朝日杯FS5(買い目、絞り込み、血統データ)
<買い目>
馬連
2-12(30点分)
計30点
◎ドルチェモア
○ダノンタッチダウン
◎○の馬連1点(×30)勝負、
分析(データ)的には2頭が抜けた評価で一騎打ち濃厚の結論。
馬連6倍以上あるので的中すれば回収率600%以上、
では詳しい説明に入っていこうと思う。
事前検証で紹介した3つの有効データ、
前走1着の上位人気~中穴ゾーン、社台グループ生産馬、早生まれ。
いずれもシンプルなデータだが好走率、回収率共に優秀、
3つ全て中山施行時代から機能し続けている。
A…前走1400M以上で1着&今回8番人気以内
B…社台グループ生産馬
C…1、2月生まれ
3つの有効データをA~Cと表記して歴代好走馬を振り返ってみる。
(過去13年の3着内馬39頭)
21年1着ドウデュース(AB)
21年2着セリフォス(AB)
21年3着ダノンスコーピオン(AC)
20年1着グレナディアガーズ(ABC)
20年2着ステラヴェローチェ(ABC)
20年3着レッドベルオーブ(AB)
19年1着サリオス(ABC)
19年2着タイセイビジョン(ABC)
19年3着グランレイ(該当せず)
18年1着アドマイヤマーズ(AB)
18年2着クリノガウディー(該当せず)
18年3着グランアレグリア(ABC)
17年1着ダノンプレミアム(A)
17年2着ステルヴィオ(BC)
17年3着タワーオブロンドン(AC)
16年1着サトノアレス(ABC)
16年2着モンドキャンノ(ABC)
16年3着ボンセルヴィーソ(該当せず)
15年1着リオンディーズ(ABC)
15年2着エアスピネル(ABC)
15年3着シャドウアプローチ(B)
14年1着ダノンプラチナ(A)
14年2着アルマワイオリ(C)
14年3着クラリティスカイ(A)
13年1着アジアエクスプレス(AC)
13年2着ショウナンアチーヴ(ABC)
13年3着ウインフルブルーム(A)
12年1着ロゴタイプ(AB)
12年2着コディーノ(ABC)
12年3着ゴットフリート(AB)
11年1着アルフレード(AB)
11年2着マイネルロブスト(該当せず)
11年3着レオアクティブ(AC)
10年1着グランプリボス(AB)
10年2着リアルインパクト(B)
10年3着リベルタス(ABC)
09年1着ローズキングダム(AB)
09年2着エイシンアポロン(AC)
09年3着ダイワバーバリアン(AC)
過去13年の3着内馬39頭中35頭がA~Cのいずれかに該当、
例外は2着に2頭、3着に2頭のみ。
さらに28頭が2つ以上に該当、
ダブル(トリプル)該当馬の占有率が非常に高いレース。
ダブル(トリプル)該当馬は過去13年で11勝、
過去13年中12年でダブル(トリプル)が2頭以上馬券圏内。
近年は以前にも増して機能、
19年、20年はトリプル該当馬のワンツー、20年は馬単万馬券。
21年(昨年)はダブル該当馬が1~3着まで独占、
いずれにしてもA~C重視が定石のレース。
今年の出走馬の中で、
A~Cのいずれかに該当しているのは、
エンファサイズ(AB)
コーパスクリスティ(AB)
オオバンブルマイ(AC)
ドルチェモア(AC)
レイベリング(AC)
ドンデンガエシ(BC)
オールパルフェ(A)
ダノンタッチダウン(B)
バグラダス(C)
グラニット(C)
血統面ではダンチヒの血が効いているレース、
具体的には4代内にダンチヒ系種牡馬を持っている馬。
当レースが阪神外回り施行となった14年以降、
単勝万馬券を除くと(4-2-0-17)
連対率26%、単勝回収率156%、複勝回収率108%、
ベタ買いでもプラス、4頭に1頭が連対まで来ている。
上位人気が少なかったことを思えば優秀な数字。
(5番人気以内は6頭のみ)
20年1着グレナディアガーズ(7番人気)
19年1着サリオス
18年2着クリノガウディー(9番人気)
17年1着ダノンプレミアム
16年1着サトノアレス(6番人気)
14年2着アルマワイオリ(14番人気)
該当馬は過去8年で計23頭と少ない中、
過去8年中6年で連対、内4年で6番人気以下が連対。
15年は該当馬がいなかったので不発に終わったのは実質昨年のみ。
(昨年は該当馬3頭が全て単勝20倍以上と苦しい布陣だった)
ダンチヒ系の中でも特注はデインヒル。
(グレナディアガーズ、サリオス、ダノンプレミアム、サトノアレスがデインヒル持ち)
ちなみに先週の阪神JFで大穴をあけた2、3着馬もダンチヒ持ちだった。
(12人気2着シンリョクカは父母父、10人気3着ドゥアイズは母母父がダンチヒ系)
今年は4代内にダンチヒ系種牡馬を持っている馬が5頭、
内から列挙していくと、
キョウエイブリッサ(父母母父ダンチヒ)
ティニア(父母父デインヒル)
ダノンタッチダウン(母父デインヒル系)
