ナースとオモチャ
第5章 【臣】彼の命令
3日前から
うちの特別室に入院している登坂さん。
足を骨折しちゃったみたいで
今日はメンバーの人たちがみんなお見舞いに来てた。
病室からはわいわい賑やかな声が聞こえてきて
私たち看護師はみんな大興奮。
「今この中にメンバー全員いるんでしょ?!」
「やばーい!!♡」
私は…そんな詳しくなくて…
でも登坂さんは本当にカッコ良くて優しくて…
おっちょこちょいの私が
たまに鈍臭いことをしても
すっごく可愛い笑顔で許してくれる。
あの笑顔を見ると心があったかくなって…
少しずつ惹かれてしまってる自分に気付いてた。
でも…患者さんにこんな想いを抱いたって
退院したらもう会えなくなるんだし…
うん、忘れよう。
今日は夜勤で…
登坂さんに呼ばれたから
夜中に彼の個室まで向かう。
こんな時間にどうしたんだろう。
コンコン。
❀)入りまーす。
臣)こんな時間にすみません。
❀)いえ、どうしました?
臣)携帯落としちゃって…
拾ってもらえませんか?
❀)え?…あ…っ
ベッドの下に携帯が落ちてた。
私がそれを拾おうとすると
いきなり太ももを撫でられた。
❀)えっっ!///
私はびっくりして登坂さんから離れた。
い、今の何?!///
❀)あ、あの、携帯…。
私が携帯を渡すと
それを受け取ってニッコリ笑う彼。
臣)ね…、こっち来て?
❀)え…?//
臣)こっち。
❀)……//
優しく笑ってるけど…
なんか…危険な予感がする…。
でも…断れなくて…
私はゆっくり登坂さんに近付いた。
臣)好きなんだ。
❀)え…!?
臣)……。
その言葉の意味がわからず
呆然と立ち尽くしてしまう。
好きって…
臣)❀さんのこと、好きなんだ。
❀)……っ//
嘘…でしょ?
臣)返事は?
手をキュッと握られて
真っ直ぐに見つめて来る彼。
私は…小さく頷くことしかできなかった///
その瞬間…
グッと身体を引き寄せられ
後頭部をおさえられて
激しく唇を塞がれた。
❀)……んっ、、んんっ///
絡み付いてくる舌に
わけがわからないまま
必死でこたえる…
❀)んんっ、ふ…ぅ…、んっ///
何このキス…
気持ちイイ……///
❀)ん、ん、んぅっ、…んん///
身体の力が…抜けちゃいそう…
あ…っ、すごい…///
❀)ん…、んん……っ///
ゆっくりと静かに身体を離される。
臣)鍵…かけてきて?
❀)……///
艶っぽい声でそう言われて
私は入口のドアへ向かう。
ガチャン。
これって…
そういうこと…なのかな…
胸がドキドキして
身体が熱くなるのがわかる…。
私が少し戸惑っていると
臣)早く…おいで?
優しく呼ばれて
彼の元へ戻る。
するとまた激しく口付けられる…
❀)んんっっ…///…ふ…ぅ…ん///
臣)……っ
❀)……は…ぁ…、はぁ…///
唇が離れたかと思うと
大きな手で頬を優しく包まれる。
臣)俺の上、乗って?
❀)えっ…?//
いきなりそんなこと言われてびっくりしたけど…
また激しいキスを繰り返されて…
私はもう我慢できなくなって
彼の上に乗った。
あ…//
大きく…なってる…//
それに気付いた瞬間
思わずそれに触れてしまう…
服の上から少し撫でるとぴくんと反応する彼。
私は…ゆっくりソレを取り出し
直に触れる…
彼の顔を見ると
大胆な私の行動に少し戸惑ってるみたい…
私がソレをそっと握り、上下に動かすと
彼からは色っぽいため息が漏れる。
臣)…は……ぁ……//
あ…すごくエッチな顔してる…
こんな登坂さん…たまんない…///
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