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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
広瀬隆『原子炉時限爆弾』を読む(2) - 広瀬地震学と伊方原発
2011-05-12 23:30:00
テーマ: 政治・経済
一昨日(5/10)、川内博史が広瀬隆を講師として呼んで勉強会を開き、その様子を撮影した動画が公開されている。鳩山由紀夫が司会で紹介しているが、日程が窮屈だったせいか、残念ながら参加している議員の数が極端に少ない。議員の質問も多くはピント外れで、原発についての不勉強がよくわかる。議員の未熟さが目立ち、幼稚園児か小学生の教室のような感じを受ける。広瀬隆もそう思ったことだろう。逆なのだ。憲法が想定する国民代表というのは、広瀬隆のような知性と識見と正義感を持った人物なのである。特に「良識の府」である参議院はそうだ。何で、こんな子供のような小人物ばかりがゴロゴロと国会議員をしているのだろう。本当は、それは小選挙区制による二大政党制の導入、すなわち山口二郎の「政治改革」の失敗がもたらした現象なのだけれど、つい、議員定数が多すぎるのではないかという俗な見方にも誘われてしまう。議員とのやりとりの中で、広瀬隆は、「私はあまり<�情報>という言葉が好きではない」と語っている。この一言に着目させられ、好感を覚えた。私は<�脳>という言葉が好きではない。この言葉は8年ほど前から急に威勢よく巷で使われ始め、全てを説明する新種の万能薬のような地位を得ている。思想とか、精神とか、観念とか、意識とか、本来はそういう言葉で説明しなければいけない問題や領域で、<�脳>の言説が安直に使われ、何か解法を与えたように錯覚させられている。
広瀬隆の「あとがき」 - 「御用学者」と「トンデモ」の位相
2011-05-11 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨日(5/10)、菅直人が会見で国のエネルギー計画を白紙に戻すと言い、2030年までに原発を14基以上増やし、総電力に占める原子力の割合を50%以上とした「基本計画」をリセットする意向を表明した。先週(5/6)の浜岡停止要請に続いて、政権の原発離れの姿勢を鮮明にするサプライズ第2弾である。これによって、国の原発推進行政は事実上ストップがかかり、原発の新規増設はもとより停止中の原子炉の再稼働も難しい状況になった。この方針転換は、6月の中期財政フレームと8月の概算要求に影響することが確実で、原子力関連の予算の大幅削減へと落とし込まれるに違いない。菅直人は、「脱原発」を政権維持の機軸として操縦桿を握り、政治の主導権を取り戻しつつある。自民党は大勢が原発推進派で、甘利明と細田博之が「原発を守る政策会議」を発足させるなど妄動しているが、このような利権防衛の動きが国民の支持を得られるはずがない。原発政策が争点になるかぎり、推進派の自民党は国民の失望を買い続け、保守マスコミを動員した倒閣気運は頓挫させられる。菅直人の「脱原発」の奏功によって、いずれ自民と民主の支持率は拮抗するだろう。保守マスコミは菅直人の首穫りを諦めないだろうが、原発への国民の不信と反感は高まる一方で、当面、反原発の世論が菅直人の政敵をブロックする恰好となり、政権延命に順風の環境を与えるだろう。マスコミも、官僚も、暫くは原発擁護を言えない。
広瀬隆『原子炉時限爆弾』を読む(1) - 東海地震と浜岡原発