レイベリング(父母父デインヒル)
エンファサイズ(母父母父ダンチヒ)
また先週のメルマガでもお伝えしたが、
(阪神JF6のメルマガにて)
今秋の阪神芝重賞はキングマンボ重視が定石、
キングマンボの血を持つ馬が好走し続けている。
今秋の阪神芝重賞12鞍において3代内にキングマンボを持っていた馬は、
単勝万馬券を除くと(6-7-5-34)
3着内率35%、複勝回収率127%、
3頭に1頭が馬券絡み、今秋の阪神芝重賞はキングマンボ持ちから軸を選べば大体正解。
12鞍で計52頭、1鞍平均4頭程度の出走数ながら
12鞍中11鞍で馬券圏内、内10鞍で連対しているのだから。
しかも内6鞍で複数の馬が馬券になっている。
(1頭も馬券に絡めなかったのは菊花賞のみ)
ルプリュフォール、ライラック、グリューネグリーン、キルロード、
ルビーカサブランカ、エヒト、シンリョクカ、ドゥアイズなど伏兵の激走も目立つ。
先週の阪神JFではキングマンボ持ちが1~4着まで独占、
人気は1、12、10、13番人気。
昨日(土曜)の阪神芝でもキングマンボの血は躍動、
芝レース5鞍中2鞍で人気薄のキングマンボ持ちが勝利。
5Rはブービー人気ルンナノオクリモノ(母父キングカメハメハ)が快勝、
11Rは7番人気グルーヴィット(父ロードカナロア)が約3年半ぶりの白星。
朝日杯FSにキングマンボ持ちは5頭出走、内から列挙すると、
(ただしキョウエイブリッサ、オールパルフェは3代内ではなく4代前にキングマンボ)
キョウエイブリッサ
ドルチェモア
オールパルフェ
ダノンタッチダウン
コーパスクリスティ
ここからは消去データを2つ紹介。
(2つ目は先週の阪神JFのメルマガでもお伝えした馬場に関するもの)
<1>
2歳G1なので「早生まれ」が有利。
(好走条件Cに指定、詳細データは事前検証を参照)
1、2月生まれ(単勝万馬券除く)は3着内率40%オーバー、
全頭の単複を買い続けてもプラスになるほど期待値が高い。
1年平均4頭程度の出走数であるにもかかわらず、
過去9年の連対馬18頭中12頭が「1、2月生まれ」
言い換えると「遅生まれ」はほとんど連対していないということ、
4月以降生まれの成績は過去11年で(3-0-3-62)
5番人気以内20頭(1番人気5頭)を含む68頭が出走したが、
3着内率9%、単勝回収率19%、複勝回収率24%と大不振。
過去11年で馬券に絡んだのは僅か6頭、
6頭中5頭が3番人気以内、内3頭が1番人気だった。
21年1着ドウデュース(3番人気)
20年3着レッドベルオーブ(1番人気)
17年1着ダノンプレミアム(1番人気)
15年3着シャドウアプローチ(11番人気)
12年3着ゴットフリート(3番人気)
11年1着アルフレード(1番人気)
連対まで来た3頭中2頭は1番人気、
ダノンプレミアムは単勝2倍台前半の断然人気。
馬券に絡んだ上記6頭中3頭は人気通りの着順、
一昨年は単勝2倍台前半の断然人気レッドベルオーブが3着止まり。
人気を上回る着順で馬券に絡んだのは、
15年3着シャドウアプローチ、21年1着ドウデュースのみ。
シャドウアプローチは大接戦の3着争いを制したが、
(この年は3~7着までクビ、ハナ、クビ、ハナ差)
2着馬には4馬身差の完敗、
4月以降生まれの馬が連対まで来るのは至難の業。
上記データ(4月以降生まれの成績)から、
1番人気を除くと(1-0-2-60)
連対まで来たのは昨年のドウデュースのみ、周知の通り「後のダービー馬」
いくら何でもこのゾーンを狙うのは効率が悪い。
過去11年で「人気を上回り走りでの馬券圏内」は、
1着に1頭、3着に1頭しかいないのだから。
4月以降生まれにとって相当に厳しいレース、
毎年のように上位人気が凡走、面白いように消えている。
例えば11年は3番人気、5番人気が馬券圏外、
13年は1番人気が馬券圏外。
14年は2番人気、5番人気が掲示板にも載れず、
15年は4番人気が10着以下に大敗。
16年は1番人気、4番人気が馬券圏外、
17年は5番人気が馬券圏外。
18年は3番人気、5番人気が馬券圏外、
19年は3番人気、5番人気が掲示板にも載れず。
20年は圧倒的1番人気レッドベルオーブが3着止まり、
そしてルメール騎乗の4番人気モントライゼは10着に大敗。
21年(昨年)は5番人気ドーブネが掲示板外、
今年は4月以降生まれが7頭、内から列挙すると、
キョウエイブリッサ
オールパルフェ
ニシノベストワン
ウメムスビ
ティニア
フロムダスク
コーパスクリスティ
10分後にもう一部発行。
(消去データの続き、印2頭の説明など)
記事内容には著作権があります。
過去投稿含め、一部またはすべての記事内容の
転載や改変を禁止します。
著作権侵害は犯罪行為です。
ご協力お願いいたします。