アフィリエイトOK

思惑競馬オフレコサロン

いいね1
330円(税込)/月額
購読する
月 額:330円(税込)
ジャンル:競馬
創刊日:2016/01/29

基本情報を隠す

管理者

こんな商品も発行しています

スレッド > ジャパンC 外国馬 本気

来週には東京競馬場でジャパンCが行われますが、
今年の外国馬はアイルランドから1頭、ドイツから2頭、
オーストラリアから1頭が出走を予定しています。

ジャパンCと言えば創設の1981年から3年続けて外国馬が優勝。
第4回カツラギエース、第5回シンボリルドルフと日本馬がその後に優勝を果たしたものの、
その後は6年連続で外国馬が優勝したように、外国馬優勢の状況が続きましたが、
2005年のアルカセットを最後に優勝馬は出ておらず、
ここ11年は連続で日本馬が優勝しています。

この状況については、日本馬のレベルがアップして、世界レベルに追いついたと
考えるのが妥当とは思いますが、個人的にはそればかりではなく、
海外から超一流の馬がジャパンCに来なくなったことも、ひとつの理由だと思っています。

なぜ、海外から超一流馬が出走しなくなったかといえば、
その理由は多々あると思います。
日本の馬場は硬く時計が速すぎるから
検疫のために一旦、競馬学校に入らなければならないからそして
ホームの日本馬が強くなったからなどがよく言われますが、
個人的には他にも理由がある気がします。

そのひとつとしては、日本において海外の種牡馬を導入する必要が
なくなってきている事が考えられます。
昔からの競馬ファンでいらっしゃる方なら耳にしたことがあると思いますが、
以前のジャパンCが持つ1つの側面として、種牡馬のお披露目がありました。

つまり、海外の凱旋門賞などで好走した馬を日本が、種牡馬として購入し、
その馬をジャパンCで日本の生産者にお披露目をしていたのです。
それが、サンデーサイレンスが種牡馬として日本で圧倒的な成績をあげることによって、
わざわざ海外の一流馬を種牡馬として日本が導入する必要が著しく低下。

ディープインパクトを筆頭に、サンデーサイレンス産駒で種牡馬となった馬達を並べれば、
ゼンノロブロイ、スペシャルウィーク、ダイワメジャー、ステイゴールド、ネオユニヴァース、
ハーツクライなど、まだまだ他にもいるのですから、
ノーザンFや社台Fさんにしても、高いお金を払って海外から以前のように種牡馬を購入する
必要がなくなってきており、以前のような種牡馬のお披露目はほとんど見られなくなったのです。

また以前、ジャパンCは賞金的に外国馬には魅力のあったレースでしょうが、
近年は香港も賞金をアップしてきたことから、ジャパンC一択から、
香港Cや香港ヴァーズといった選択肢が広がった上で、
むしろ先ほどあげた日本馬は強いといった理由から、香港を選ぶ馬が増えているのです。

そんな状況もあって、以前は5頭以上の参戦が普通であった外国馬の出走は減り、
この10年で5頭以上の出走があったのは僅かに2回(2010年の8頭、2012年の5頭)で、
今年も4頭となりました。

しかも、イギリス、フランスからの出走はなく、
欧州からは冒頭にも書いたように、アイルランドからアイダホ、ドイツからイキートス、
ギニョールの計3頭。
以前を思うと、寂しい限りですが、
それでも、今年、そのアイルランドから出走のアイダホ
あのA.オブライエン厩舎の馬であることから、個人的には楽しみにしています。

なぜならば、世界各国で管理馬を走らせて、結果を残しているオブライエン師。
当然、この後、12月の香港国際競走にも管理馬を出走させるでしょうが、
そちらではなくあえてジャパンCにアイダホを出走させるにあたり、
日本の馬場適性を含めて、脈ありと考えていることが伺い知れるからです。

これまでオブライエン師は他国への出走に比べ、
日本での出走は2頭と極端に少ない事を思えば、出走させる時点で
このアイダホはノーマークにするのは危険と言えるのではないでしょうか?

そして、もう1頭、こちらはオーストラリアのブームタイムも楽しみな1頭。
オーストラリアからの出走は2003年のフィールズオブオマー以来の久々。
過去にはベタールースンアップが優勝、オーストラリアではないもののニュージーランドの
ホーリックスもオグリキャップとの死闘を制して優勝と、
オセアニア勢は欧州に比べると馬場状態が日本に近い事もあって、活躍しています。

ブームタイムは先日行われたメルボルンCに出走して15着と大敗していますが、
これまでの距離実績をみても明らかに距離が長すぎたのが敗因と思われ、
実際、2走前にはジャパンCと同じ2400MのコーフィールドCで優勝しています。

G1はその1勝どころか、重賞勝ちもその1勝のみですから、超大物とは言えないものの、
久々のオーストラリアからの出走馬ということで、
日本の馬場でどういった走りをみせてくれるのか楽しみです。

今年も日本馬の層は厚く、これらアイダホ、ブームタイムや、
ドイツの2頭が人気になることはないと思いますが、
今年は皆様もその走りには是非注目していただきたいと思います。




このスレッドへの投稿はまだありません。