このブログはプレミアムブログです。購読することで記事全文をすぐにご覧いただけます。
このブログをフォロー
更新情報の通知を受け取れるようになります。
いいね379 コメント2

プロフィール
世に倦む日日
世に倦む日日
RSS
RSSフィード RSS
カレンダー
<  2024年11月  >
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
2024/11 (3)
2024/10 (5)
2024/9 (5)
2024/8 (5)
2024/7 (5)
2024/6 (5)
2024/5 (5)
2024/4 (5)
2024/3 (5)
2024/2 (5)
2024/1 (6)
2023/12 (6)
2023/11 (7)
2023/10 (7)
2023/9 (7)
2023/8 (7)
2023/7 (7)
2023/6 (7)
2023/5 (7)
2023/4 (7)
2023/3 (7)
2023/2 (7)
2023/1 (7)
2022/12 (7)
2022/11 (7)
2022/10 (7)
2022/9 (7)
2022/8 (7)
2022/7 (8)
2022/6 (9)
2022/5 (9)
2022/4 (9)
2022/3 (9)
2022/2 (9)
2022/1 (10)
2021/12 (11)
2021/11 (9)
2021/10 (10)
2021/9 (9)
2021/8 (9)
2021/7 (10)
2021/6 (9)
2021/5 (9)
2021/4 (9)
2021/3 (9)
2021/2 (10)
2021/1 (9)
2020/12 (10)
2020/11 (10)
2020/10 (9)
2020/9 (9)
2020/8 (9)
2020/7 (9)
2020/6 (9)
2020/5 (11)
2020/4 (9)
2020/3 (9)
2020/2 (10)
2020/1 (9)
2019/12 (9)
2019/11 (9)
2019/10 (9)
2019/9 (9)
2019/8 (9)
2019/7 (10)
2019/6 (9)
2019/5 (9)
2019/4 (10)
2019/3 (9)
2019/2 (9)
2019/1 (10)
2018/12 (9)
2018/11 (11)
2018/10 (9)
2018/9 (9)
2018/8 (10)
2018/7 (10)
2018/6 (10)
2018/5 (9)
2018/4 (9)
2018/3 (10)
2018/2 (9)
2018/1 (9)
2017/12 (9)
2017/11 (9)
2017/10 (9)
2017/9 (9)
2017/8 (9)
2017/7 (9)
2017/6 (9)
2017/5 (9)
2017/4 (9)
2017/3 (10)
2017/2 (9)
2017/1 (10)
2016/12 (9)
2016/11 (10)
2016/10 (9)
2016/9 (9)
2016/8 (10)
2016/7 (10)
2016/6 (10)
2016/5 (12)
2016/4 (12)
2016/3 (12)
2016/2 (13)
2016/1 (12)
2015/12 (12)
2015/11 (12)
2015/10 (12)
2015/9 (12)
2015/8 (12)
2015/7 (12)
2015/6 (12)
2015/5 (12)
2015/4 (12)
2015/3 (15)
2015/2 (12)
2015/1 (12)
2014/12 (16)
2014/11 (12)
2014/10 (13)
2014/9 (13)
2014/8 (12)
2014/7 (13)
2014/6 (12)
2014/5 (15)
2014/4 (14)
2014/3 (13)
2014/2 (13)
2014/1 (12)
2013/12 (12)
2013/11 (13)
2013/10 (15)
2013/9 (13)
2013/8 (13)
2013/7 (12)
2013/6 (12)
2013/5 (16)
2013/4 (16)
2013/3 (13)
2013/2 (14)
2013/1 (16)
2012/12 (12)
2012/11 (15)
2012/10 (14)
2012/9 (14)
