(臣side)
俺は塾講師をやってもう6年になる。
生徒からすると「先生」って
どこかカッコ良くみえるもんなのか…
よく告白もされる。ガキに興味なんてねぇけど。
って…
今まではずっとそう思ってたのに…
今年は…やたら気になる生徒が一人いる。
とにかく見た目がなんかエロい…//
肌を露出してるとか…
そんなんじゃ全然ねぇのに…
やたらフェロモンが出てる。
っつーことに本人は気付いてない。
くっそ〜〜〜
10代のくせになんなんだよその色気は!!
授業中も…気付けば目で追ってる自分がいて…
慌てて我に返る。
俺…別にそんな趣味ねぇっつーの!
女は…エロくてキレイな大人の女がいいし…
いくらエロいっつったって…こんなガキ…
ないない!!!
つーかその前にこいつは
めちゃくちゃ頭が悪ぃんだよ!!
◇)先生…今日も補習私だけぇ?
臣)そ。とっとと座れ。
◇)はぁ…
昨日のテストも全然ダメだったしなぁ…
臣)お前ほんとに頭悪ぃからな。
◇)ひっどーい!!
臣)はははw
ほら、やるぞ。
◇)ぶぅ……
思わず頭を撫でてしまって
また我に返る。
何やってんだ俺。
触んな触んな…
◇)いっつも私だけ…
先生もうんざりしてる…?
可愛く上目遣いで聞いてきやがった。
臣)すげぇ迷惑。
お前のためにこの個室
取っとかなきゃなんねぇし
俺の残業は増えるし。
◇)……
あ。しょんぼりしてる。
◇)ごめんなさい…
臣)冗談だよっw
ほら、とりあえずこれ解け。
◇)はーい…
本当に一番迷惑してるのは…
こんな密室でマンツーマンで教えなきゃなんないこと。
イイ匂いがしたり…
たまに可愛く笑ったり…
そんなこいつにたまにドキッとする自分に腹が立つ。
こいつはまだガキだっつーの!!
◇)はぁ…少し…暑いな…//
パタパタ…
臣)!!!
いきなり制服のボタンを外して
胸元をパタパタしだした。
誘ってんのかおい!!
ふざけんな!!
臣)エアコン入れてくる。
俺が部屋を出ようとすると
その手を掴まれた。
◇)いいよっ!!
電気代もったいないもん…っ
臣)……。
ゆっくり振り向くと…
あ〜〜〜!!
少し顔を赤らめてまた上目遣い!///
◇)補習の私のためなんかに
エアコンなんかもったいないから
我慢するっ。
お前が我慢出来ても
俺が我慢出来なくなんだよっ!!
パタパタ…
問題を読みながら
パタパタ仰ぐその制服の隙間から…
胸の谷間がチラチラ見え隠れする…
くそっっ…///
◇)先生…やっぱりわかんないよぉ…
臣)どこ!
俺は◇の前の席に座った。
◇)これぇ…やっぱり難しい…
はぁ…あ…つい…//
パタパタ…
◇)あっ…
◇が胸元を何度もパタパタさせるから
その勢いでボタンがもう一つ開いて
谷間がもろ見えた。
◇)わっ…///
慌ててボタンを留めようとする
◇の手を掴む。
臣)お前さ…、さっきから誘ってる?
◇)え…っ
しばらく見つめ合う…
◇)誘う…って…、えっ?///
臣)意味、わかんだろ?
◇)そんな…つもりじゃ…っ
ごめんなさい!///
顔を真っ赤にして
俺の手をほどこうとする。
俺は手を離さない。
すると
空いているもう片方の手で
必死にボタンを留めようとする…
でも…片手だから上手く留められず
焦り始める◇…。
◇)せ、先生っ、離してっ
臣)大きな声…出すなよ…
◇)えっ…?あ…っ
んっっ!!///
俺は空いていた自分の片手を
◇の後頭部にまわし
キスでその唇を塞ぐ。
死ぬほどやわらかい薄紅色の唇。
◇)んっ、んっ、んんんっ///
その唇を何度も柔らかく包み
少し離すと
◇の顔は真っ赤になっていた。
◇)ふ…っ、はぁ…っ///
せん…せ…どうして…///
その言葉を遮るように
また口付ける。
今度は…強引にその唇を舌で開かせ
中に押し入る。
◇の舌を捉えると
掴んでる手がぴくんと動いた。
◇)ふ…っぅぅん!///
そのまま◇の柔らかい舌を
舌先で舐めてゆっくり味わう。
次第に…
◇の手から力が抜けていくのがわかる。
◇)…は…ぁ…///
せ…んせ…い……///
臣)気持ち良かった?
◇)う…ん……//
トロンとした目で俺を見てくる。
臣)もっと…してほしそうな顔…
◇)…うん…//
臣)ほんとに…?
◇)……///
コクンと頷く。
俺は一度◇の手を離し立ち上がった。
ガチャン。
個室の鍵を閉める。
◇)あ…っ…///
それを見て戸惑う◇。
もう…察したよな?
◇の手を引っ張り立ち上がらせる。
そのまままた深く口付け…
今度は机の上に座らせる。
◇)んんっ……//
ふ…、ぅぅ…ん…、っっ///
キスだけでそんなに感じてるのか
ふわっと後ろに倒れそうになる◇の身体を
慌てて支えた。
◇)先…生…っ///
ああ…この目だ。
俺の理性を吹き飛ばすこの目。
トロンと気持ち良さそうに
目を潤ませながら上目遣いで見てくる。