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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
日本の政治を嘆息するカーティスに欠落している政治学
2011-05-23 23:30:00
テーマ: 政治・経済
自民党が内閣不信任案を急ぐ問題について、マスコミが言わない理由を正しく解説する必要がある。それは、賠償スキームについての態度を明確にできず、債権者(金融機関)の責任を直截に認められない立場にあるからだ。党の中には、債権者や株主の責任を国(国民負担)より重く見る者も一部いるが、それは世間向けのポーズであって、党の基本姿勢は経団連や与謝野馨と同じである。だから、この問題で世論をリードすることはできないし、民主党が賠償法案を提出して審議を始めれば、自民党の方は立場を失って有効な反論ができない。自民党の本音は、賠償法案を先送りしてもらいたいのであり、この国会で正面から審議したくないのだ。同様に、エネルギー政策についても、菅政権ほどにも脱原発の方向に踏み込めず、本格的な政策論争になれば、自らの反動的体質が露わになってしまう。震災の復興計画についても事情は同じで、復興構想会議に乗らなかったのはいいものの、自民党としてまともな対案を用意していない。五百旗頭真の復興増税案で国会論戦になったとき、自民党は対案を示して反撃できないのであり、政策能力の欠如が国民の前に曝されてしまう。早く国会を閉じたい動機は、菅政権以上に自公の側にある。そのため、ベントの遅れだの、海水注入中断だの、官邸の初動ミスを保守マスコミに突っつかせ、それを政局にして騒動し、不信任案での逃亡を正当化しようと画策しているのである。
平田オリザの騒動 - 米国による汚染水放出強要事件
2011-05-19 23:30:00
テーマ: 政治・経済
平田オリザの発言をめぐる騒動の件、テレビの報道番組は、NHKも報ステも朝ズバも一言も触れずじまいだった。米国問題はタブー。見事に報道管制が敷かれている。まさかと思ったが、今日(5/19)の朝日紙面にも何も記事が出ていない。念入りに全紙面を隅々まで読み直したが、一字も書かれていない。昨日(5/18)の報道全体の中で、最も人々の関心が高かった重大事件が平田オリザの問題だったはずで、報道関係者はその周辺を掘り返していたはずである。世間の関心に応えるのが報道の仕事であり、昨日はこの情報が最も売れる商売のネタだったからだ。今夜のNHKと明日の新聞は、果たしてこの事件を正当に報道するだろうか。それとも無視したまま握り潰すだろうか。普通に考えれば、米国の指示を受けて、あるいは米国の意向を忖度して、マスコミが電波と紙面で報道するのを控えていて、裏で辻褄を合わせて説明する情報内容(ストーリー)を調整加工しているように見える。官房長官会見では質疑もされ、ネットでは情報が飛び交っている。奇妙で異常な報道の光景だ。最初に、平田オリザの発言が事実かどうかだが、私は事実であると100%確信する。事実だからこそ、米国のプロパガンダ機関である日本のマスコミは、それを国民に説明する言葉がなく、真っ青になって沈黙しているのである。それでは、平田オリザは、なぜ迂闊にも、重大な政治外交問題に発展するこの話をポロッと口に出してしまったのか。
アリバイ工程表を分析できず鵜呑みにするマスコミ報道
2011-05-18 23:30:00
テーマ: 政治・経済
工程表の改訂について、マスコミは「新しい冷却方式を採用した」などと評価しているが、それは東電の会見を鵜呑みにしているだけで、問題の本質を全く理解していない。アレバの除染設備で汚染水を処理して循環させる件は、すでに3月から進めていて、4月の工程表の中にも含まれている。正確に評価すれば、単に水棺が失敗したので後回しにしただけにすぎない。東電は、水を除染して循環させる方式を「循環注水冷却」と呼んでいるが、冷却と言うかぎりは熱交換の仕組みを経路に挿入することが必須である。マスコミ報道は熱交換について注目せず、それがなくても冷却システムとして可能であるように説明している。