ー
んなこと思ってねぇよ。
ずっと…会いたかったのに…
ー疲れてるなら
あたしいない方がいいでしょ!ー
お前といるから…癒されんのに…
なんでわかんねぇんだよ…
臣)……
違うか…
俺があいつにそう思わせたんだ。
きっとあいつだって
寂しかったはずなのに…
あんな…泣かせて…
臣)〇〇…ごめん……
ガタッ
俺は慌てて〇〇を追いかけた。
まだそんな遠くまで行ってないはずだ。
臣)〇〇!!
…〇〇っ!!
後ろ姿を見つけて必死に名前を呼んだ。
臣)〇〇っ!ごめん!!
〇)…っ
臣)帰んないで…頼むから…
〇)やだっ!離してっ!
臣)ごめんって…
〇)やだっ!!
臣)〇〇!!
〇)離してっ!!
臣)絶対離さない。
〇)…っ
ギュッと抱きしめると〇〇は大人しくなって…
俺はそのまま〇〇を抱き上げた。
〇)きゃっ//
臣)大人しくてしてて。
〇)や、やだっ!おろしてっ//
臣)ダメ。お前逃げるから。
〇)…っ///
そのまま俺の部屋まで連れて帰ってきた。
〇)何すんの…人さらい//
臣)うん。
〇)ばかっ…
臣)うん、ほんとバカだった。
〇)…っ
臣)ごめんな?
〇〇をソファーに座らせた。
臣)泣かせて…ごめん…
ギュッ……
臣)ほんとごめん。
〇)…っ
しばらく抱きしめて
そっと身体を離すと
〇〇の瞳は涙でいっぱいだった。
臣)泣かないで…ほんとごめん…
〇)ううんっ…あたしこそ…ごめんね?
臣)…っ
〇)臣が…仕事で疲れてるのに…
臣)違う、それは…
〇)わがまま言って…
臣)違う!
〇)…っ
臣)せっかく久々に会えたのに
俺が悪かった、本当にごめん。
〇)……
臣)俺だって…ずっと会いたかったんだよ。
〇)…っ
臣)ごめんな?
ギュッ……
〇)ふっ、ううっ…
臣)泣くなよ…
〇)臣…ごめんね?
無理しなくて…いいから…
臣)無理じゃないよ。
〇)…っ
臣)無理なんか…してない。
〇)……
臣)俺は…お前といるのが
一番癒されんの…
〇)…っ
臣)……
〇)ほん…と…?
臣)ん。
〇)……//
臣)だから…帰んないで…
〇)…っ
臣)一緒にいてよ…
〇)……//
〇〇が小さく頷いた。
〇)一緒に…いたい…//
臣)……//
こんな素直で可愛い彼女を
自分勝手に泣かせて
なんかほんと情けない。
こんなに…好きなのに…
臣)〇〇……
〇)…なに?
臣)……好きだよ…
〇)……//
額を合わせて
親指で耳を撫でると〇〇が俯いた。
臣)俺のこと…嫌いになった?
〇)…なって…ないよ…//
臣)……
〇)大好き…だよ…//
臣)……
〇)だいすき……
臣)……//
いつも…自分勝手でごめんな?
ほんとに…好きだから…
お前のこと…もっと大事にするから…
〇)お…み…//
臣)…っ///
〇〇からキュッと抱きついてきた。
臣)……
〇)……
臣)〇〇…
〇)……なに?
臣)……
〇)……
臣)すっげぇ抱きたいんだけど…
〇)えっ…
臣)いい…?
〇)///
臣)……
〇)い、今?!//
臣)うん。
〇)///
今すぐ…このまま…抱きたい…
臣)やだ?
〇)///
臣)……
〇)やじゃ…ないよ?//
臣)…っ
その答えを聞いた瞬間
俺はもう〇〇を押し倒してた。
〇)わっ//
少し戸惑ったように
俺を見上げる愛しい瞳。
臣)〇〇…
〇)あっ、…んっ// ね…っ、おみっ//
臣)……なに?
〇)ソファーで…するの?//
臣)ん……
〇)あたし…ベッドがいいよ…//
臣)……
可愛く甘えながら
俺の服を掴んできた。
臣)じゃあここでも抱いて
ベッドでも抱いてやるから…
〇)あっ…、ん…っ//
臣)……
〇)や、待って…、や…だっ//
臣)何が…
〇)ここじゃ…動きにくいもん…//
臣)……
恥ずかしそうにそう言う〇〇が可愛くて
臣)ふっww
〇)///
臣)なに、お前がそんなに
動いてくれんの?w
〇)そ、そーゆー意味じゃなくてっ//
臣)じゃあどういう意味?w
〇)…もうっ…意地悪…//
臣)うん…w
〇)あっ//
臣)すげぇ意地悪だよ?
もう知ってるしょ?
〇)///
〇〇を抱き上げてベッドまで連れていく。
どさっ…
臣)じゃあこっちで2回分
たっぷりやろうなー♡
〇)ばかっ///
臣)お前がベッドがいいって
言ったんだろw
〇)…っ///
臣)いっぱい動きたいからー♡って。
〇)そんなこと言ってないっ!///
臣)言ったじゃん♡
〇)///
臣)楽しみにしてるから♡
〇)……あっ、…っん…//
鎖骨にキスをして…そのまま胸元へ…
俺の肩を掴んできた〇の手を取って
指を絡めてシーツに縫い付ける。