思惑競馬オフレコサロン

先週、セレクトセールが行なわれたばかりだが、
火曜（7/19）にはセレクションセールが行なわれ、
こちらも過去最高の売上を記録するなど売れに売れたとAH氏。
雨も降り、気温も15度前後と決していい条件ではなかったが、
セレクトセールで思うように馬を落とせなかった馬主たちがこぞって参加した様子。


セレクションセールは1000万円前後で2,3勝クラスの馬を探すのが主な目的だが。
今年はその位の値段の馬でも2000万円を軽く超えていたし、
800万円クラスと思われていた馬が1500万円前後というように、売れに売れた。
また、セレクトセールで注目されたKTレーシングはここでも2000万～3000万円で
馬を次々に落札し、まだ買うのかと話題になっていたほどとAH氏

先週の函館ではそのKTレーシングが所有するトリオンフがあっさりと勝利するなど、
セール前後の掟通りの結果となった。

当然、今週もセレクションセールの後でヤリがあるだろう。
決済までに少しでも金を稼ぎたいと思う馬主は多いはずだし、
どちらのセールも例年より高額だったのは間違いないから。
セレクトやセレクションセールでそれなりに金を使った中小規模の個人馬主の馬が
いたら絶対に調教欄や臨戦過程を確認すべきとAH氏

具体的なところでは小笹氏、田中成奉氏、吉冨氏といったところが注意らしい。

特に北海道開催は函館が早くも最終週。
札幌に向けて馬の入れ替えも行なわれており、
馬房の関係から連闘でレースに挑んでくる馬も多い。

金を使ってくれる馬主だと思えば、厩舎サイドが力を入れるのは当り前。
そういった読みが上手な調教師も多い。逆に言えば、馬主がセール後で
金が欲しいという状況を理解している調教師こそ優秀ということ。
そういった意味では先週、KTレーシングの馬を勝たせた須貝師や武井師は流石と言うべき。
特に須貝師はいい馬主を押さえているよとN氏

須貝師は馬主周辺では本当に評判のいい調教師。
一部の大手生産者も認めているほどで、マネジメント能力が高いと評判。
全場最終週で、人間の様々な思惑が交錯する今週末、
馬だけを見て馬券を買っていては一筋縄では行かないことが予想される。
馬主、厩舎、生産者の思惑も踏まえて公開される狙い馬を楽しみにお待ち頂きたい。

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オムモ太郎