2012/8 (12)
2012/7 (12)
2012/6 (12)
2012/5 (14)
2012/4 (12)
2012/3 (14)
2012/2 (15)
2012/1 (20)
2011/12 (15)
2011/11 (17)
2011/10 (17)
2011/9 (17)
2011/8 (15)
2011/7 (17)
2011/6 (19)
2011/5 (19)
2011/4 (16)
2011/3 (20)
2011/2 (17)
2011/1 (18)
2010/12 (15)
2010/11 (16)
2010/10 (19)
2010/9 (18)
2010/8 (16)
2010/7 (19)
2010/6 (23)
2010/5 (22)
2010/4 (20)
2010/3 (23)
2010/2 (18)
2010/1 (19)
2009/12 (14)
2009/11 (17)
2009/10 (16)
2009/9 (17)
2009/8 (17)
2009/7 (17)
2009/6 (13)
2009/5 (13)
2009/4 (15)
2009/3 (24)
2009/2 (19)
2009/1 (19)
・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
NHKスペシャル『中国文明の謎』 - National Identityとしての夏
2012-10-16 23:30:00
テーマ: 社会・教養
NHKが日中国交正常化40周年を記念して制作した特集『中国文明の謎』、その第1回「中華の源流」が一昨日(10/14)放送された。3回シリーズで古代中国文明を追いかけている。久しぶりにNHKが中国史の大型番組を手がけると聞き、その報に接したときから注目していたが、第1回は期待に違わぬ本格的な内容に仕上がっていた。両国の研究者が密接に協力し、そこにNHKが共同して作品を作っていて、1996-97年の傑作『故宮』の頃を彷彿とさせる。中国史を講義させたら、この30年、NHKの右に出る者はいなかった。NHKが中国史の最高のアカ デミーであり、最も優れた教育機関だった。NHKで中国史の特集があるときは、教室でノートを録る気構えでテレビに向き合っていて、私にとってはまさにNHKが中国史の権威である。そのNHKが、『故宮』を最後に中国史の制作と放送を止める。政治が理由だった。本来、『故宮』を超える作品が、新しい研究成果を導入して中国史を再構成する作品が、2002年か2007年に放送されてよかった。政治が右傾化を続け、世論の反中反共の毒素が滾り、親中派の外務官僚がパージされ、NHKでも日中友好系が粛清された。アカデミーは廃墟となってしまった。残念と言うほかない。中井貴一がナビゲートする今回の新シリーズは、佳作には違いないが、『故宮』や『大モンゴル』には迫力と情熱で劣る。
東京外大の宇沢弘文講演会 - 哲人が論じた米国、東大、フリードマン
2010-10-18 23:30:00
テーマ: 社会・教養
先週末(10/16)、東京外大で宇沢弘文の講演会があり、多磨(府中)キャンパスまで遠出して聞きに行った。府中キャンパスは西武多摩川線の多磨駅の近くにあり、都心から離れた不便な場所に立地している。多磨駅前には何もなく閑散としていて、駅から大学までの間に学生街らしい風情を感じるものが何もない。引っ越して時間が経ってない事情もあるのだろうが、およそ大学らしい雰囲気がそこに感じられないのである。今回の企画は単発のものではなく、西谷修が代表を務めるGSLが主催する一連の公開シンポジウムの一環で、過去にも金子勝を招いて開催している。どうやら、このGSLの活動には文科省から多額の助成金が出ているようで、入場無料でありながら、イベント告知用に立派なカラーのポスターとリフレットが印刷され、大量に配布されている様子が窺えた。研究活動そのものの意義は認められるが、この助成金の使い方は国民として納得ができない。税金の無駄づかいに見える。政府を批判する知識人が、その趣旨と目的の市民啓蒙活動をするのなら、政府のカネに頼らず手弁当でやるのが道理ではないのか。そう言えば、立岩真也の「生存学」研究にも同様のカネが拠出されていて、本人が得意満面でそれを吹聴していた。西谷修は、文科省の官僚に何と言って助成金を申請し、どんな成果報告を上げているのか。成果報告は文書なのか対面なのか、納税者として気になるところだ。
NHK「プロジェクトJAPAN 伊藤博文と安重根」 - 村山談話から15年
