レイトショー(short ver.)
レイトショー(short ver.)
完結
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2016/09/24
最終更新日:---

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レイトショー(short ver.) 第1章 塞がれた唇
◇)やっと観れる〜〜♡
臣)そんな観たかったの?w
◇)うんっ♡♡


今日はずっと楽しみにしていた映画を
臣と観に来てる♡


臣)恋愛ものだもんな〜〜〜
◇)とか言って感動して泣いちゃうかもよ?w
臣)マジかいw
◇)あははは♡


映画も楽しみだけど
久々の臣とのデートもすごく楽しい♡


臣)全然人いねぇなー
◇)レイトショーだからね♡
臣)ガラガラじゃん。
  大丈夫?この映画館w
◇)大丈夫♡
  土日は混んでるんだよぉ?
  このカップルシートだって
  人気なんだからぁ〜♡
臣)へ〜〜〜


昨日ちゃんとネットで予約した
一番後ろのカップルシート♡

ゆっくり二人で
映画に集中するんだ〜〜♡


臣)背もたれ長くて気持ちいいなー
◇)ここの映画館はそれも人気なの♡
臣)…って、お前はさっきから
  この映画館の回し者か!w
◇)あはははw


少し照明がおちて
予告が始まった。


臣(映画付き合ってやんだから
  ホテル付き合えよ?)
◇(えっ)
臣(えっ、じゃねぇよw
  まさか今日帰る気でいた?)
◇(……//)


ちゃんと…お泊まりの準備はしてきたけど…


臣(せっかく夜景の綺麗なホテル
  取ってやろうと思ったのに…)
◇(行くっっ♡♡)
臣(ニヤ…ww)
◇(あ…っ…//)
臣(そーんな俺とエッチしたい〜?w)
◇(……ばか!//)


太ももに伸びてきた手をパシッと叩くと
臣が口を尖らせた。


臣(そんなこと言えねぇくらいに
  メロメロにしてやっからなーw)
◇(……///)


ほんとに…
メロメロにされちゃいそう…


だって…

久々に会う時の臣のエッチは
本当に激しいんだもん///


あ…なんか…
想像したらドキドキしてきちゃった//


臣(お、始まるな。)
◇(あ…っ)


そうだそうだ!
今は映画に集中集中っ!//



映画のストーリーは
想い合ってる男女が
もどかしくすれ違ってしまう展開で…


「ずっと好きだったんだよ!お前のことが!」
「そんなの信じられないわよ!!」


なんか情熱的…ドキドキ…//


「だったら今すぐここで抱いてよ!!」
「じゃあ来いよ…」


抱いてよって…、え?!


「あ…っ、…ん…、っ…ぁ」


わ、わ、めっちゃ舌絡めてる///


「や…、ぁ…っ、だめ…っ、そ…こ…」
「お前が抱けって言ったんだろ…」
「あ…、っ…んゃ…ぁっ//」


え、え、純愛モノだと思ってたのに…

こんなエロい映画なの?!//


「あぁんっ…好き…っ、あ、あぁっ///」


◇)////


恥ずかしい///


臣(エッロいキスしてんなぁ〜〜w)
◇(えっ…)


臣がニヤニヤ耳打ちしてきた。


臣(俺らもする?w)
◇(えっ…//)
臣(こんなん観てたら興奮してきちゃった♡)
◇(ばかっ…//)


クイッ


◇(んん…っ//)


強引にあごを引き寄せられて
唇を塞がれた。


「あぁん…っ、気持ち…いい…っ//」


臣(ん?気持ちいいって?w)
◇(ばかっ!映画の声でしょ!//)
臣(なんだよ…じゃあ気持ちくねぇの?)
◇(え…っ)
臣(俺のキス。)
◇(……//)


変なこと…聞かないでよ…//


◇(もう、映画に集中してっ)


こんなキスまたされたら
ムラムラしちゃう。

誤魔化すようにプイッとスクリーンに顔を戻すと
しばらくして
ラブシーンの終わりかけに
手をキュッと握られた。
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