日本をナナメに見る
第1章 安保法制を考えてみた
が…その前に、一度各法律がどんなものでどんな意味があるかを端的にまとめてみたのでそこから考えてみよう。
国家安全保障会議について(以降”NSC”と表記)
他国からの情報や専門家の意見などから、国家安全保障の重要なことや緊急事態への対処方法を審議することを目的とした、国家安全保障会議設置法によって設置した行政機関の1つで、これをサポートする事務方として国家安全保障局がある。
一般的に”会議内容が秘密”ってことが議論されてるけど、個人的見解としては今まで各省庁ごとに収集してた情報を一括管理できるようになって”緊急時とか各省庁へ申請して情報提供してもらってからその情報をまとめて審議する”っていうタイムロスがなくなって、より高度な情報を集め易くするためじゃないかと考えている。
特定秘密保護法について(以降”秘密法”と表記)
政府が指定した重要事項の秘密を洩らしたら罰せられる。
不都合な事実の秘密化による隠ぺいに対する懸念
秘密を知ることのできる人物の選択方法
言論の自由侵害への懸念
永久に秘密にされる
この4つが一般的な議論の的じゃないかな?
この件についての個人的見解は漏洩の心配がなくなって、より高度な秘密の情報が他国からもらい易くなるだろう。
防衛装備移転三原則について(以降”武器移転”と表記)
憲法、法律共に規制はないものの、平和国家として自粛してきた武器輸出を可能にできるように閣議決定された。
武器輸出による紛争の助長や軍産複合体などの防衛産業の拡大による懸念が一般的な議論なんじゃないかな?
この件での個人的見解はテクノロジー大国日本の最先端技術を駆使して開発された武器を売ることによる外交カードの力、さらに売った収益で継続して最新武器が開発できるようになって防衛産業が大きくなることで日本の国力を強くして外交を有利に進めやすくなんるんじゃないか?
端的にって言っていつも長くなってしまうのが悪い癖だわ…反省。
話を元に戻すと、こういった事に今の集団的自衛権を合わせて考えるとそこに”見えないもの”が見えてくるんじゃないかな?
ここから先はあくまで個人的な見解(いわゆる妄想)だと心してみてほしい。
2