2010-04-19 23:30:00
テーマ: 社会・教養
今年は韓国併合から100年の記念年ということで、NHKが日韓近現代史の特集を5回シリーズで放送することになり、第1回が昨夜(4/18)放送された。昨年、台湾論が放送されて話題を呼んだ「プロジェクトJAPAN」の第2幕で、五十嵐公利が制作を統轄している。今回の放送はそれなりに無難な出来で、台湾論のときのような問題は起きないだろう。閔妃暗殺事件など、若干物足りなく感じる部分もあったが、73分間の内容は充実して面白く、知識や情報の面で有意義だった。特に安重根に対する捉え方は積極的で、従来の日本人一般の歴史認識からは一歩踏み込んで、義士としての側面をよく浮かび上がらせ、すべての国が自主独立できることが東洋平和なのだとする思想に内在的に光を照射していた。伊藤博文暗殺の動機に理解的に接近する歴史認識の態度であり、韓国と歴史認識を共有する上で重要な契機となる。しかし、この程度の番組は、もっと早い時期に制作され放送されているべきだった。20世紀中にNHKが作品にしていておかしくなかった。遅くなったのは、この間の日本の政治状況が極端に右傾化したからで、今回の放送についても、安倍政権下であれば困難だっただろうし、政治の横槍が入って、自粛か改編の騒動に及んでいただろう。右傾化は無益で、国益の損失をもたらすばかりである。日本人は、韓国と仲良くすることが、どれほど国益を利して日本を富ませる方向に導くかを理解していない。
PARC自由学校の新講座『どうなる!?政権交代後のニッポンの政治』
2010-03-04 23:30:00
テーマ: 社会・教養
今日はお知らせを少し。PARC(アジア太平洋資料センター)自由学校が来年度に開く新しい講座で、再び講師としてお話をさせていただく機会を頂戴した。講座のタイトルは、『どうなる!? 政権交代後のニッポンの政治』で、教室は全13回。私の回は年末の12/2で、「サヨナラ! 新自由主義&ポピュリズム政治」の演題となっている。今年度開講の『連帯のための哲学』も、錚々たる顔ぶれが揃っていて驚嘆したが、新講座はそれ以上にゴージャスでリッチな講師陣が並んでいる。6/10の第2回には、枝野幸男が神保哲生と対談する。7/8の第3回には、湯浅誠が登場する。8/6の第5回は浜矩子が、10/7の第8回は蓮池透が、12/16の第13回には本田由紀が講演する。こんな立派な著名人の中に混ぜてもらっていいのかと恐縮し、足が竦む気分になるが、今回は準備を入念して、与えられた演題を満足な議論で埋めて任務を果たしたい。今回の企画は、政治家が多く講師に入っている。衆議院議員が6人も名前を連ねている。しかも女性が4人。企画として旬を掴んでいて、何が時代の潮流かがこの布陣でよく情報発信されている。こういう時代なのだ。政治家が出て直接に議論するのである。テレビがそうだ。評論家や学者ではなく、政治家が前に出て、国民の関心に説明を与えている。そういうスタイルが定着し、国民もそれを求めている。皆様には奮ってご応募をお願いしたい。ブログのサイドカラムに宣伝のバナーを置くことにする。
5/9辺見庸講演会と「狼たちの遠吠え」 - 特定の一人に言葉を届ける
2009-05-11 23:30:00
テーマ: 社会・教養
5/9に「暴力の時代-言葉に見はなされるとき」と題した辺見庸の講演会が大隈小講堂で開催され、1か月ぶりに早稲田大学に足を運んで聴いてきた。週末だったこともあり学生は少なく、新歓の頃と違ってキャンパスは静かになっていた。緑の木立の下に椅子に座って、近くから来ている高齢の女性たちが大隈講堂を水彩で写生している。小講堂は地下にあって座席数300。講演は午後1時半開始で、1時間前には到着したが、入口で係員が整理券を配布していて、受け取った番号は108番だった。最初に講演会の情報をネットで知ったとき、電話での事務局の案内は当日に入口前で並んでくれというもので、この情報をブログで流すと来場者が殺到するかもと恐れ、なるべく人が多く集まらないようにと願っていた。同じ事を事務局も考えていたのか、告知は抑制していたようで、幸い、人が溢れて混乱する事態はなかった。来場者である東京のレフツは、老若さまざまだったが、とても品がよく、知性と教養のレベルが高い。辺見庸の講演を欠かさず聴いている人たちで、男性は一人で来ている者が多い。女性は二人連れ(友達や母娘)が多く、そのためか女性客の方が多い。
世に倦む日日
Powered By レジまぐ
TOP