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スレッド > Mオーナーのドバイ大阪杯後記

こんばんは。M岡でございます。   

先週は日本ではG1の大阪杯が行われ、その一方、ドバイではドバイワールドCデーが行われました。

話の構成上、まずドバイの話をしますが、ダート、芝共に、逃げ、先行馬に有利な馬場で
あったことが私の印象に強く残りました。馬場については現地の主宰者側が作るのですから、
こちらの都合の良いようにはできないのは当たり前。

そんな状況において好走するには、ある意味、騎手が思い切った先方を取る必要があるのですが、
日本馬に騎乗した騎手はそこまでのことができないのか、
正直、芝のドバイシーマクラシック、ドバイターフでは少々歯痒い気持ちとなったのは私だけですかね?

ドバイシーマクラシックでは戦前、前走の前哨戦で、でラビットの役目を果たした
ベストソリューションとホークビルの2頭で速めのラップを刻み、
折り合い不安を残すクロスオブスターズを援護するのでは?と言われていたのですが、
ベストソリューションが行かなかったこともあって、クロスオブスターズは終始、
首を上げて折り合いを欠いてしまい3着でした。

そんな中、日本馬はどれも後方に控えて、結局はレイデオロの4着がやっと。
他の2頭も馬主さんが異なるので、仕方ないのかもしれませんが、
それぞれがそれぞれの競馬をして結果がでなかったというのが素直な印象。
実際にどういった指示が出ていたのか分かりませんが、
レイデオオロのルメール騎手はともかく、モズカッチャンのC.デムーロ騎手、
サトノクラウンのモレイラ騎手は今回にターゲットを絞った鞍上なのですから、
私ならば、これだけの騎手を乗せる以上、状況に応じて好きな競馬をしてもOKとの
指示を出したいところです。

ドバイワールドCでも本来、前哨戦で逃げて今回も逃げると思われた
ノースアメリカが逃げられないとみるや、スミヨン騎手は外からここ近走逃げたことのなかった
サンダースノーで果敢にハナを切ってレコードで優勝しましたが、
果たして今回、どのレースにおいても、日本馬陣営は
自由に乗ってOKと言った指示を出していたのでしょうか?

もちろん、ドバイなど滅多に出走できるものではなく、オーナーサイドとしては
これまで通りの走りをすることが一番と思うのは仕方ないことですが、
それであれば、いつも通りの騎手を乗せるべきで、
自由に乗ってOKといった指示が出さえないのであれば、
世界の名手と呼ばれる騎手を乗せる意味はあまりないと思います。

そもそも日本ではオーナーや厩舎サイドが戦法を騎手に指示し、
その通りに乗れないと、乗り替わりとなる風潮がありますが、
これが私はベストだとは思っていません。
そんな状況に置いて、ある程度、好きに乗って、それ故に好結果を残しているのが
デムーロ騎手、ルメール騎手ではないでしょうか?

話を大阪杯に移しますが、レースではご覧のとおり、
スワーヴリチャードがデムーロ騎手で初のG1を制覇。
しかし、あのようなレースで勝つとは誰も思ってなかったはずで、
オーナーさんも例外ではないでしょう。

確かに、あの競馬、出遅れて途中で捲っていって先頭に立つG1では滅多に見なられない
強引な競馬で、あれで直線伸びなかったら、何をやっているんだ!出遅れたのなら
腹を括って直線だけの競馬にかけろと言われる内容であっても不思議ではありません。

ルメール騎手でダービーをかったレイデオロもそういった乗り方に近かったと思いますが、
まあ、G1なので確かに難しいところはありますが、
日本で、ある程度、思うとおりに乗っているのは私からすればデムーロ騎手とルメール騎手の
二人に思うのです。

もちろん海外ではオーナーが騎手と専属契約を結び、
その際には指示通りに乗ることが重要ですが、その際は複数出しで何かしらの戦略を立てて
いますからね。つまり、日本でそういったシステムがないのは仕方ありませんが、
少なくともドバイや凱旋門賞を本気度で勝ちたいと思うならば、
ラビットも用意してキッチリとその通りに責任を持って騎手に乗ってもらうか、
1頭単独で世界の名手と呼ばれるような騎手を乗せるならば、
自由に乗ってOKとの指示を出すべきだと思うのです。

今回、日本馬の優勝はなかったドバイですが、決して日本の馬の能力が全く通用しないとは
思いません。ただ、敢えてどの馬とは言いませんが、
ドバイシーマクラシック、ドバイターフの2戦は、あの展開なら思い切って逃げればいいのにと
歯痒く思ったのは確かです。
世界に相手にするならば、もっと騎手に自由を与えるべきですし、
日本でも思い切って乗って失敗した騎手をすぐに乗り換えているようでは、
いつまでたってもルメール騎手、デムーロ騎手の天下が続くことになるでしょうね。

さて、今週は桜花賞。ジョッキー達はこれまでのように型どおりの乗り方をするのか?
それとも何とかか勝つために大胆な競馬をするのか?注目しながらご覧いただきたいと思います。



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