俺の印
第1章 【隆】鏡の前で…
隆)どうした?
◇)…っ
隆)…。
◇)隆くんが…お仕事忙しいのも…
周りにキレイな人がいっぱいいるのも…
わかってる。
隆)うん。
◇)そんなの仕方ないってわかってる。
隆)うん。
◇)だから…ワガママ言ったり
したくないの。
隆)…。
◇)でも…っ
彼女の肩をそっとつかみ
顔をのぞくと
顔を赤く染め
涙目で俺を見上げた。
◇)やっぱりヤキモチ妬いちゃうんだもんっ
泣きながらそう言った。
写真に女のスタッフさんも
たくさん映っていたからだろうか…
◇)うっ…
隆)…。
◇)ごめんなさい…
…ごめんっ…なさっ…
そんな綺麗な涙を流す彼女の唇を
気付けば俺は塞いでいた。
◇)ふっ…ぅぅっ…んん//
いつもはそんなこと言わないのに…
ずっと我慢してたんだろうか…
その瞳からこぼれる涙が
俺のことが好きで好きで仕方ないって
物語ってる…
そんな彼女が愛しくて…
俺は夢中で彼女の口内を犯した。
◇)んっ…んふぅっ…ぁぁ//
俺がどんなにお前のことを好きか…
教えてやりたい。
◇)りゅ…くん…っ
隆)黙って。
◇)ふぁ…っんっ//
彼女の頭を片手で支えながら
逃げ場をなくし…
◇)んっ…ふ…ぅ…//
激しく舌を絡めていく…
◇)んぅ…、んっ…
その度に甘い吐息が漏れ出す。
キスに酔いしれて
次第に力が抜けていく彼女の身体を抱きかかえ
寝室へと連れて行った。
◇)隆く…ん…
私のこと…好き?
隆)バカなこと聞くな。
◇)え…
隆)わかんないの?
◇)…っ
隆)だったら教えてやるよ。
◇)え…っ
隆)身体で。
◇)えっ…、あ…っ、あぁっ///
もう止まらない。
2