倒錯の螺旋階段
第2章 2章 入れ替わる
いったん 彼から 手と身体をを離し
Tシャツを 脱ぎ放して 両手を背中に廻して
ブラも 外すと 私の上半身は 剥き出しになった
彼の 身体を こちら向きに 入れ替えさせ
口を覆って縛った 猿轡のスカーフを 外せば
ソファに 浅く座った 私の 乳房が
前に 跪いている 顔の前に 向きあい
彼の 唇が 私の乳首を 交互に 吸い付き
舌を 巧みに 使い始める
私は そのまま 彼に 胸を吸われながら
スカートを 外して 脱ぎ下ろし 白いパンティーだけの姿に
両足を 彼の腰に 巻きつけて
さらに 胸を 彼の顔に 押し付ける
後ろ手に 縛られたまま 顔面だけで
必死の 私への 官能に奉仕する 彼
形勢は 逆に なりそうだけど まだまだ
彼の口から 胸を離して ソファの背に凭れると
彼の頭を下げるように 誘う
お尻を 浮かせて 後ろでパンティーをずらし
彼は 前の布地を 咥えて 下がっていく
足先から 抜き取れば 私は 全裸に
脚を 開くと 再び 犬のように 這いつくばって
彼の唇が 今度は 私の 陰毛に 喰らい付いてくる
私は ソファに 背を倒して 腰から下を 突き出したままで
彼の 唇と 舌で 曝け出した 中心を 責められる
3