〜〇〇side〜
朝またエッチしちゃって…
先に目が覚めたのは私の方だった。
〇「////」
身体のだるさが、朝の激しさを物語ってる…。
登坂さんはまだ全然起きる気配がないくらい、ぐっすり眠ってる。
きっと時差ボケも少しあるだろうし…このまま寝かせてあげたいな。
〇「……よい…しょ、///」
私はそーっと登坂さんの腕から抜け出して、バスルームに向かった。
〇「ひゃぁっ!///」
鏡を見て驚いたのは、自分の身体にまた無数の赤い花びらが散っていたから。
〇「////」
登坂さん…こんなにつけてくれたんだ…。
……すごい///
嬉しくて、胸がキュンと締め付けられた。
最近、登坂さんを愛しく思うと、その愛しい気持ちが強すぎて…胸が苦しくなるの。
〇「はぁ…、///」
あんなに抱いてもらって、なんだか流すのが勿体無いような自分の身体に、ゆっくりとシャワーをかけた。
今日は私も登坂さんもオフ。
二人で一緒に休みなんて、本当に嬉しい。
今日一日、何をして過ごそう。
何をしてもいいし、何もしなくてもいい。
登坂さんと二人でいられたら、それ以上何もいらない。
何も望まない。
〇「……っ///」
って、そんなこと考えてる自分にハッとする。
私、どれだけ登坂さんのこと…、、
〇「さっ、メイクしちゃお!///」
なんだか顔が熱くなって、私はそれを誤魔化すようにほっぺをペチペチと叩いた。
メイクを済ませたら、髪もちゃんと巻いて。
登坂さんがいない間、毎朝自分で頑張って巻いてたから前よりちょっと上手になったもんね。
〇「……よし!」
……お昼はどうしようかな。
登坂さんまだ寝てるかな…?
そーっと寝室のドアを開けて、ベッドに近付いてみた。
〇「……ふふ…っw」
登坂さんはうつ伏せになって寝てるから頭しか見えない。
……つむじ、可愛いな…w
臣「んん〜〜〜っ」
〇「わっ!///」
ちょこんと触ったら、登坂さんがダイナミックに寝返りを打って、びっくりした。
臣「んぅ…?」
〇「あ、えっと、もうすぐお昼ですよー///」
登坂さんは重たそうに瞼を上げて、ぼんやりと私を見た。
臣「…昼…?」
〇「はい。」
臣「……なんか…完成してる。」
〇「えっ?」
臣「顔。」
〇「あ、っ」
臣「髪も。」
〇「はい///」
一人で朝から張り切って準備したみたいでなんか恥ずかしい。
臣「今日オフなのになんでこんな可愛くしたの…?」
〇「えっ///」
か、可愛いって…言った!?///
〇「あ、あの…、一応一人ではないというか…、人がいますので///」
臣「人って俺…?」
〇「はい…。」
臣「俺がいるからちゃんと可愛くしたの?」
〇「////」
そんな要約されるともっと恥ずかしい。
臣「じゃあ後でまたエッチしような♡」
〇「なんでそうなるんですか!///」
臣「あはははw」
登坂さんはいたずらに笑って、また布団の中に隠れちゃった。
臣「まだ起きたくなーい…。俺今日はずっとゴロゴロしてる〜〜」
なんか…駄々っ子がいます…。
すごく可愛いんですが…///
臣「それともどっか行きたい…?」
あっ、隠れたと見せかけて布団の中から小さく覗いてた!
何これ!可愛い!
〇「えっと、私は…、、」
登坂さんと二人でいられるだけで幸せ。
他には何もいらない。
……なんて。
さっきの私の頭の中は、言葉にするとなんか重たい愛の告白みたいで恥ずかしすぎる。
〇「な、なんでもいいです…///」
……めちゃくちゃ無難な回答…。
臣「なんでも…?」
〇「はい…っ」
臣「じゃあ今日一日で何回SEXできるかギネスに挑戦!」
〇「はぁ!?///」
臣「なんでもいいって言ったのお前じゃんw」
〇「そんなとんでもない案が出てくるなんて思わないじゃないですか!///」
臣「とんでもないの?挑戦したくない?」
〇「そんな挑戦心は持ち合わせてません…///」
臣「ガッツのない奴だなぁ…。」
〇「////」
登坂さんはガッカリしたように起き上がって、私をおいでおいでと手招きした。
ぴとっ
臣「すぐ飛んできたな。」
〇「あれっ、今のおいでじゃないんですか?!///」
臣「いや、そうだけど。」
〇「////」
勘違いかと思った。恥ずかしい。
でも…少しくっついたら…もっとくっつきたくなる。
ぎゅぅぅぅ……っ
〇「登坂さん…あったかい…///」
臣「裸だしねw」
〇「////」
生肌の温度が伝わってきて、ドキドキする。
臣「いつまでくっついてんのw」
〇「……ダメ…?///」
登坂さんがおいでってしてくれたのに…
臣「別にいいけど///」
〇「……えへへ///」