< 2024年11月 > | ||||||
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衆院選後にマスコミの寵児となり、政局のキャスティングボートを握って飛ぶ鳥を落とす勢いだった玉木雄一郎に、突如として不倫醜聞が降って湧いた。11日月曜、FLASHが、玉木雄一郎と元グラドル女性が密会する現場写真をスクープ報道。当日は首班指名の特別国会が開かれた日だったが、早朝からこの醜聞で沸騰、マスコミは首班指名そっちのけでこの話題一色となった。玉木雄一郎は国会開会前の午前9時半に急遽釈明会見を開催、夜も有楽町街頭に出て党を挙げての謝罪演説を行い、沈静化に努めたが、今週(11/10-16)はこの騒動で世の関心が埋まり、激震は収まらず広がる一方だ。不倫相手の女性は39歳で高松市観光大使の小泉みゆき。香川県出身で、レースクイーンやイベントPR等の芸能活動経歴があり、テレビやCMの出演履歴もある。現時点でマスコミの前に姿を現していない。
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購読するアメリカ大統領選(11/5)の結果、トランプがハリスに大差をつけて圧勝した。激戦州と呼ばれた7州で悉く勝利を収め、選挙人の数で圧倒しただけでなく、総得票数でも上回る結果となり、まさに予想外の大勝となった。上院も共和党が過半数を制し、下院は現時点(11/10)で議席が固まってないが、共和党が優勢な情勢となっている。投票率は戦後2位の高さの65%を記録していて、今回は明らかにアメリカ国民がトランプを支持した選挙結果だと断言できる。民主党は岩盤支持層と見られていた黒人票やヒスパニック票、さらには若者票を切り崩されて失い、衝撃を受けて党内で混乱が起きている。11/8 にはサンダースが「労働者階級の人々を見捨てた」と民主党指導部を批判、「民主党を支配しているのは富裕層や大企業、高給取りのコンサルタントたちだ」と痛烈に主張した。正論である。
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購読する衆院選の投開票から1週間以上が過ぎた。この間、テレビには国民民主の玉木雄一郎が出ずっぱり状態であり、選挙の意味は完全にスリ替えられてしまっている。この選挙の争点は裏金問題だった。有権者は自民党の腐った裏金体質に鉄槌を下し、民意を一票の行動に表したはずだ。国民は裏金問題を決着させるべく主権者の投票権を行使したのであり、その民意が反映した議席結果、すなわち自公過半数割れとなった。これが今回の総選挙の正しい総括である。後世、2024年の衆院選は「裏金選挙」と呼ばれて定着し記録されるだろう。であれば、国民代表である議会の議員は、ただちに裏金問題の実態調査をやり直し、自民党の組織犯罪を分析検証し、裏金問題が再び起きないよう法改正する準備を始めないといけない。有権者は、玉木国民の「手取りを増やす」や野田立憲の「政権交代」を支持したのではなかった。その二つの標語は(マスコミが定義する)選挙の争点ではなかった。
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購読する27日の衆院選投開票の結果、自公が過半数割れして215議席の惨敗となった。自民は選挙前から58議席、公明も8議席減らした。裏金問題に対する有権者の鉄槌が下り、自民は3年前の前回から比例票を533万票も減らし、公明も前回から115万票も減らす結果となった。今回の選挙は超短期決戦で、自民は選挙前に総裁を替え、野党の協力態勢が整う前に解散して勝利に持ち込む常套手段で臨んだが、その必勝戦略が裏目に出る顛末となった。選挙の主導権を握ったのはマスコミで、裏金問題を争点に据え、佐藤千矢子らが記者クラブ討論会で石破茂と石井啓一を厳しく責め立て、序盤から中盤にかけての情勢が固まった。選挙戦の期間があまりに短く、自公側は反撃の機会を見い出せないまま終盤に突入した。そこで赤旗のスクープが出て、非公認候補に2000万円振り込んだ事実が暴露され、自公敗北は想定を大きく超える雪崩現象となった。
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バックナンバー 2024年10月分 会員登録する衆院選も大詰め。マスコミの情勢報道を見ると、今回、国民民主党が大きく議席を伸ばすと予想されている。朝日の最新(10/21)の情勢調査では、現有7議席を3倍増させて21議席になると書かれていた。国民民主の選挙での訴えは、課税最低年収(基礎控除+給与所得控除)を引き上げるという税制改正だが、もう一つ注目を浴びたのは、尊厳死を法制化して終末期医療の給付総額を抑え、若者の社会保険料負担を抑制するという「改革」案だ。この選挙公約が発表され、党首討論で表面化した途端、江川紹子らから猛烈な反発が出て、選挙の序盤戦での大きな騒動となった。要するに、終末期医療を受けている高齢者を安楽死させる法制を整備するという意味で、それによって医療費削減を図る社会保障「改革」だ。以前、石原伸晃が軽率に口に出し、猛批判を浴びて撤回した経緯がある。
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