PC売り場の誘殺3(思い出編)4
第8章 PC8・藤本 香を捕獲したい作戦・連行せよ
「よっと!」香は目の前に向かってくるビーチボールの返し。左右のふくらみと谷間がプルンと揺れる。受ける信也、それを一杯堂々と見る事が出来る海に感謝、ビキニを考案した人間に大感謝。またボールを打ち返しながら見る。香のビキニ姿、とても魅力的。彼はもう、セクシーアイドルのビキニ姿でオナニーは出来ないと思われる。
(……)
ユッサユッサと、香の谷間が揺れる。色白ムッチリで美しい。相手は海でビキニ姿と割り切っているから、気にしないで振舞っている。幸せだ、彼は相手の胸を見ながらビーチバレーに興じる。決して勃起しないように努力しながら幸せを噛み締めながら。
「店長さん、もう1回!」
香が言いながら返した。その声、仕草、谷間、揺れ具合。彼の胸に突き刺さる天使の矢。そしてしばらくして、ノドが渇いたという理由で香がジュースを買いに行くと言い出した。信也と一緒に歩こうかと思、そう口にしようと目を向けたのだが……
ちょっと離れた場所に裸でいるアメリカン巨乳に見蕩れていた。どうしても幸せそうな細い目で見てしまうのは男だから。男はそれを無邪気と言い、女はそれを愚かと捉える。
「店長さん、いいですよ、別に私一人でも買いに行けますから」
香の声。信也は慌てて顔を戻したが、もう歩き出している香のきれいな背中。追いかけたい、映画の1シーンみたいに追い求めたい。でも振り返った香が言う、ちょっと一人で歩きたいと。その台詞、女が男を拒否する時によく使われる。
香が歩いていると、目の前から男が一人。自分の胸をチラチラ見ているが、気にせず通り過ぎると歩いていたら肩が当たった。その時、香の足元に何か小さな透明の袋が落ちる。白い粉が入っていた。
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