2011-05-10 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨夜(5/9)のNHKの報道を見ていると、浜岡原発の停止について、相変わらず地元の住民や中小企業がネガティブな反応を示し、交付金が減ると生活が困るとか、節電させられるのは迷惑と言っている声が映し出されている。NHKは、これらの意見を国民の正論として位置づけて放送しているのだろうか。浜岡停止の政治措置を相対化したいという意図なのだろうか。停止に抵抗する地元住民の側に正義があると言いたいのだろうか。福島の農家や住民でなくても、計画停電を経験したわれわれ首都圏の住民でも、テレビで紹介される御前崎の人々の無神経と脳天気には苛立ちを感じる。首都圏の人間が浜岡の事故に恐怖して、連日街頭をデモ行進しているというのに、御前崎の住民がここまで原発の安全神話を信じ込んでいる理由は何なのだろうか。この大震災を経験しながらなお、東海地震など起きないと確信しているのだろうか。本来、原発停止の請願行動というのは、御前崎や浜松や静岡で激しく起きなくてはいけないものだ。乗客に広告看板を見せるように、新幹線沿線に工場を並べ建てている大企業が、率先して原子炉停止を求めるのが当然なのだ。中部経済連とか、静岡商工会議所とか、なぜ停止歓迎の声明を正直に出さないのだろう。東海地震が来れば、福島の二の舞か、もっと悲惨な目に遭うのである。広瀬隆の『原子炉時限爆弾』を読めば、NHKの関係者はあのような報道は絶対にできないはずだ。
「世界」は寺島実郎を降板させよ - 原発推進派の詭弁
2011-05-09 23:30:00
テーマ: 政治・経済
浜岡原発の停止について、間髪を置かずマスコミによる反撃が始まった。会見翌日(5/7)のNHKの7時のニュースでは、小郷知子に「地元で波紋が広がっている」などと言わせ、要請を歓迎する国民の声は報道せず、否定的な反応ばかりを拾い集めて強調していた。悪質な世論操作の報道である。特に異常だったのは、御前崎で茶の加工販売をしている業者の話で、「停電をされると仕事に支障が出る」とか、「いきなりの要請は疑問だ」などとカメラの前で言うのだが、明らかにNHKが仕込んだヤラセ演出が見透かされる胡散臭い映像だった。この場面を見た福島の農家はどう思っただろうか。逆ではないのか。原発が停止することで、放射能事故の被害を未然に防ぐことができ、安心して茶摘みもできるし、製品の出荷もできるのだから、地元の農家や業者は要請を歓迎するのが当然ではないのか。さらに福井県や新潟県の知事のネガティブなコメントを繰り出し、何か一斉に停止要請に対して批判と反論が沸き上がっているかのような趣旨と構成で報道を仕立てていた。福井県や新潟県の知事の発言の真意は何なのだろう。停止が自県の原発に及ぶと、補助金が削減されるという不安が動機だろうか。静岡県の川勝平太は即時停止を求め、今回の要請を支持している。西川一誠も、泉田裕彦も、県内で停止中の原子炉の再稼働に反対姿勢だったはずだが、ここで川勝平太と歩調を合わせないのは不審で、政治的な思惑を裏に感じる。
浜岡停止の勝利 - 飯田哲也の楽観論と夏の警戒警報
2011-05-07 23:30:00
テーマ: 政治・経済
浜岡原発に停止の要請が出た。ここ数年、いろいろな集会やデモに参加し、決議文やシュプレヒコールで政府に対して政策要求を上げてきたが、実際に実現したのは初めてのような気がする。派遣法改正も、普天間移設も、何も動かなかったけれど、浜岡原発は止まった。このアチーブの意義は大きい。粘り強く抗議と要求を続けてきた市民運動の勝利であり、何より、現地浜岡で、これまで暴力団に脅されたり、アカ呼ばわりされて村八分の迫害を受けながら、それでも屈せずに反対運動を貫いてきた、伊藤実や内藤新吾たち住民の勝利である。あらためて讃辞と拍手を送りたい。長年の努力が実を結んだ生方卓にも祝福の言葉で労いたい。そして、この勝利は、予言者たる広瀬隆の勝利でもある。浜岡停止を導いた第一の功労者と言ってよいかもしれない。知識人の力を証明した広瀬隆に敬意を表したい。この朗報は、西の祝島で闘っている住民を大いに奮励するだろう。北の六ヶ所村で闘っている住民に福音をもたらしただろう。それだけでなく、南の辺野古と高江で闘っている人々を勇気づけたことだろう。根気強く闘い抜けば、最後は報われる、勝利を手にすることができる、そういう展望と確信を与えたに違いない。その意味で画期的だ。そして、言いたいことだが、東京の街頭をデモして歩く市民の政治と、テレビで映る政治の世界が、初めて一つの政治になった。両者が切り離されたものでないことが明らかになった。
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