新旧の工程表を比べ見ると、旧工程表ではステップ1に「熱交換機能の復旧」を入れていたが、新工程表ではステップ2に回している。要するに、東電にとっては現在が「安定冷却」の状態なのであり、原子炉が高温高圧になって水素爆発や再臨界が起こる危険がない小康状態であれば、それを「冷温停止状態」と言うのである。つまり、半年後に現在の状態のままでも、その時点で東電は工程表を達成したと言う魂胆なのだ。見直された工程表は、全体がさらに杜撰で曖昧になっている。ここでわれわれが気づかねばならない事実は、この工程表には何の法的な根拠もない点で、工程表を遵守しようがしまいが、結果がどうなろうが、東電に法的な義務や責任はないのである。法的強制力がない。
東電による1号機のデータ捏造 - 3・12水位値の疑惑
2011-05-17 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨日(5/16)は原発関連のニュースが多かった。(1)工程表の見直し、(2)東電のデータ公表、(3)マスコミの世論調査、(4)国会の集中審議。そのため、今日(5/17)の新聞も原発事故の問題ばかりで埋められている。日本人の生活の中で、原発はさらに影を濃く落とすようになった。ただ残念なことに、福島の20ミリシーベルトの問題は昨日の報道の中には全く登場せず、政治とマスコミの関心が向けられていない。NHKのETV特集が前夜に放送されたが、予算委で質問した議員はいなかったのだろうか。最初に、世論調査に注目しよう。NHKとテレ朝の世論調査で、「原発を減らすべきだ」とする意見が「現状を維持すべきだ」を上回った。NHKでは「減らすべきだ」が4月の32%から43%に増え、「現状維持」が4月の42%から32%に減り、両者の割合が逆転した。テレ朝も同じで、「減らしていく」が4月の38%から52%、「現状維持」が45%から39%となり、両者が入れ替わった。こうしたマスコミの世論調査は、国民の世論の正確な反映と言うよりも、現在は多分にマスコミの政治姿勢を「世論」にスリ替えたものと見るべきだが、この逆転の意味は小さくない。これは、やはり浜岡の停止の問題が影響したと思われる。前にも書いたが、一般の国民は、「浜岡原発」など聞いたこともなかったのであり、菅直人の突然の会見に衝撃を受け、原発震災を身近な問題として考えるようになったのだ。それと、最近、安全神話を宣伝する者がマスコミに登場しなくなった。
広瀬隆の新刊『福島原発メルトダウン』 - マスコミ報道の変化
2011-05-16 23:30:00
テーマ: 政治・経済
浜岡停止の政治のあと、次は福島の20ミリシーベルトの問題が争点に浮上すると予想したが、報道を見るかぎり全然そういう状況になっていない。昨日(5/15)は、NHKの日曜討論で原発事故について各党が論じ合っていたが、福島の児童を避難(疎開)させる件については誰も話題に取り上げなかった。社民も共産も特に要求や提案を出す場面はなく、自民と公明は校庭の土を天地返しにするだけでいいと言っている。20ミリシーベルトの被曝の問題で騒いでいるのは、どうやらネットの中だけの局所的な関心らしい。現地では深刻に受け止められてはいないのか、福島市や郡山市で住民がデモをする動きもない。原発で最も苦しめられているはずの福島県民から、反原発の強い声が上がらないのは不思議な感じがする。デモや集会の市民運動の伝統が弱く、そうした政治を推進する基盤が全くない保守的な土壌なのかもしれないが、歴史を遡れば、明治15年の自由民権運動の福島事件という経験もある。福島で千人とか2千人が示威行動を起こせば、それをマスコミが無視するということはないだろう。広瀬隆の最新刊『福島原発メルトダウン』(朝日新書)では、冒頭で次のような恐ろしいことが書かれている。「チェルノブイリ原発事故の1割なら、何が起こるでしょうか。みなさんは、ソ連が崩壊して生まれたロシア、ウクライナ、ベラルーシ3国の被害者数が、どれほどの数かご存知でしょうか」(P.18)。
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