俺の印
第6章 【岩】前半
今日は打ち上げで
メンバーやスタッフさんと散々飲んだ。
家に帰ると彼女が走って迎えにきた。
◇)岩ちゃん、おかえりなさいっ♪
岩)うん、ただいまw
◇)いっぱい飲んだの?大丈夫?
岩)全然大丈夫だよ。
◇)ほんと?良かった♪
打ち上げ楽しかったぁ?
岩)うん。めっちゃ。
◇)あははw
俺がソファーに腰をおろすと
彼女は隣にくっついてきた。
◇)写真とかないのー?
見たい♩
岩)あ、結構撮ったよw
すげぇアホな写真とかw
◇)えー!!どれどれ〜?w
俺はiPhoneを出して写真を見せた。
◇)あはははw
この隆二さん面白いw
岩)でしょー?w
◇)臣さん、こんな変顔するの?w
岩)全然するねーw
◇)きゃははは♪
最初は楽しそうに笑ってたのに…
次第に口数が減っていく彼女。
最後には黙ってしまった。
◇)ありがと…
岩)うん?
◇)…。
岩)…。
◇)私…もう寝ようかな…
岩)え?
立ち上がった彼女の腕をつかんだ。
岩)どうした?
◇)どうもしないよ?
こっちを見ずにそう答える彼女。
岩)急に寝るとか言うから…
◇)なんでもない
様子がおかしいことに気付き
立ち上がり彼女の顔を覗き込む。
彼女の目には涙が浮かんでいた。
岩)どうした!?
◇)なんでも…ない…っ
岩)なんでもなくねぇじゃん!
なんで泣いてんの!
◇)泣いて…ないもんっ
そう言いながら
大きな瞳からは涙がこぼれた。
俺は思わず抱きしめた。
岩)どうした?
◇)…っ
岩)…。
◇)岩ちゃんが…お仕事忙しいのも…
周りにキレイな人がいっぱいいるのも…
わかってる。
岩)うん。
◇)そんなの仕方ないってわかってる。
岩)うん。
◇)だから…ワガママ言ったり
したくないの。
岩)…。
◇)でも…っ
彼女の肩をそっとつかみ
顔をのぞくと
顔を赤く染め
涙目で俺を見上げた。
◇)やっぱりヤキモチ妬いちゃうんだもんっ
泣きながらそう言った。
写真に女のスタッフさんも
たくさん映っていたからだろうか…
◇)うっ…
岩)…。
◇)ごめんなさい…
…ごめんっ…なさっ…
そんな綺麗な涙を流す彼女の唇を
気付けば俺は塞いでいた。
◇)ふっ…ぅぅっ…んん//
いつもはそんなこと言わないのに…
ずっと我慢してたんだろうか…
その瞳からこぼれる涙が
俺のことが好きで好きで仕方ないって
物語ってる…
そんな彼女が愛しくて…
俺は夢中で彼女の口内を犯した。
◇)んっ…んふぅっ…ぁぁ//
俺がどんなにお前のことを好きか…
教えてやりたい。
◇)岩ちゃ…ん…っ
岩)黙って。
◇)ふぁ…っんっ//
彼女の頭を片手で支えながら
逃げ場をなくし…
◇)んっ…ふ…ぅ…//
激しく舌を絡めていく…
◇)んぅ…、んっ…
その度に甘い吐息が漏れ出す。
キスに酔いしれて
次第に力が抜けていく彼女の身体を抱きかかえ
寝室へと連れて行った。
◇)岩ちゃ…ん…
私のこと…好き?
岩)バカなこと聞くな。
◇)え…
岩)わかんないの?
◇)…っ
岩)だったら教えてやるよ。
◇)え…っ
岩)身体で。
◇)えっ…、あ…っ、あぁっ///
もう止まらない。
俺は彼女の服を強引に脱がし
抱き寄せた。
◇)や、や、岩ちゃ…ん///
岩)うるさい。
◇)あ、だって…やぁ///
岩)…
◇)あんっ…、や、あ…
岩)そう。
◇)ん、あ…、あっ
岩)黙って感じてろ。
◇)ふぁ…んっ、あ…
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