〜臣side〜
〇〇と一緒に楽屋に戻ってくると、まだ誰もいなくて。
〇「あ…っ」
携帯を見た〇〇が少し慌てたような顔をした。
臣「どうした?」
〇「今市さん…、」
臣「あ。」
そういえばさっき、こいつのこと探してたっけ。
〇「仮眠室で寝てるから1時間経ったら起こしてほしい、って…。はっ!過ぎてる!行ってきます!」
臣「うん。」
〇〇はバタバタと楽屋を出て行った。
臣「ふぅ…。」
俺は椅子に座って一息ついて目を閉じた。
臣「……///」
……ダメだ///
さっきのあれこれがまだ生々しくて…、、
臣「はぁ///」
だってあいつ…
すげぇ可愛かったんだもん。
あんなとこでコソコソしながらしたせいか、お互いすげぇ興奮しちゃって、それがすげぇエロくて…。
ちょっと動いただけでも、めっちゃくちゃ気持ち良くてビビッた。
臣「あ…、///」
思い出しただけでまた勃ってる。
どんだけ…///
臣「////」
必死に息を詰めて快感を逃してるあいつの吐息とか…
蒸れて熱くなった二人の肌とか…
ぐちょぐちょに濡れて感じまくったお互いの身体とか…
思い出しただけで…、ほんとヤバイ…///
コンコン!
女「あ、臣くんしかいなーい!やったぁ♡」
臣「あ。」
女「お邪魔しまーす♡」
何度か共演してるアイドルの女の子が嬉しそうに入ってきた。
ガチャ。
臣「え…なんで鍵かけんの。」
女「うふふふ♡」
……ギシッ
女「会いたかったんだぁ♡♡」
臣「……。」
普通に膝の上に乗ってきたんですけど…。
おも…。
女「あれ、なんで臣くんおっきぃの?///」
臣「あ…。」
女「やだ、エッチ♡♡」
臣「……。」
女「いいよ…?もう、する…?///」
臣「……。」
これはお前で勃ってるんじゃありません。
女「久々だからいっぱい気持ち良くしてあげるー♡」
臣「いや、いい。」
俺のベルトに手をかけた彼女を、グイッと押し返した。
女「どうしたの!?」
そんな驚きます…?
臣「用事ないんなら帰って。」
女「用事は臣くんとイチャイチャすることだよ?♡」
臣「しないから。」
女「ここじゃやなの…?じゃあ仮眠室行く?♡」
臣「は?」
女「ここの仮眠室ってエッチに使う人多いでしょ?」
臣「え、そうなの?」
知らなかった。
女とヤる時はいつも場所なんて気にしてなかったから。
女「じゃあ行こ?♡」
臣「いや、行かない。」
女「どうしてぇ!?」
臣「……。」
お前とヤるよりさっきのあいつとのSEXを思い出してる方がよっぽど気持ちイイから。
なんて言ったらブチギレるだろうな…。
……つーか…
〇〇、隆二迎えに行ったけど…仮眠室って…大丈夫かな。
この女に変なこと聞いたせいで…気になるじゃん…。
女「ねっ!臣くんってばぁ!ちゃんとこっち見てよぉ!///」
臣「あ?」
女「エッチなこと…したくないのぉ?」
臣「うん、いらない。」
女「ええっ!!!」
だからなんでそんなに驚く。
……まぁ無理もないか。
寄ってくる女は手当たり次第食ってたもんな。
ガチャガチャ!
黒「あれ、鍵かかってる!」
佐「え、なんでだろ。」
おっ!助け舟が来た!
臣「ほら、スタッフ戻ってきたから出てって。」
女「え〜〜〜〜っ!」
女はめちゃくちゃ不満そうに鍵を開けて…
女「じゃあまた今度ねっ♡」
黒ちゃんと佐藤くんに見せつけるように、俺のほっぺにキスをして出て行った。
臣「……。」
さりげなく、手の甲でそれを拭う。
佐「登坂さん…、まさか…こんなところで…っ///」
黒「えっ!今の女と!?///」
臣「してないしてない!!誤解だから!!」
黒「ほんとですか?!」
臣「ほんとに!!」
佐「びっくりしたぁ〜〜〜〜」
黒「ほっぺにチューされてたから…。」
臣「誘われたけど断ったよ、ちゃんと。」
佐「誘われたんですね…こんな場所で…。」
黒「なんつー女だ…。」
臣「……。」
こんな場所と同じような場所で…ついさっきまでヤッてました。
とは、口が裂けても言えない。
直「あれ、まだ臣しかいない。」
岩「ほんとだ。」
佐「みなさんまだお買い物してるみたいです。」
岩「いいなー、俺も出たかったなー。」
臣「……。」
俺はもう一度ドカッと椅子に腰掛けて、目を閉じた。
「あっ、あっ、あっ…///」
……そう。
すっげぇ気持ち良さそうにピクピクして…
「んんん…っ!///」
俺をぎゅーぎゅーに締めつけるんだ。
「はぁ…はぁ、登坂さん…っ///」
岩「臣さん?」
臣「わぁ!///」
また一人で反芻してたら、いきなり声をかけられてびっくりした。
岩「寝てたの…?」
臣「いや、起きてるけど…」
岩「だって朝勃ちしてんじゃん…。いや、朝じゃないか、昼勃ち…?」
臣「……///」
だって頭の中のあいつがエロいから!
可愛いから!
岩「あっ!挟んで隠した!w」
臣「ふん///」
ああ…、また抱きたくなってる。
どうなってんだ、俺はほんとに///