妻は自分の格好がやはり恥ずかしいのか、
人ごみの中を足早に歩きました。
私はそんな妻の後を追うようについていくと、
ショッピングモールの一角にある水着売り場へと辿り着いたのです。
季節はまだ冬なのに、そこには
女性用の色とりどりの水着が飾られていました。
妻はその水着売り場の中に歩いていくと
何かを探しているようでした。
欲しい水着でもあるのだろうか?
私はただ妻の後をついていきました。
すると、水着売り場の片隅で妻の足が止まったのです。
どうやらお目当ての水着を見つけた様子でした。
どんな水着を買うのだろう、と思いながら
私が妻の元に近づいていくと、
妻が見ていたのはセクシーなビキニが並んでいる所だったのです。
妻は恥ずかしそうにその中の一つを手に取ると、
それはほとんど紐でできたビキニでした。