歌舞伎町キャバ嬢の嘘のような本当の話し
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発行者:toma
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2012/06/12
最終更新日:---

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歌舞伎町キャバ嬢の嘘のような本当の話し 第2章 ツカサ
「俺みたいなまっとうな仕事してるやつが

キャバ嬢とつきあってたら、どんな目で見られるかくらい

お前にもわかるだろ。

いい思いさせてやったんだからお前も損してないじゃん」






まだ27、8で、年収もそこそこある

男にそう言われた時

私の存在意義がなくなった。



悔しくなかった。

悲しかったけど。




だって、本当のことだから。

結局はいつもそうだった。

家族もいつもお姉ちゃんばっかり可愛がってた。

大切にしてた。



私はいなくてもいい子だったんだって

ずっと思ってた。




高校卒業して、そのまんまキャバで働いて、

そこそこの給料もらって

いまさら昼職なんてできない。




その男にふられても、

昼職になる、っていう選択肢はなかった。



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