5/30の中央競馬プレミアム予想〜重賞編〜
今週の「プレミアム予想〜重賞編〜」では、「日本ダービー」の予想をご紹介します。
《日本ダービー》
『レース展開予想』
外枠に入ったバスラットレオンとタイトルホルダーが今回も積極的に先行するでしょう。これに内枠からバジオウが続きそうで、最初の1コーナーを迎えるまでは速い入りになりそうです。
人気のエフフォーリアは無理なく好位のインを確保しに行くでしょう。近い枠順の馬でポジションが重なりそうな馬が少なく、2コーナーを回る頃には目的の位置が取れているでしょう。
対照的に外枠からの発走となるサトノレイナスはスタートがポイントになります。スタートで出遅れることがこれまでに何度か見られ、この枠番で出遅れると大きなビハインドを負うことになります。互角にスタートを切り、中団で折り合えるかが最大のテーマになるでしょう。
高速決着に対応したシャフリヤールも道中の折り合いにウエートを置くことになるでしょう。一瞬のキレ味が持ち味なので、道中のロスは最小限にしたいはずです。前走で見せたように馬群の中を割るイメージで序中盤は進めそうです。
バスラットレオンは溜めて逃げても勝ち味が無いので、思い切った逃げの手に出るでしょう。縦長の馬群になりそうで、差し馬にも出番が回ってくる展開になるでしょう。それでも最後の決め手は不可欠で、最速の上がりを繰り出さないと差し切りは厳しいはずです。基本的には好位から中団の馬たちの争いになるでしょう。
『予想と見解』
◎エフフォーリア
前走は荒れた馬場にも怯むことなく、インコースからグイグイ伸びる完勝でした。仕上がりもピークに近く、本当に強い内容での勝利でした。中間はいかに皐月賞の状態を維持できるかがポイントでしたが、馬体や追い切りを見る限り陣営の思惑通りの調整ができたようです。元々東京コースの方が良いと言われていた通り、コース替わりはプラスに働きます。一瞬で突き抜ける瞬発力も持ち合わせており、最もダービー馬に近い存在と言えそうです。
○シャフリヤール
共同通信杯時はエフフォーリアに完敗でしたが、毎日杯で高速決着に対応し成長を感じさせました。兄のアルアインとは異なるタイプで、ディープ産駒らしい瞬発力が武器の馬です。東京コースへの適性は兄以上で、機動力を兼ね備えている点は他の有力馬をリードしているでしょう。中団でエフフォーリアを見ながらレースを進められれば、勝ち負けも期待できるはずです。
▲アドマイヤハダル
前走は荒れた馬場で伸びあぐねたように、広く綺麗な馬場でこその馬です。瞬発力勝負では分が悪いですが、中団からじわじわと脚を伸ばせれば、長い直線でも止まることは無いでしょう。状態も高いレベルでキープできているので、皐月賞で足りなかったもうワンパンチを期待します。
△グレートマジシャン
気性面や馬体面で幼さが残っていますが、ポテンシャルの高さなら勝ち負けレベルにあります。前走は外を回らされた分の差でしたが、高速決着にもしっかり対応してきました。本格化はまだ先ですが、現状の完成度でも侮れない一頭だと思います。
△ステラヴェローチェ
皐月賞はインコースを上手く立ち回り3着を確保することができました。気性的に2400mは長いですが、前に壁を作って折り合いを付けられれば十分対応可能だと思います。ロス無く立ち回れれば、この馬も侮れません。
△ワンダフルタウン
久々だった前走は仕上がり途上でしたが、スタートを上手く決めてしぶとく伸びて勝利しました。本来休み明けは走らないタイプで、一度使われたことで馬にスイッチが入りました。どこかで上手く内に潜り込めたら、前走以上のパフォーマンスを期待できるでしょう。
☆サトノレイナス
スタートが最大の不安材料ですが、そこさえ克服できれば勝ち負けが期待できる馬です。年を越して追い切りの動きがシャープになり、ディープ産駒らしさが随所に出てきました。距離延長も歓迎で、スタートを決められれば牝馬によるダービー制覇を観られるかもしれません。
『買い目』
三連複 1-10-11.12.13.15.16
以上が今週の「プレミアム予想〜重賞編〜」です。
皆様にとって最高の土日となることをお祈りしています。