日本をナナメに見る
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2015/06/23
最終更新日:2015/10/01 23:04

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日本をナナメに見る 第11章 プライド高きフジテレビ 抜け出せぬ長いトンネル
この結果を踏まえれば明らかに制作側の失敗ととらえるしかないように思えるのだが…

そもそも民放は免許事業者であり、インターネット配信のない時代にはある意味独占状態だったのである。

つまり民放の敵は民放であり、その勝敗を決めるものは視聴率のみであったのだ。

それゆえに視聴率さえ取れれば”多少低俗でも良し”とする風土が出来上がってしまったのかもしれない。

確かに民放は営利を目的とした企業である。
収益を上げなければいけないのも当然のことだ。

だがスポンサーである企業から見ればどうなるのだろう?

そもそも民放にスポンサーをする企業は大多数が大企業なのだ。

そんな企業がいくら視聴率が良いからと言って、低俗な番組に何の抵抗もなくスポンサーを続けていくのだろうか?

同じ低俗なら規制が少なく、もっと過激に作りこまれたネット動画にスポンサーが流れるのも、当然の流れではないのだろうか?

民放はあくまで公共性を伴う事業のはずである。

企業としての収益が上げられないのなら、せめて公序良俗に反しない企業であってほしいものだ。
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