●モーニン権利取りのご褒美
昨年の新潟2歳Sを圧勝したロードクエストが
スプリングS、皐月賞、ダービーまでの3鞍セットで池添騎手に騎乗依頼が
出て受諾されました
一時は干されて関西で乗り馬が集まらず、関東に自ら営業に美浦に調教の手伝いに
来たことで、美浦の中堅厩舎から信頼されたことで、自然と馬も集まり
その賜物とも言えます。
しかしこの鞍上決定に関しては裏側がある事もお伝えしておきます。
今回のロードクエスト鞍上決定の流れの中で、田辺騎手の存在。
同じ小島茂之厩舎所属のアストラエンブレムとロードクエストの
どちらに騎乗するかの2択を迫られた際に、田辺騎手サイドがアストラエンブレムを選んだ為に、
今回のロードクエスト‐池添騎手のコンビが誕生した訳です。
無論
、田辺騎手もロードクエストを高く評価していた訳です、
アストラエンブレムに関してもその素質については言及しており、
加えて兄ブライトエンブレムにも騎乗、ノーザンファーム生産、シルクレーシング所属
という事を考えれば、田辺騎手サイドとしてはアストラエンブレムを選択するほうが
この後の他の乗り馬にも大きく影響することが一番の要因でしょう
例を挙げる昨年の阪神JFでも、メジャーエンブレムに土をつけたデンコウアンジュに
騎乗するのではなく、クードラパンに騎乗したことも、
まさにそれ。
デンコウアンジュは個人オーナー、非社台系生産なのに対して、
クードラパンはシルクレーシング所属のノーザンファーム生産。
今回のロードクエストとアストラエンブレムの関係と共通する部分が
あることがわかりますね
もうひとり話題となっているのが
戸崎騎手。
なんと、サンデーレーシング所属のハートレーへ騎乗が決定した訳ですが、
もう1頭戸崎騎手のお手馬でクラシック戦線に乗る可能性があるのが
国枝厩舎所属のサトノキングダム(前走セントポーリア賞1着)。
ハートレーがノーザンファーム生産、サンデーレーシング。
対するサトノキングダムが社台ファーム生産、里見オーナーという事を考えれば、
先ほどのオーナーと生産サイドに関しての思惑とは少し違う観点を持たねばなりません。
賞金的にクラシック戦線へ参加することが確定的であるハートレーと
もう一戦結果を残さなくてはならないサトノキングダムを比べた際に、どちらを選択するのかという点。
サトノキングダムの次走であるスプリングSの結果をみてからハートレーに乗るかどうか決めます
なんて両取りの選択は、近年では当然許されるはずもない事を考えると、
戸崎騎手が確実にクラシック戦線へ参戦する為にハートレーを選ぶのは、
ある程度納得の行く選択だと思われる方も多いでしょう。
そして根岸Sで1着を獲らないという中で100%の騎乗で見事権利取りを果たした戸崎騎手
本番フェブラリーSでは、ベストウォーリアに乗り変りましたが。
モーニンが米国生産馬ですがノーザンが加担している馬で外厩もノーザンを使われている
馬と紹介しましたが、その見返りがある意味これとも言えますね
鞍上サイドの思惑を知ることが、今後の予想にも大きく活きるのです。
共同通信杯で断然人気のハートレーを☆まで割引した諸氏、東京コースで横山騎乗
ファンは末脚の爆発を期待した訳ですが、瞬発力タイプの馬で東京ワンターンコース向きとは
言えないと評価。案の定
スローの少頭数 半ばやらずの競馬でもマスコミは文句も言えません
横山騎手ですから。。。。
ルメール騎手や武豊騎手、それに復帰したばかりの福永騎手など
本番での騎乗馬が完全決定していない騎手は多く、まだまだ目が離せないクラシック戦線の
騎手事情に今後もご注目いただければと思います。
中山記念について気になるオフレコがN氏から
温厚な松田先生に育てられてきただけあって
ラストインパクトも
ディープ産駒にしてはかなりおっとりした性格だったんだけど、
1月に角居先生のところに入ってから馬がだいぶピリッとしてきたようだという
デニムアンドルビーだったりエキストラエンドだったりディープ産の取り扱には定評があるミスター角居
だけど、ラストインパクトも例に漏れずビッチリ鍛え上げられてる。
今週は同厩で同じく中山記念に出走するフルーキーと併せてたけど、
ラストインパクトが0.6秒追走する形でスタートして終い馬体を併せると、
両馬とも馬なりで同入フィニッシュ。
フルーキーについては、ひと追い毎に気持ちも乗ってきたし、
調教に跨った助手も凄く良かったとN氏。前走は前が止まらない展開でしたから。
あれで中距離もこなせるのもはっきりしましたよ。うまく流れに乗って運びたいなんて話をしてたけど、
ラストインパクトについてもしまいを仕掛ける感じで。併せたフルーキーは攻め駆けするタイプだし、
よく食らいついてた。先週の追い切りから段々とピリッとした面も出てきてる。
転厩初戦で手探りですが、うまく仕上がってきたと思いますと合格点のジャッジ。
この馬についてはドバイから招待状が届いていることもあって、先々を見据えた上での
仕上げであることは間違いないが、同じくドバイ遠征も視野にいれ、
その仕上がりに注目が集まっているのがドゥラメンテ。
骨折放牧を経て美浦トレセンに帰厩した際の馬体重は508キロ。
去年のダービーより20キロ以上増えていた状況なんだけど
以前は追い切りをやれば、すぐ減っていたのですが、時期的なものがあるのか、
落ち着いてきた部分もあるのか、減らなくなってきましたと担当者が話したように、
調教を進めていく中で体重はさらに増加。
1週前追い切りの前日、16日の段階で517キロ。ダービーから33キロ増。
骨折休養明けでこれだけ休んでいますし、無理やり絞ってという状況ではないのでなんて
声も聞かれたけど、この無理やり絞ってという状況ではないという言葉。
この言葉の裏には陣営がこの馬の馬体重増加を成長分と捉えているか不測の事態と
捉えているかの本音が隠されてるんだけど、
こうした陣営の本音って言うのは戦前に公にされることはない。
ファンの皆さんに与えられる判断基準はレース数時間前に
馬名の横に付けられる+13とか-10とかって淡白な数字だけ。
馬を見る目に長けた関係者なら、その数字の持つ本質を理解できるんだろうけど、
一般の方にそれはちょっと酷な話だと思うとN氏。
その判断基準になる情報はって話になるんだろうけど、
陣営の本音を伝えるメディアがないんだから、もはやにっちもさっちもいかない状況。
テスト勉強をしない人間を浅はかだと思う人は多いけど、
自分がそんな状態で競馬に臨んでいるなんてまさか思っちゃいない。
勉強もしないで大事なテストに臨んだ人間の行く末は知れているわけだけど、
情報を持たずに競馬に臨むっていうのはまさにそういうこと。
ここに気づいている競馬ファンって本当に少ないと思います。
単に競馬を楽しみたいのであれば、それはそれでかまわないと思ってる。
だけど的中の喜びを今まで以上に味わいたい、馬券でしっかり儲けたいって
明確な意思があるなら、3月から本格化する春のGIシーズンを前に
現場の本音情報を活用してもらって、的中という喜びをともに分かち合える機会を
大きく増やしてもらえればと強く思います。
●『当たる、当たらない』を考えるだけ時間のムダ!!
●『幾ら儲かるか』だけをお考え頂いて結構!!
●目一杯勝負して思いっきり儲けて下さい!!
http://omowaku-keiba.jp