出会いを含めた人生 短編集
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2013/01/27
最終更新日:2013/01/27 20:24

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出会いを含めた人生 短編集 第6章 肝試し編
時間も遅くなると怖みが増すので早く行こうって話しも出たので
黄門御一行は印籠を手に取り・・・いやいや、バイクに乗り込み
恐怖の地へいざ出陣!していきました。
途中運転しながらふざけたりして、かなりの若さをアピールしながら
1時間くらいかけて目的地に到着しました。

俺は初めて来たトンネルなので第一印象は全然怖くないと感じ
至って普通のトンネルだと思いました。

せっかくトンネルに来たんだし、上に行く道を探す前に
トンネルの内部から調査することになりました。印籠を片手にね・・・
今はおそらく、内部の落書きは消されて綺麗になっていると思いますが
当時は落書きがひどく一番印象に残ったのがこんな落書きでした!

        シコシコメキシカン

思わず心の中で、なんだ!このゾッキーより低脳な落書きは!と
思いつつ、俺は隣にいた友Fにこう聞いてしまいました。
 
 俺:「アナタはシコシコメキシカン?」
友F:「ノーメキシカン」
 俺:「OH!ソウデアリマスカー」
こんなくだらない会話をしながら盛り上がっていました。


そしてトンネルを往復しバイクまで戻りこの先どうやって上に行くのか
作戦会議をすることになりました。すると友Aがこう言いました。
 
友A:「さっきトンネルの手前に脇道があったよ」
友E:「あーなんか指差してなんか言ってたね」
友A:「指なんか指してたっけ?」
友E:「俺の見間違いか?フザケテたからよく覚えてねぇや」
友F:「まーその脇道いってみるべー!」
こんな感じでいざ脇道へ!


脇道に入り少し進むと、高さ3mくらいの金網があり、その金網には
関係者以外立ち入り禁止の札がかけられていましたが、若い僕たちは
そんなの関係ねぇ~と裸で踊りだしそうな勢いで金網を上り向こう側へ
この時、最後に上った友Bなんですが、かなりのオデブちゃんにも
関わらず金網をスイスイ上り軽快なフットワークで上ったことに
誰もが驚いていました。丸くても運動神経いいのね!みたいに
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