思惑競馬オフレコサロン

M氏の見解を特別に公開です。

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今年のドバイワールドCは14頭立てになる模様です。
そのうち、日本馬は過去最多の4頭が出走することになりましたが、
正直なところ、いずれも厳しい戦いを強いられるのではないでしょうか。

オールウェザーで行われていた2011年のドバイワールドCでは、
ヴィクトワールピサとトランセンドがワンツーフィニッシュを決めていますが、
そのほかでは2001年にトゥザヴィクトリーが2着になった以外、
日本馬は4着が精一杯というのが現状。
依然としてダートでは世界の厚い壁に阻まれています。


それに、今年は何といってもアメリカ勢が非常に強力です。
アメリカからArrogate（アロゲート）、Gun Runner（ガンランナー）、
Hoppertunity（ホッパーチュニティ）、Keen Ice（キーンアイス）、Neolithic（ネオリシック）の5頭が出走

Neolithic（ネオリシック）を除く4頭はG1ホースという顔ぶれですから、
これだけでもアメリカ勢の本気度が伝わってくると思いますが、
中でもArrogate（アロゲート）は、みなさんもご存知の通り、世界ナンバーワンの馬です。
海外遠征は今回が初めてになるため、当然不安がないとは言い切れませんが、
管理するB.バファート調教師はこれまでに何度もドバイ遠征を経験している
アメリカ屈指の名調教師で、過去にシルバーチャームとキャプテンスティーブで
2度ドバイワールドCを制しています。舞台がメイダンに代わってからは勝利していませんが、
経験、知識ともに豊富な方ですから心配無用でしょう。

そして、このバファート調教師は、今年もう1頭Hoppertunity（ホッパーチュニティ）も
ドバイへ連れてきています。こちらは昨年の3着馬。1度ドバイを経験しているという点では
有利でしょうし、先行馬有利の傾向が強いメイダンで、昨年追い込んできたように力も確かです。
僚馬Arrogate（アロゲート）とのワンツーも夢ではありません。

また、Gun Runner（ガンランナー）の先行力もメイダンでは有利に働きそうです。
本質的にはマイルから1800mがベストだと思いますが、
メイダンであれば何とかカバーできるかもしれません。

それから、残る2頭ですが、Keen Ice（キーンアイス）は
Hoppertunity（ホッパーチュニティ）と同じく2年連続の出走。
昨年は、R.ムーア騎手とのコンビで前哨戦のマクトゥームチャレンジラウンド3から参戦し、
前哨戦が7着、本番のドバイワールドCが8着という結果でした。
当時は馬がキックバックを嫌がったのか、追われてからも全く進んでいかなかっので、
メイダンは合わないのではないかと思いますが、それでも参戦を決めたからには
何か手応えがあるのかもしれません。
昨年のドバイワールドC後にT.プレッチャー厩舎へ移籍してからは復調気味ですし、
引き続きJ.カステリャーノ騎手が騎乗するという点もプラスでしょう。

もう1頭のNeolithic（ネオリシック）は、こちらも2頭出しになるプレッチャー厩舎の馬です。
前述の通り、今年出走するアメリカ勢の中では唯一G1勝ちがないため、
おそらく軽視されると思いますが、初のG1挑戦だった前走のペガサスワールドC招待では3着。
勝ったArrogate（アロゲート）はもちろん、2着のShaman Ghost（シャーマンゴースト）も
今月11日に行われたG1戦サンタアニタHで2つめのG1タイトルを獲得していますから、
こうした相手に善戦した力は侮れません。

上記のアメリカ勢以外にも、昨年はアメリカで戦っていた去年の2着馬Mubtaahij（ムブタヒージ）
や前哨戦の上位馬などがいますから、一筋縄にはいかないでしょうが、
やはりアメリカ勢がワールドクラスの力を見せつけてくるのではと考えています、

日本勢では砂厚の深いダートで良積があるアポロケンタッキー
アウォーディはソコソコやれそうでしょうけどガチンコのパワー勝負を
アウォーディはやれていないのが少々不安です。


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深夜の発走になりますが、ぜひ、みなさんも注目してください。


プレミアオフレコ香港
香港ヴァーズ◎ハイランドリール2着　◎△▲940円1760円的中
香港スプリント◎ラッキーバブルス2着　◎▲△950円　３２４０円的中
香港カップ◎モーリス1着　◎〇▲970円1980円的中

http://regimag.jp/bo/book/sell/?book=4960
ここで公開　ドバイワールドC