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ワグネリアン(牡)
9月16日 阪神9R
野路菊S 芝1800m
時計:1:49.3(重)
騎手:福永祐一
厩舎:友道厩舎(栗東)
【プロフィール】
父:ディープインパクト
母:ミスアンコール(母父:キングカメハメハ)
馬主:金子真人ホールディングス(株)
生産:ノーザンファーム
【レース回顧】
五分のスタートを切ったが、慌てずに後方へ
道中は2番人気のディロスを2馬身ほど前に見る形で末脚を温存していたが、
残り600m付近から徐々にペースを上げ、ディロスとともに楽な手応えのまま直線を迎えた。
そして、内回りとの合流地点に差しかかったところでようやくゴーサインが送られると一気に加速、
あっという間に前の各馬を差し切り。2着争いを尻目に最後は流して2馬身半の差をつけた。
勝ちタイムは速くないが、これは雨の影響で馬場が緩くなったため。
そんな中でもスローペースで流れたために上がりは速くなったが、
本馬はレースの上がりを1.5秒上回る33.0秒の末脚を繰り出した。
上がり最速は4着馬に譲ったが、最後は流していたことを考えると、
十分にこれを上回った可能性はある。
いずれにしても、相当な破壊力を秘めていることは間違いなく、
今後も直線の長いコースで威力を発揮しそうである。
厩舎は18日時点で関西リーディング8位につける友道厩舎。
例年30勝以上を挙げている関西のトップトレーナーの一人で、
昨年のダービー馬マカヒキなど、毎年のようにクラシックに有力馬を送り込む。
また、本馬のオーナーである金子真人ホールディングスは、
調教助手時代から繋がりのある人物で、
前述のマカヒキ以外にもムードインディゴやパッションダンスといった重賞ウイナーを管理した。
起用するジョッキーでは、藤岡康騎手が過去1年で最も騎乗数が多いものの、
勝率や連対率、複勝率といった数字では2番目に騎乗数の多い福永騎手やルメール騎手、
デムーロ騎手が高い数字を残す。
やはり有力馬にはリーディング上位のジョッキーを乗せるということ、
中でも福永騎手は単勝回収率155%、複勝回収率143%と馬券上でも高い数字を残している。
さらに、2歳戦に限定すると単勝回収率184%、複勝回収率167%まで跳ね上がるだけに、
注目しておきたいところと諸氏h太鼓判