麻彩とBOSSと子悪魔たち
第1章 ------ 出会い ------
マーヤとの出会いは草加の駅前だった 街中で他人に声を掛けた事など無かったが 考えもせず声を掛けていた「何してるんだ?」{べつに}「あっそう邪魔したな」{ねえコエかけたんならゴハンごちそうしてよ}「いいけど金が無いからハンバーガー位しかおごれねえぞ」{ハンバーガーだいすき いこっ}二人は連れ立って駅ビルのロッテリアに向かった 席に着くと男は一言残しどこかに出て行った「ちょっと待ってろ」20分位経って戻った男は何かを少女の前に置いた{なぁに?}「その顔じゃ人目を引きすぎだ着けとけ通報されたら迷惑だ」 中身は大きめのサングラスと毛糸の帽子だった{なにこれダサい (笑)でも アリガトねぇナンでなにもきかないの?}[何だ聞いて欲しいのか 理由は2つ まず聞いても何かを解決するつもりがない も一つが面倒は嫌いだ」確かに少女の左目の周りは青タンで額には傷まである{ごちそうついでにもう一つお願いきいて}「なんだ」{その前にシツモン?まんであたしにコエかけたの ヤッパリからだがめあて からだがめあて?(笑)}[確かに少々ロリコン気味だけど現実に手を出すほど困ってはいない もう一つの頼みって」{まずはじこしょうかいみんなにはマーヤってよばれてるホントウは麻彩ってかくけどね オジサンは?}「bossita勿論本名じゃないがなネットで使ってる名前だ」{ながいなぁじゃbossでいいね 実はあたしいくとこないんだ bossトコシバラク泊めて}[オジサンだけど独身の男だぞ それでも良けりゃいいぞ」{まああっさりと ヨロシク}
「ただし俺が決めたルールには従えこれが最低条件だ 飯も食ったし帰るか」
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